奥さんの誕生日から3ヶ月半、ようやく「西陣 江戸川」の鰻が食べられました

毎年、お互いの誕生日に鰻をご馳走することにしているんですが、今年は新型コロナウイルスの影響があってなかなか食べに行けず。というのも毎年行っている「西陣 江戸川」さんが緊急事態宣言の間、休業されていたのです。ご主人も奥さんもご高齢だし、店を開けないと暮らしていけないというわけでもなさそうだから(通常でもお昼だけの営業で仕入れ量もすごく少ない)仕方ないよねと納得はしてるんですけど、それはそれとして鰻は食べたい。


選択肢として「西陣 江戸川」ではない店舗で鰻を食べるという案もなくはなく、もちろん美味しい鰻を食べさせてくれる店は京都にもたくさんあるんだろうとは思うんですけど、しかしそれでも僕たちはそこに「西陣 江戸川」がある限り「西陣 江戸川」の鰻が食べたい。近い将来閉店してしまうであろうその日まで、年に何回かの鰻を「西陣 江戸川」で食べたいわけです。

京都に鰻屋は数多あれど、蒸し具合、焼き具合、タレの味、ご飯の炊き具合、自家製ぬか漬けとどれもが自分たち好みという店はなかなか無いし、加えてご主人の「安否確認」も出来る(昔「とんかつおくだ」に通ってたときも「安否確認」兼ねてたなあ、そういえば)。







というわけで、緊急事態宣言が明けて余裕持って予約出来る日程をなんとか調整して(仕入れ量が少ないので予約必須です)食べに行けたのが誕生日から3ヶ月半も過ぎちゃった10月下旬でした。まだお店やっててホントに良かった。正直言って年2回じゃなく毎月行ってもいいぐらいなんですけど、みなさんご存知の通り依然として鰻は高いですしね。。いずれ資源保全のために食べられなくなってしまう鰻かも知れませんが(今でもスーパーやコンビニの安売りは止めさせた方が良いんじゃないかと僕は思ってる)、過剰にならない範囲で楽しんで行ければと思います。


次は来年1月。

何もなく平和な世の中だといいなあ。