「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2024年5月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



23% → 26% → 25% → 25% → 23% → 24%

自身に不祥事があったわけではないけどなんとなく支持されないという種類の内閣総理大臣としては、「25%前後」というのが支持率の最低ラインなのかも知れません。よほどの悪人じゃない限りは4人に1人ぐらいは「まあ良いんじゃね」っていってくれるっていう。だからなんだよという話ではあるんですけど。


先月の補欠選挙でも予定通り自民党完敗で、このまま解散総選挙やれば下野まであるよねという状況であり、どれだけ支持率低くてもそれは出来ないんじゃないですかね大将と思うんですけど、有識者の皆さんのお話を見てるとちらちら「6月総選挙」的な話が見えててマジっすかという感じです。下野したあとも自民党総裁に残って河野洋平さんみたいになるつもりですかね、岸田さん。


仮に今自民党が下野ということになったとして、野党の中に過半数取れそうな政党はないので必然的に連立政権ということになるわけですけど、でも組み合わせを考えると……うーん。立憲民主党が第一野党(もしくは与党)であるのは間違いないとして、日本維新の会は連携しないだろうし、国民民主党とはいまだに仲悪そうだし、共産党も独自路線だろうし、仲良くしてくれそうなのは社民党とれいわ新選組ぐらいか、、地獄じゃねえか、っていうかそれ以前にそれで連立政権は数的な意味で無理ですよねー

となると、何とか3割ぐらいに踏みとどまった自民党と、公明党、日本維新の会あたりで連立政権っていう方がまだ現実味がありますか。総理大臣を誰にするのかはわかりませんけど、誰もやりたがらなさそうな感じを踏まえると、ワンチャン、保守連立で岸田さん続投もある?とすると選挙に負けて勝負に勝った感があるわけですが、、、そこまでの博打を打つつもりなのかどうか。いやあ、久々に楽しいですね。中の人たちは大変でしょうけども。



政党支持率




良いところが全く見えない自民党はさすがにじりじりと支持率を下げています。ただまあ安倍さん以前(旧民主党時代)はもっと支持率低かったわけなので、そう考えるとまだ余力はあるのかも。解散総選挙はまちがいなく完敗でしょうが、選挙に負けたからと言って支持されていないとは限らなくて、懲罰的な政権交代からの「もうええやろ」的な政権再交代もあるわけでして、そういうベースのところの支持みたいなのは揺るいでないのかなって感じがします。


政党支持率の調査って、「自民党か自民党じゃないか」と「野党のどれか」という2種類の調査結果が混じってる感じがするんですよねー


政党支持率(野党)




野党だけに絞ってみますと、立憲民主党は受け皿としてこのところ安定して支持されています。完全勝利のためには10%以上の支持が欲しい所ですがさすがにそこまでは無理か。

その他の左派政党を見て見ると、共産党が3.0%、国民民主党が1.1%、れいわ新選組が1.2%、社民党が0.7%で、合計で12.6%。自民党の半分にもなりません。もちろん選挙だってなれば、今「支持政党なし」と答えている人たちがどこかの野党を支持するようになっていくでしょうし、この割合は大きく変わるんでしょうけど、それはそれとして野党はどこも人気ねえなあ。なんでなんですかね?


一時期下げていた日本維新の会はちょっと盛り返し気味。まあなんかいろいろとゴタゴタしていて、松井さんは偉大だったんだなあという感じ。大阪万博が無事終わるまではなかなか支持も伸ばせないでしょうねー。ま、全国的にはそれほど万博に興味はないのかも知れませんが。てか、そもそも皆さんあんまり大阪に興味ないですもんね。



さーて、選挙はいつになるのかなー



以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。