京都はタクシーが多い……と思っていたけど実はそうでもなかった

一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会のまとめによると、平成29年3月31日時点での都道府県別タクシー車両数は上記のようになっています(グラフは筆者作成)。


統計調査 | 統計調査 – 全タク連


台数として圧倒的なのはっやはり東京。法人タクシーだけ見ても全国の約6分の1のタクシーが東京に集中しています。人口比で見ても日本人の7人に1人ぐらいは東京にいるので当然と言えば当然です。ついで多いのが大阪、神奈川、福岡、それから意外なことに北海道。土地が広いのはわかるけれど、それで利用者が多いってことなのかな。愛知は意外に少なくてその次、それから兵庫、京都はその次ぐらいですね。全国で8番目。うーん、多くないですね。おかしいなあ、体感と違う。


京都市内にいるとタクシーってものすごく多く感じます。市内どこでも捕まえられるし、朝も夜も走ってるイメージ。もしかしてあれかな、京都府の場合タクシーのほとんどが京都市内(それも市街地)に集中しているということなんでしょうか。そういえば京都は人口そのものが京都市に集中していて、京都市の人口が150万弱に対して、次に多い宇治市が18万、その次が亀岡市で9万弱しかいません。京都府の人口は260万弱で実は北海道や福岡県の半分ぐらいしかいないんですね。

「政令指定都市別のタクシー車両数」なんてのがあると解りやすかったんでけど残念ながらない(「タクシー運転者登録制度」が都道府県別だからでしょう)ので想像の域を出ませんが、まあ多分そんな感じかな。もちろん正確に把握するためには人口だけではなく観光客も含めた流動人口を考えないといけないのかも知れませんが……


……誰か社会学の人あとやって。