【家庭菜園】ゴーヤー家庭菜園その後のその後

先日書いた記事「【家庭菜園】ゴーヤー家庭菜園その後」にて今夏のゴーヤーの栽培について総括したんですが、その後、ゴーヤーに動きがあったので「その後のその後」を書くことになりました。何が起きたかって残暑と言うには暑すぎる10月上旬のせいかつるがぐんぐん伸びて来たのです。しかも驚くべきことに大量の雄花だけでなく雌花まで出てくる始末。なんだこれ!






雌花が出るのは夏至までじゃなかったのかよ

科学的な理屈は全然わかりませんが、なんらかの理由でゴーヤーが「お、雌花出して見つけても良い季節になったんじゃね?」と思ったようです。いやもうほんと意味がわからないんですけど、ポッと1つ出てきちゃったとかそういうレベルじゃありません。アバシもレイシもどっちも雄花と雌花を5:1ぐらいの比率でどんどん出し始めました。










虫がいないので受粉はしない

夏と違うのはベランダに虫が全然いないこと。夏であれば蜂やアブが雄花から雌花へ花粉を運んでくれていましたけど、秋のベランダにはそんな虫はいません。このままでは雌花は受粉しないまましぼんで実(候補)も枯れていくだけなので雄花を摘んでそれを雌花に押しつけて人工授粉。ぶっちゃけそれで上手く行くなんて思っていなくてダメ元でやってみた程度のことだったのですが……これがなんと大正解で、秋の寒さの中、いくつかの実が順調に大きくなってきました。マジで。ゴーヤー強すぎやろ。










難しい点があるとすれば、雌花が開いている時間て数時間しかないんですよね。朝咲いた花は午後にはもうしぼんでしまっている。なので、毎日注意深く見てやって「明日咲きそうだ」ってぐらいまでつぼみが大きくなっていたら翌日花が開いているかチェックし確実に受粉させてやる必要があります。それがまあ難しくて、実際には咲いた雌花の半分も受粉してやれませんでしたけど、それでも平年以上に寒くなった10月下旬の寒空の下、徐々に大きくなって言ってるって言うんだからほんとすごい。もう枯れても仕方ないと思ってたのに。



さすがに大きくするのは無理でしょうが

寒さの影響もあるし日照時間の問題もあるから、さすがに大きくなるのは無理でしょうし、例によってそれまでに黄色くなってしまうだろうとは思うんですけど、それでもサラダの具にはなるし何より楽しい。もうすっかり諦めてたのにまさかアンコールがあるとは思いませんでした。それも「ダブル・アンコール」といって良いようなアレで、植物の強さを感じました。すんげえな。


来年もぜひ、ゴーヤーを育てたいと思っています。それまでにいろいろとスキルアップしなくちゃ!