※リニューアルあるあるです
少し前に サイトのリニューアルをしようかな という話を書きまして、ローカルでBootstrapでテンプレート作ったり、SSLに対応させたり してたんですが、その過程で重要度の低いサイトから順に、GitHubと連携させつつsvnからgitに移行としようとしていて衝撃が。サーバのOSが古すぎて最新版のOpenSSLが入らず、GitHubと連携できない。マジで。
使っているOSはCentOS5.6で確かに古い。今のサーバ（さくらのVPS）を契約した時点で既に大分枯れていたと思うんだけど、使い慣れてるからって言う理由で選択したんだよね。個人サイトの環境なんだからもっと冒険しておけば良かった。
ここでGitHubを諦めるという選択肢ももちろんあるんですけど、仮にサーバが止まっても収入がなくなるわけでも責任問題になるわけでもなし、じゃあもこの際サーバを引っ越しましょうかということに。なんでそうなる。
引っ越し先は一瞬考えたけど、やはり安心のさくらインターネットで。結局はVPSが一番安いよねと言うことで、さくらのVPSをもう一台契約して、移行完了後に現行サーバを解約する方向で。2週間の無料期間中には完了しなさそうなので、もしかしたらコストが重複する期間が出来てしまうかも知れないけど、まあしかたない。
VPS（仮想専用サーバー）｜さくらインターネット – 無料お試し実施中
新サーバのOSはこれも一瞬考えたけど、CentOSの最新バージョン「CentOS7」で。CentOSはメンテナンス期限が、最初のバージョンリリースから10年間と決まっているらしいので、約あと6年。まあそれくらいあれば十分かな。
さらにせっかく環境を大幅アップデートするならと言うことで、PHPも7に移行。必要性があるかと言われると微妙だけど、将来のことを考えて移行しておく。現在の最新バージョンは7.2.13。
PHPのバージョンを変えるならフレームワークも変えましょうね、ということで、Symfonyからの乗換を検討中。最初は仕事で使い慣れている fuelPHP に移行しようと思ったんですけど、最新バージョンの1.8.1はPHP7.0系までしか対応していませんでした。しかも開発もスゲー遅れてて、最新バージョン候補の2.0は4年ぐらい開発止まってるし、次バージョンの1.9もdevのまま何年も正式リリースされてない。不安だなあ。
次に検討したのはcakePHP。ちょっと前にめっちゃ流行ってた気がするけど、日本では今でも人気が高いらしいです。それでも良かったんですが……さらに検討した結果、世界的に人気が高いLaravelを入れてみることにしました。既に動いているシステムを（趣味のものとは言え）移行するのは至難の業だけど、まあなんとかなるでしょう。決め手はcakePHPのフロントエンドがjQueryなのに対し、LaravelはVue.js+Bootstrapだったこと。まあそんなの適当に選べば良いんだけど、より最新なのはLaravelかなあというおとで。
Laravel – ウェブ職人のためのPHPフレームワーク
バージョン管理はgit。既にGitHubにサービス毎にprivateリポジトリを作って移行準備を始めています。自宅での開発は今までずっとEclipseを使っていたんですけど、自分の開発規模に比べてちょっと大きすぎるので、Atomに移行することにしました。職場Macでも使ってるし良いかなと。
Atom
さらにさらに、この話を進めていてふと思ってしまったことがあり……「MovableTypeはそろそろいいかな。。」以前も何度か思ってWordPressへの移行を検討したんですけど、様々な要因があって上手く行かなかったんですね。当時はマルチサイト化するのがすごい面倒だったりとか。今はそういうことはなさそうだし、良いタイミングかも。
日本語 — WordPress
ついでにドメイン管理も……と思ったけど、今どきはどこも値段が高いし、さくらのドメインはさらに高いので止め。やりたいことはムームードメインで既に十分出来てるし。
まとめ
いつのまにかサービス全体まるごと変えることになってた……（驚愕）まあでもエンジニア職に戻ってしまったという感じではあるなあ。こういう機会に大風呂敷広げてたためないというのは、リニューアルあるあるですけど、既に動いていないシステムやサービスなどを切り捨てつつ、上手いこと短期間で移行して行けたら良いなと思ってます。ちなみに各検討ポイント毎にAWSの導入も考えはしたんですけど、やっぱり個人で導入するにはコストが高いね。ビジネスユースで考えると十分安いんだけど。ほんとはMySQLくらいRDSにしたいんだけどねえ。試算したら月額5,500円とかになったんでこれは無理かなと。
