株式会社TMGからの要請に基づき、一部記事を削除しました

デリートボタンを押しているイラスト
TMGの名前を再び見る日が来るとは思いませんでした






削除した記事はこちらです

元ネタは5ちゃんねる。TMGの公式リリースは出てないみたいなのでなんとも言えないけど、現場の配達員からは情報が上がってるっぽい。TMGに関しては今までもいろいろと不快な目に遭ってるし、正直「ざまあ」としか言いようがないけれど、働いていた人たちには罪はない。現場のドライバーの人たちには親切な人もいたし。無愛想無精髭黒帽で怖い人かと思いきや話すと良い人だった痩せた兄ちゃんとか。どうすんだろう。すぐに職が見つかることを祈ってます。

【今日のニュースから】TMGが資金着服でAmazonから契約解除され、下請け2,500人が路頭に迷う? – NOBODY:PLACE


株式会社TMGに関する情報が5ちゃんねる経由でTwitter(当時)に流れてきて、それがTogetterにまとめられ、それを読んだ僕がコタツ記事を書いたというのが上の記事です。

僕自身は違法性について特に言及していませんし、なんなら「さて、ちゃんとした続報は来るんでしょうか。どうなんでしょう。」と締めていて、「この情報は5ちゃんねる経由の情報なので鵜呑みにするのは危険ですよ」というニュアンスも出しているんですが、それを株式会社TMGの担当者に言わせるとこうなります(テンプレ)


株式会社TMGからの削除要請メール

前略

当社(株式会社T.M.G(大阪府茨木市目垣1丁目23-15)は、貴殿に対し、以下の通り、貴殿のサイト上の記事の削除を、お願い申し上げます。


【削除を求める記事】(以下「本件記事」といいます)

タイトル:【今日のニュースから】TMGが資金着服でAmazonから契約解除され、下請け2,500人が路頭に迷う?

URL:https://nplll.com/2020/10/tmg-must-die/


【削除を求める部分】

全部


【削除を求める理由】


本件記事には、前提において事実と異なる重大な記載があり、これにより当社および当社の協力業者・ドライバー等の風評被害、業務への支障が生じております。

即ち、貴サイトは、当社について、

・Amazonから配送ドライバー個々人へのコロナ慰労金(正式な名称は不明)を下請業者に渡さず、丸ごと独り占め。(もちろん、配送ドライバーには渡されない)

・荷物の仕分けなど内勤業務にかかる経費を、Amazonからはもらいながら、下請業者には渡さず、配送ドライバーに無償で仕分けをさせていた。

・配送ドライバー1日の金額を大幅に中抜きし、Amazonには中抜きの金額を過少報告していた。


といった事項を理由に、Amazonより契約を解除されたように記載されていますが、そのような事実はございません。その他、かかる虚偽の情報を前提とした、根拠が不明な記載が多数散見されます。

その結果、当社および当社の協力業者・ドライバー等は重大な風評被害を受けており、業務にも支障が生じております。

当社は、現在、顧問弁護士と共に、同様の虚偽情報を記載したサイトに対しては、発見次第、順次、削除の要請をしており、全て速やかな削除に応じて頂いております。

以上の次第により、貴殿に対しても、本件記事を、直ちに(遅くとも令和6年6月30日中に)、削除して頂きますよう(仮に、検討に日数を要する場合は、検討期間中、公開を一時停止する等の応急措置を)、宜しくお願い申し上げます。


なお、当社顧問弁護士によると、公の場において、真実と異なることを適示し(第三者の言動を引用する場合も含まれます)、他人の名誉や信用を棄損した場合は、刑法上の名誉棄損罪、信用棄損罪又は業務妨害罪が成立する場合や、民事上も損害賠償責任を負う場合があるとのことですので、改めて、情報の取扱いには十分にご注意頂ければ幸いです。宜しくお願い申し上げます。


株式会社T.M.G

担当者 川口優輝


このテンプレを関係する記事にそのまま送っているだろうことは、ここに書かれていることを僕が全く書いていないことからもわかるんですが、かといって掲載にこだわるような価値の高い記事でもありません。当ブログの記事によって「当社および当社の協力業者・ドライバー等」が「重大な風評被害を受けており、業務にも支障が生じ」たということはあり得ないと思いますが、元記事によってそのような影響があったかもしれないことは想像が付きますので、削除に応じることにしました。


これ以上何か言われても面倒くさいですし。



削除要請メールを読んで感じたことは

ざっくり箇条書きするとこんな感じ。


  • 公開していないメールアドレスに届いているので、もしかすると情報開示請求した上で送っているのかも
  • と思ったけどこれはAWS Route53に登録されているドメインに関する情報を元に送信しているのが、AWSに登録したメールアドレスに転送されてきているということのようです。そういう仕組みなのね
  • このようなメールを金曜の深夜に粛々と送る仕事をしているかと思うと、担当者の方の心身の健康が心配です。まあ、弁護士もしくはそれに類する代理人の仕事かも知れませんけども
  • こんな影響力の小さい零細サイトの記事紹介記事にも削除要請するとかお前ら必死だな大変ですね


まあAmazonが独自の配送網を整備したことで京都で株式会社TMGさんを見掛けることもなくなりましたし、僕個人としてはもう2度と関わり合いになることはないと思いますので、何がどうあろうと良いんですけれども。



ただあと1つだけいっておきたいことがあるとするなら

僕が株式会社TMGさんとご縁があった2018年から2020年ぐらいに掛けてに置いて、「当社および当社の協力業者・ドライバー等」が「評価するに値しない」著しく低い仕事をされていたことは事実なのですよね。いや厳密には「ドライバー等」についてはどの方もすごく良い人ばかりでしたけど、「当社」に関してはそのシステムから問い合わせを受ける人間から何から何まで「評価するに値しない」ものでした。


【続報】定期おトク便のステータスが更新され、配送業者は「デリバリープロバイダ」となりました。


【続報2】案の定不在通知が入っていて問い合わせたら驚きの対応


【その後】Amazonと「株式会社T.M.G」との間で問題が共有され注文はキャンセルされたにもかかわらず、繰り返し配達される



これらに関して株式会社TMGさんからは一切の謝罪はありませんでしたし、トラブルを解決してくれたのは結局株式会社TMGさんではなくAmazonであり現場のドライバーさんでした。自社の「風評被害」に対して削除要請を行うことで適正化を目指すという考え方は至極真っ当なものではあるのですけれど、僕のように、それによって過去の被害を思い起こして逆に評価が下がることになるのではないかなと心配しております。


いや、株式会社TMGさんのことですから、2024年の今は業務システムは刷新され、理由なく荷物が紛失したり理由なくドライバーにない仕事を振り続けたりすることなく、問い合わせに対しても速やかに適切な対応が出来るようになっていることでしょう。関わり合いになるつもりはありませんからそれが正しいかどうかは確かめようがありませんが、恐らくそうでしょう。皆さんよかったですね。

貴社のますますのご発展をお祈りしております。



最後になりましたが

使えないシステムやキツい指令、それに基づく不都合に苛つく我々のクレーム、それらに耐えて頑張って配達してくれていた、株式会社TMGさんの「協力業者・ドライバー等」の皆さんが、現在は心身ともに健やかで気持ちの良い仕事が出来ておりますこと、心からお祈り申し上げます。皆さま始め荷物を届けてくださる業者の皆さまには、日々深く感謝の念を持って過ごしております。


本当に、本当にありがとうございます。お疲れさまです。