澤村拓一がキャラクターを確立していることがとても嬉しい元ジャイアンツファン

【リアル金剛力士像】澤村拓一『腕組み・仁王立ち “3年ぶりセーブ”』
いやあ、格好いいですよね。千葉ロッテマリーンズの澤村選手






仁王立ちで外野フライを見つめる澤村選手がこちらです



佐々木朗が7回1安打無失点と好投。8回を益田がつなぎ、2-0の9回に澤村がマウンドに上がった。先頭の太田から空振り三振を奪うと、茶野を左飛、ゴンザレスを中飛に打ち取った。最後の打球が上がった瞬間、中堅方向を振り返った澤村は、そのまま真顔で眉間にしわを寄せながら仁王立ちして腕組み。藤原がウイニングボールをつかむと、激しくガッツポーズして吠えた。

真顔で仁王立ちが「カッコよすぎる」 筋肉むき出し”衝撃パフォ”が「絵になる」 | Full-Count



迷走していた読売ジャイアンツ時代

澤村選手は2010年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団しました。ジャイアンツの試合を見て育った自分にとっては、ファンではなくなったあともジャイアンツは応援の対象であって、そこで活躍する澤村選手にも注目していたんですけど、なんですかね……最初の数年こそ活躍したものの徐々に合わなくなっていった印象が強いです。実力はあるのに発揮出来ない的な。誰かが悪いというか、環境に合っていない感じがありました(治療に失敗して怪我するなど運も悪かったですよね)。


そんな中での千葉ロッテマリーンズへのトレードとそこでの活躍、さらにはメジャー挑戦。

特にメジャーでの「キャラ変」はいやもうほんとにすごかったですね。読売ジャイアンツ時代には求められていたせいかあんなにスマートな印象だったのに、レッドソックス時代には髪は伸ばすわ髭は伸ばすわ、トレーニングでムキムキになるわ、面影が全くなくなりました。筋トレ1つ取ってもジャイアンツでそれやったら「筋肉付けすぎ」「重くし過ぎて動けないだろ」などなど、OBやファンから保守的な批判が山のようにやってくるだろうと思うんですけど、メジャーで実績を残してきちんと評価されているのを見て本当に嬉しかったです。澤村選手がやりたかったのはこれだったんだなーと。


読売ジャイアンツ時代とレッドソックス時代の比較







千葉ロッテマリーンズへの凱旋

澤村選手は去年の夏頃、レッドソックスを戦力外になりました。

戦力外になった2022年も安定して投げていましたし(49試合で50回1/3を投げて防御率3.73)、スペシャルではなかったかも知れないけれど実力が評価されていなかったわけでもなく、クビというよりはチーム事情によるもの(他に優先させたい投手がいたとか)という印象です。


レッドソックスは29日(日本時間30日)、澤村拓一投手をメジャー出場前提となる40人枠から外す手続きをとった。事実上の“戦力外”で、今後はウエーバーにかけられての他球団移籍。仮にオファーがなければ自由契約(FA)、マイナー降格などが選択肢となる。

(中略)

8月31日(日本時間1日)の米東部時間11時59分までに40人枠に入っていれば、プレーオフに出場できる。今季は1度も負傷者リストに入らず、回またぎや連投をこなせるタフな救援投手は、どの球団にとっても魅力的。プレーオフ進出を目指すチームがウエーバーにかけられた右腕を獲得する可能性はありそうだ。

澤村拓一が事実上の”戦力外”に Rソックス正式発表、強豪球団移籍の可能性も | Full-Count


便利使いできるピッチャーだけに他球団に移籍してまだまだメジャーで活躍するのかな(長谷川滋利さんとか上原浩治さんみたいになれればいよね)と思っていたら、まさかの千葉ロッテマリーンズ帰還。そうね、「帰る場所」は読売ジャイアンツよりも千葉ロッテマリーンズでしょうね。セ・リーグよりパ・リーグでしょう。帰ってきたときの会見も格好良かったです。








レッドソックス時代に比べれば髪を綺麗にまとめるなどちょっと小綺麗にはなっていますが、、いやあしかしもうこれホントに侍じゃん。侍JAPANより侍だわ。切られそうだもん。



今後も応援します

今シーズンは勝っている場面で登場して逆転を許す試合もあったものの(4/8 楽天戦)、それ以外は安定した活躍をしています。序盤の起用方法を見て今シーズンはストッパーが益田選手で澤村選手は勝ち場面でのセットアッパーかなと思ってたんですけど、一昨日の試合(4/14 オリックス戦)では益田選手がセットアッパーで澤村選手がストッパーだったので、今後はストッパーとしての起用になるのかも知れません。まあそのあたりは監督が吉井さんなので上手くコミュニケーションとってやってくれるでしょう。


スマートな読売ジャイアンツ時代より今の澤村選手の方が好きだなー。今シーズンの活躍を期待しています。頑張れ、澤村!