新料金体系
(新着情報 – パブリック IPv4 アドレスの利用に対する新しい料金体系を発表 / Amazon VPC IP Address Manager が Public IP Insights の提供を開始 | Amazon Web Services ブログ)
つまりどういうことよ?
今まではAWSのサービスから使用する場合には無料で使えたんですよね。起動中のEC2とかね。でも2024/2/1からは利用方法にかかわらず有料になります。なので固定IPアドレスが必要ないサービス(都度替わるエンドポイントで接続すれば良いインスタンスとか)の場合はこまめに削除していった方が良さそう。実際どれぐらい掛かるようになるかというと、1時間あたり$0.005ということなので、
24時間 * 30日 * $0.005 = $3.6
となって1ヶ月あたりだいたい税込600円ぐらい。複数のIPアドレスを使用している会社などではちりも積もればで結構なコスト増になりそうです。EC2に関しては1年間は無料で使えるよう移行期間が設けられるようなので、その間に見直せるなら見直した方が良さそうですね。
Amazon EC2 の無料利用枠として、2024 年 2 月 1 日より、最初の 12 ヶ月間、月間 750 時間のパブリック IPv4 アドレスを利用いただける予定です。
新着情報 – パブリック IPv4 アドレスの利用に対する新しい料金体系を発表 / Amazon VPC IP Address Manager が Public IP Insights の提供を開始 | Amazon Web Services ブログ
世知辛い世の中ッスね。
ちなみに僕の場合
個人的に使用しているElasticIPは1つだけなので今のところ特に何かする予定はありません。ドメインとの紐付けをElasticIPを使わずにやる方法というのもあるみたいですけど(EC2インスタンス起動時にIPアドレスを確認してRoute53を書き換えるらしい)、それもちょっと大変だしなあ。もし興味がある方は以下の記事などを参考にどうぞ。
EC2 が起動するごとに、Route 53 との紐付けが自動的に行われれば、Elastic IPの確保は不要となり、ドメイン名でEC2の操作が可能となります。 今回は、Elastic IP を利用せずに、Amazon EC2 とRoute 53 のドメイン名を紐付けしてみました。その作業メモを残しておきます。
kiminonahaseichi.link/memo/2017/08/elastic-ip-amazon-ec2-route-53.html
AWSからのお知らせメール
いつもお世話になっております。
お使いの AWS アカウントが、過去 30 日間に少なくとも 1 つのパブリック IPv4 アドレスを使用しているお客様に本通知をお送りしております。
2023 年 7 月 28 日、AWS はパブリック IPv4 アドレスに対する新しい料金体系を、2024 年 2 月 1 日から導入することを発表しました。[1]
使用状況の詳細については、AWS コストと使用状況レポートをご覧ください。パブリック IPv4 アドレスの使用を監視、分析、監査するには、Public IP Insights [2] をご覧ください。
パブリック IPv4 アドレスの使用を最適化する方法については、ブログ「Identify and Optimize Public IPv4 Address Usage on AWS」[3] もご覧ください。
パブリック IPv4 アドレスの料金の詳細については、VPC 料金ページ [4] をご覧ください。
ご質問やご不明な点がある場合は、AWS サポート [5] にお問い合わせください。