POG 2010-11ドラフト結果と2009-10総括



今年もPOGの季節がやって参りました。

というわけで、今年も無事に終わりました。
掲示板使っておよそ30分で終了。昔はメッセンジャーでやり取りしてたんだけど、参加者全員普段メッセンジャーなんか使わなくて、毎年「待てパスワードが分からん」とか言ってるのが面倒になってここ最近はずっとこの形式。指名がウェーバー制だから混乱しないし発言が同期しないことがあるのを除けば特に問題なし。


ルール

  • 参加者は3人、指名頭数は1人25頭
  • 性別、産地、系統、厩舎などによる指名制限無し
  • 過去に指名した馬の血縁はドラフトと関係なく優先的に指名できる
  • 血縁馬の優先順は以下の通り。
    1. 母が過去の指名馬
    2. 過去の指名馬の弟妹馬
    3. 父が過去の指名馬
  • 指名順は前年の成績下位からのウェーバー制
  • ポイントは獲得賞金の合計
  • 予後不良、未出走手当あり
  • 期間は翌シーズン新馬戦開始まで


さすがに10年以上やって弟妹馬の把握が困難になってきたので、次回ドラフトからは「3年以内の弟妹馬に限る」の制限を追加予定。また今期のディープインパクトのはじけっぷり次第では、次回ドラフトでは指名数に制限が掛かる、かも。昔は「サンデーサイレンスは5頭まで」とか縛りがあったもんだよなー




POG 2010-11 指名馬

今年の指名馬は以下の通り。
(12位以降は弟妹枠のため順不同)


.pogTable {
border: solid 1px #600;
}
.pogTable th {
padding: 5px 10px;
background-color: #600;
color: #fff;
}
.pogTable td {
padding: 5px 10px;
border-right: solid 1px #600;
border-bottom: solid 1px #600;
}
.pogTable td.name {
font-weight: bold;
}
.pogTable td.sex {
text-align: center;
}


指名順馬名性別
1リベルタスディープインパクトカーリング(92)
2カーマインキングカメハメハスカーレットレディ(95)
3トラバントタイキシャトルウィッチズハット(92)
4ユメハナネオユニヴァースプリセージ(98)
5クードボルキングカメハメハビットオブファット(02)
6ジオノーシスワイルドラッシュエンジェルシード(01)
7ロジベアハートチーフベアハートナギサジョウ(00)
8ロジポケットジャングルポケットフランダース(02)
9ビヨンドザリーフキングカメハメハスカイクレイバー(99)
10カリンエコーオペラハウスカリン(03)
11コウエイニコニコマンハッタンカフェマイニングレディ(98)
12フィンデルムンドマヤノトップガンウシュアイア(00)
13未定ディープインパクトスカーレットブーケ(88)
14未定ハーツクライレッドキャット(95)
15未定ディープインパクトビワハイジ(93)
16モナムールフィーユタニノギムレットユーアンミー(95)
17未定アグネスタキオンソニンク(96)
18未定スペシャルウィークティエッチマンボ(97)
19ローザアルラヴィスディープインパクトロゼカラー(93)
20アヴェネンテファンタスティックライトロスマリヌス(97)
21未定ファルブラヴリボンアート(01)
22未定シンボリクリスエスチアズガディス(03)
23マチノアカリフジキセキヴァイオレットラブ(97)
24スクエアナンバーファルブラヴリアルナンバー(97)
25ダーズンローズフジキセキローザネイ(88)


今年の指名方針

基本的には前回と大きくは変わらず。

  • 実績のある血縁馬を重視する。基準は以下。
    • 前年2勝以上している馬の血縁
    • これまで期間内に重賞を勝っている馬の血縁
    • 前年も指名候補にリストアップしていた血縁(2年目以降。前年成績だけでは空胎の場合などに見落としてしまうので)
  • 近年実績を残している馬主と厩舎の関係を重視する。
  • 母馬で迷ったら若い方を選択。走っているのは8歳から15歳くらいまで(生年が1995年から2002年くらい)

ただし今回は前年の成績TOP3(ローズバド、オマイタ、ケイアイギャラリー)が揃って空胎であったため、前年1勝以上している馬の血縁と前々年実績があった馬の血縁をピックアップしました。


今年新たに加えた方針

今年は本を1冊も購入も立ち読みもせず、出来るだけ口コミや馬体写真も参考にしないで、出来るだけデータ重視で選びました。それに伴い新たに以下の方針を追加。

  • 近年実績を残している馬主を重視
  • 近年実績を残している生産牧場を重視
  • 近年実績を残している馬主と生産牧場の関係を重視
  • 前年の2歳リーディング(JRAデータファイル)の勝馬率、EIを重視

また、Number誌上コラム「SCORE CARD」で取り上げられていた大竹正博厩舎(開業2年目/美浦)が気になったので何頭か指名に加えました。調教時にGPS付きの心拍数記録機器を装着し、タイム管理や体調管理などを行っているということで非常に感銘を受けました。もちろん直感が悪いとは微塵も思わないし、機器に頼りすぎると目や耳が鈍るとさえ思うけれども、こういう新しい取り組みは応援したいなぁと思ったので。

2頭のつもりが手違いで3頭になってしまったけれども。


ちなみに指名馬管理はGoogle Documents Spreadsheetで

1年につきピックアップ用と指名予定用とで2枚のシートを用意して、ドラフトの流れに応じて参照できるように準備。以前はテキストファイルだったのだけど、それだと前年以前のデータを見返しにくいし、形式もぶれてしまって管理が難しかったので、2007-08シーズンのドラフトから現在の形式に。

所詮相馬眼も持たない素人がする、運任せの遊びにしか過ぎないはずなのに、やっぱり反省と試行錯誤がないと良い成績には結びつかないんですよね。不思議なモンです。

あああと、適当にやって負けたときに比べると、きっちりやって負けたときの方が納得いくし次への意欲も大きいってのもあります。「不思議の負け」ってのはやっぱりダメなんだろうな。単に負けが不思議だと感じると言うよりも、負けてそれを不思議だとしか感じない姿勢のことを野村元監督は言ってるんじゃないかとか。


さて、来年の今頃はどうなってるかなぁ?




2009-10総括

一応最後に前年の総括を。

血縁馬だったとはいえ、ローズキングダム(朝日フューチュリティ優勝、ダービー2着)を指名できたのは大きく、2勝以上した馬も3頭(ローズキングダム以外は非血縁)とその部分を見れば良かったけれども、その他の馬が伸び悩んだのが痛かったですね。TOPのK君が25頭中15頭勝ち上がっているのは見事というほかなく、3位のY君でさえ12頭勝ち上がっていることを考えると、勝ち上がり9頭は全体的に選択を誤ったと言えそう。未出走馬4頭、着外のみ8頭では苦戦も致し方ないですね。

あまり走らなかった血縁馬は、ドラフト時点で入厩が決まっていない馬が多く、やっぱり以前に比べて仕上がりが早く、必然的に動き出しも早くなっているのかも。その辺目安で血縁馬を絞り、残りを入厩済みの話題馬で補うのが良いんじゃないかなぁってドラフトが終わった直後にする総括じゃありませんが。
ちょっと今年は血縁馬取りすぎたかもなぁ…

なかなか難しい。