こんなやつです
KOSHINさんの加圧式灯油ポンプ「ポリオート PK-21」です。電池式に比べるとサイズがでかくて取り回ししづらそうな印象がありますが、ポリタンクに固定するタイプなので使い始めてみると案外気になりません。
使い方
使い方は手順があって慣れるまで「え?え?」ってなりますけど、解ってしまえば簡単。要はポリタンクの中に空気を入れて加圧して、その圧力で灯油を押し出すって感じです。だから入れ始めは空気を入れ、入れ終わったら空気を抜く。それだけ。
- エア抜きキャップがしっかり閉まっていることを確認します
- ノズルレバーを灯油タンクに差し込みます
- 加圧キャップを10~15回押します
- ノズルレバーを握ると灯油が出るので、加圧キャップを毎秒1回程度押しながら灯油を入れます
- 灯油が十分入ったらノズルレバーを離して灯油を止めます
- エア抜きキャップを開けてポリタンクの空気を抜きます
- ノズルレバーを上に向けてノズルレバーを握るとホースに残った灯油がポリタンクに戻ります
加圧だけで十分な量の灯油が出ますし、慣れたら3分ぐらいでサクッと終わります。
残念ながら電池式の神機能「いっぱいまで入ったら自動的に止まる」はありませんが、まあでもメモリを見ていれば良いだけの話ですからね。問題ありません。
懸念事項として
- ポリタンクの最後まで使い切れるの?
- 量が減ってきたら入れなければならない空気が増えていくんじゃないの?
と思っていましたけど、一冬使った感じではそれほど気にならない感じです。もしかすると最後の最後、そこから1センチとかで苦労するかも知れませんが、今のところ大丈夫。加圧が大変になるということもなさそうです。
ぜひ、お試しください
灯油ポンプの電池を抜いたぐらいでエコになるとは思いませんけど、「電池がないの?」「それとも壊れたの?」「灯油空なんだけどどうしよう」という毎年感じる焦りからは解放されるかなあという感じ。いわゆる「機械」ですし壊れることがないですからね。電池式はなんだかんだで壊れるんだよなあ。よろしかったらお試しください。
とはいえ、電池式も便利なんですけどね
先ほども書きましたけど、「いっぱいまで入ったら自動的に止まる」って機能、初めて知ったときは衝撃的でした。なんて便利なんだと。寒いベランダでセットしていっぱいになるまで室内に戻るなんてことも出来ちゃうわけです(僕は不安なのでやりませんけど)。加圧式の加圧が面倒くさいという気持ちもわかりますし、電池式もあれば万全かもしれませんね。でも電池式って2年に1回ぐらい壊れるんだよなあ。なんでなんですかね?僕だけ?電気系統が弱いのかなあ。