「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2024年8月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



24% → 21% → 25% → 25%

下がってないとなんか支持率回復しているように錯覚してしまいますが、恐らく国民の興味から外れてしまっただけだと思います。その証拠?というかなんというか、「支持する」は増えていませんが「支持しない」は減っています。正直どうでもいいんだと思います。終わり頃の総理大臣を支持するかどうかなんか、どうでも良いですよね。


レームダック
任期中だが政治的影響力を失った政治家のこと。「足の悪いアヒル」の意味の米国発祥の言葉で、他に「財政危機により援助を必要とする企業」「役に立たない人や組織」「債務履行不能者」の意味もある。マスコミなどでは特に、再選に失敗あるいは任期満了を控えており実権を持たないに等しい首相や大統領に対して言われる。

レームダック(れーむだっく)とは? 意味や使い方 – コトバンク


ところが我が国のアヒルこと岸田首相は、次期首相を決めるのと同義である自民党総裁選への出馬に意欲的とのことです。ここまで支持率下がって出馬できるその鉄の心臓がもうちょっと信じられませんが、でもそうらしいんだから仕方ないです。お盆明けにも発表するとかしないとか。聞きかじりなのでどの程度ほんとか知りませんけども。


9月の自民党総裁選は、岸田文雄首相(自民総裁)が再選を目指して出馬するか断念するか次第で、戦いの構図が大きく変わる。決断の時期は外遊から帰国する8月半ば以降とみられている。

「岸田首相(総裁)では選挙に勝てない」と党内の一部から〝撤退圧力〟を受ける首相だが、近しい議員らには再選への意欲を見せている。ただし、頼りにする政権幹部や側近にも不出馬論に回られれば、外堀が埋まっていく。

岸田首相の外堀は埋まるか 総裁選出馬か断念か、判断に影響を与える幹部2人の動向 – 産経ニュース


これで岸田さん再選!となったらますます自民党何やってんのって感じになりますし、しかし逆に自民党議員からすれば自分が出馬したとして「岸田さん再選!」となったときの自分へのダメージがデカすぎる(これだけ支持を失った岸田さんよりも支持されない)し、若手であればあるほど「今回は見送って次回に」ってなりそう。選挙は負けそうだし、相場は荒れてるし、火中の栗どころじゃないですしね。


まあなんか正直、この状況で出馬して再選されたらそれはそれでもうなんか面白いような気すらしてきました。何してくれるんでしょうね。岸田!覚醒!とかなって色んなことをビシバシ決めていくようになる……わけないよなあ。聞く耳はあるけど聞いたあとが長いのが岸田さんだからなあ。どうすんですかね。



政党支持率




自民党の支持率下落が底を打ったように見えますが、正直なんでそうなったかはよくわかりません。立憲民主党に鞍替えしてみたけど、東京都知事選での体たらくを見て出戻ったみたいなことなんでしょうか。


政党支持率(野党)




野党の支持率は相変わらず芳しくありません。立憲民主党は東京都知事選で失った支持を取り戻せていないし、日本維新の会も夏前からの下落傾向が続いたままです。年初に一瞬元気になったれいわ新選組も沈黙、参政党も結党以降はずっと下落傾向。共産党は安定していますが、10年ぐらいのスパンで見るとやはりゆるやかに下がっています。


自民党の問題を追及するのは野党の性なんでしょうけれど、政治不信を煽れば煽るほど自分にも跳ね返るというのは、果たして得策なのかどうか。もちろん得策かどうかで自民党を糾弾するかどうかを決めるわけではないのだし、ある程度仕方のないことかも知れませんけども、なんか戦術を間違えているような気がしてなりません。首相が呑気に外遊に出掛けられる程度の圧力しか掛けられていませんしね。


次の選挙までに立憲民主党が盛り返してくれると面白くなるんですが、盛り返せないような気もする……イデオロギーに固執しすぎみたいな言説をどこかで見掛けたような気がしますけど、そもそも旧民主党からイデオロギーを抽出したのが立憲民主党で、残りが国民民主党なので、イデオロギーに拘るのはアイデンティティみたいなもの。それを止めるのは無理でしょう、、、

そう思うんですが、しかしそれならなぜ共産党と手を組むのかと言う問題が解決出来ないわけでして、共産党とイデオロギーが一致してるわけでもなんでも無いのに、まあそういうとこでしょうねと思います。日和ったらあかんて。



以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。