今時点で雌花が全部で15個ぐらい
これまで「夏至を過ぎると雌花が出てこなくなって実を結ばなくなるから早めに栽培した方がいい」と思っていたんですけど、栽培方法を紹介しているサイトをもう一回見直してみたら全然真逆のことが書いてありました。あれ。雌花がつかない
ゴーヤ(ニガウリ)の栽培方法・育て方のコツ | やまむファーム
生育初期は雄花が多く咲いて雌花は少ないですが、雌花は短日条件でつく性質があるため心配いりません。
6月下旬の夏至を境に短日になりますが、実際は8月頃から盛んにつくようになります。
また、雌花は子づるに多くつくので、親づるを本葉6〜7枚で摘心して子づるを伸ばすとより多く収穫できます。
勘違いしてた!
最初はどうしても雄花が多いけれど、日が短くなってくるにつれて雌花が増えてくるんですね。なるほどそうだったのか。それならどんどん雌花が出てきている現在の状況も理解出来ます。なんでかなーと思ってたんですけど。涼しくなってきて実がきちんと成長してくれるかどうかはわかりませんけど、まだ諦めるには早かったです。なんとか数本は収穫出来て欲しい。
雌花の法則がよくわからない
基本的には同じつるに雄花と雌花と両方ついて比率は4対1ぐらい。なんですけど、よーく見るとなぜか雌花ばかりつけるつるもあったりして法則がよくわかりません。子づるが生えてきた時点でなんらかの法則で「ここは雌花をたくさんつけよう」とか決まるのかな。つるが伸びて新しい節が生まれた段階で雌花か雄花かは既に決まっているので、どこかにその分岐点があるんだろうとは思うんですけど……謎。つるや葉の整理を積極的に
そんなわけで種蒔き時期が遅くなってしまったことを気にしていたゴーヤーですが、なんとか実ができそうな気配になってきました。虫が少なくて受粉出来そうにないところは人力でカバー。去年は肥料のやり過ぎなのか、葉やつるが過繁茂になって身に余り栄養が行かず大きくなってくれなかったので、今年は積極的に葉やつるを整理するようにしています。ネットからはみ出して広がっているつるや雌花を点けずに伸びているつる、地面に近い方で伸びてきている子づる、葉は剪定して除去。あんまり剪定しすぎてショックを与えても困るのでそこはバランスを取りつつですが、雌花を点けているつるを誘引する余地があるようにある程度隙間を作るようにしています。
まあこれだけ剪定しても2日ぐらいすると葉とつるで覆われてしまうんですけどね……元気なことは良いことです。ただまあその元気をもうちょっと実の方に振り分けていただけると……
今年も採種出来たら良いな
というわけでなんとか軌道に乗りつつある今年のゴーヤーですが、何が嬉しいってこれ、去年採種した種から育てたんですよね。去年はホームセンターで買ってきた苗から育てたので採種した種から育てた今年のものは言わば種苗メーカーが作った品種の劣化版になるんでしょうし、2つの品種を混植していたので場合によっては交雑種でもあるかもしれないんですが、いずれにしても種を蒔いて出た苗を育てて実を収穫出来るところまで行くと、それはもうロマン。今いるカレーリーフもそうなんですけど、そうやって育てると愛着わくんですよね。そりゃあ成功率を考えれば種や苗を買ってきてやる方が上手くいきやすいし、僕だってほとんどの場合そうして家庭菜園をやってるんですけど、たまにはこういうこともあって良いかなと。今年も1本ぐらいは収穫せずに残して種を採種出来たら良いなと思っています。そして来年に繋げる。それもまた醍醐味ですよね。ええ。