パスキーって何？
簡単に言えば、指紋認証や顔認証といった生体認証をブラウザなどでのパスワード入力の代わりに使いましょうということのようです。こちらの記事が詳しいです。Apple、Google、Microsoftという3大OSベンダーが揃ってサポートを表明している「パスキー（Passkeys）」。パスキーを使うことで、パスワードが不要になり、フィッシングや成りすまし、流出などのセキュリティ問題が一気に解決するほか、パスワードをメモしたり覚えたりする必要がなくなる。果たして、パスキーによってパスワード不要の世界はやってくるのだろうか。
「パスキー」って一体何だ？ パスワード不要の世界がやってくる（1/4 ページ） – ITmedia NEWS
（中略）
このように、「生体認証をすればそのままログインが完了する」のがパスキーの世界だ。そこには、IDとして使われるメールアドレスと、生体認証を行う自分のデバイスがあれば、パスワードを覚えておく必要はない。基本的にはSMSで飛んでくる2要素認証も不要だ。
パスキーが一般的になると、ユーザー登録時にパスワードを設定する必要もなく、一度登録したらパスワードを覚える必要もない。ただ生体認証をするだけでログインできる世界がやってくる。
生体認証の便利さはスマホで十分わかっていて、僕もログインや決済承認など色んな場面で活用しています。一方でPCで何か操作するときには全てがパスワードとMFA（多要素認証）で行われています。パスワードは管理が必要ですし、MFAはスマホアプリを立ち上げる必要があり割と面倒。
これが全部生体認証で統一出来るならシームレスなセキュリティにかなり近付くんですが、問題は生体認証の仕組みが整っていない端末が多いってことかな……とりあえず今使っているデスクトップPCになんらかの機器を接続する必要があります。
意外たくさんある指紋認証用ツール
そんなのあるのかなと思って調べてみたら、USB接続して指紋認証を行うツールってもうとっくに一般的なものになっていたんですね。知りませんでした。PCのセキュリティを万全にしたい人におすすめな、USB指紋認証リーダー。センサー部分にタッチするだけで個人を認識できる、便利なアイテムです。しかし、いざ購入するよなると、サンワサプライをはじめとした多くのメーカーから販売されており、性能や価格もさまざま。どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
【2023年】USB指紋認証リーダーのおすすめ人気ランキング19選 | mybest
そこで今回は、USB指紋認証リーダーの選び方とともに、おすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。指紋認証を活用してパソコンやWebサイトへスムーズにログインし、作業効率を向上させましょう！
第1位に押されていたのはこちらの商品。
ノートPCを念頭に設計されたものでUSBに直差しして使うようです。メーカーはサンワサプライで信頼出来るものの、結構お値段張りますね……そして僕の場合デスクトップPCなので延長コード使用は必須。10cmの延長コードが付属するらしいですがそれではちょっと足りないかなー。
有線だとこんなのもありました。
これなら十分かなと思いつつ、やっぱり10,000円超えは高いよね……一部の職種でのみ必要とされているみたいな立ち位置だからかしら。ICカードリーダーみたいに、需要が高まるとそれに合わせて供給量が増えて値段が下がるということはあるので、それに期待したいですね。
ちなみに：Windowsでも「指紋認証でログイン」できるらしいです
Windows10以降には「Windows Hello」という機能が搭載されていて、指紋認証ツールを繋いで設定を行うと、Windowsでも指紋認証でログイン出来るようになるそうです。知りませんでした。指紋認証でサインインできるWindows Hello（指紋認証）を設定する方法をご案内します。
Windows 10（Windows Hello 指紋認証 を設定する） | Windows入門ガイド | パナソニック パソコンサポート
Windows Helloの指紋認証機能に対応しているパソコンで、サインインパスワードを入力せずにサインインをすることができます。
調べてみたら確かにありました。顔認証と指紋認証。え、顔認証も？どうやら「顔認証に対応したWebカメラ」というものがあり、それを使えば顔認証でログインというのも出来るそうです。Webカメラだから画質を欲張らなければそんなに高くならないし指紋と違って指の状態で認証されづらいということもなさそう。これとか。
あー良いですね。
今はログイン出来るだけだけど、パスキーを介してこれとパスワードマネージャが紐付いてWebサイトにログイン出来る世界が来るのか。それは便利そうだなあ、、機会があったら試してみたいですね。
