【家庭菜園】コーヒーかすで堆肥作り

ほぼ毎日でるコーヒーかす。ゴミといえばゴミなんですけど、なんとなくもったいないなあと思っていたんですよね。掃除に使ってもいるけれど、限界がある。なんかないか?と探した結果、どうやらコーヒーかすを堆肥に出来ることがわかりました。なるほど?



コーヒーかすが肥料の材料として適している理由は、コーヒー豆の形状にあります。コーヒー豆は、一つ一つに多くの気孔がある多孔質で、水分や匂いを吸収するのです。

そのため植物の成長を助けるよりも、土壌を整えるための肥料として適しています。肥料を作る時にコーヒーかすと他の材料を混ぜ合わせると、他の材料が持つ水分や悪臭物質をコーヒーかすが吸収し、全体のバランスを良い状態に保つそうです。

コーヒーのかすは肥料に再利用できる?ポイントはそのまま撒かずに〇〇すること



コーヒーかすで堆肥を作るときのポイントは以下の3つ。


  1. コーヒーかすをあらかじめ乾燥させておく(電子レンジ or 天日干し)
  2. 腐葉土と混ぜる
  3. 毎日かき混ぜて発酵させる


一番重要なのは乾燥。乾燥不十分なまま腐葉土と混ぜるとカビるらしいです。天日干しで十分ですが、塗れたまま天日干しすると乾くまでの間にカビが発生することもあるので、大まかにでも電子レンジで乾燥させておいた方がいいかも知れません。



やってみた

使ったのは、コーヒーかす2回分です。1回分が大体コーヒー3杯分なので、コーヒー6杯分かな。それを平皿に広げて電子レンジで乾燥させました。800W 30秒 → かき混ぜるを10回ほど繰り返したところ、発生する蒸気が減り目に見えて乾燥してきました。







コーヒーかすが準備出来たら次は発行させるための容器をダンボールで用意します。まあ別にどんな容器でも良いとは思うんですけど、主に通気性のためでしょうか。土を再生するために発行させるときは黒いポリ袋に入れて日なたにおくということもするので、それでも良いかも知れません。今回は手引きに従ってダンボールで容器を作りました。

ダンボール容器の中に厳重に新聞紙を敷いて、腐葉土を半分ぐらい入れます。







その中に準備したコーヒーかすをイン。ちょっと腐葉土が多すぎたかも知れませんね。後日、コーヒーかすを足していきましょう。このあたりはぬか床と同じで一気に足すと良くないと思うので、乾燥させたコーヒーかすを少しずつ。







で、よく混ぜまて、雨や虫を避けるために上にも新聞紙をかぶせて完了。







床に直置きするより、何か台を用意して通気性を確保した方が良いようなので、適当なものを下に置いています(現在はとりあえず篩いを置いてます)。この状態でだいたい1週間ぐらいかなあ。毎日混ぜましょうということなので、これから毎日混ぜつつ経過を見守りたいと思います。