以前はといえば、コンビニのウィンドウには全面的に雑誌の広告が掲載されていました。かつては休憩時間などにコンビニで珈琲やおにぎりを買って、普段だったら全く興味がない女性誌の広告を見て、「着回しとかよくわからん単語作のほんと好きだな」とか思って笑ってたもんですが、いまやそれも全く出来なくなりました。
写真は最近撮影した某コンビニの店頭です。
あるのは3/26に発売されるNintendo Switch向けソフト「モンスターハンターRISE」のポスターと、
チケットぴあのポスターだけ。
これ以外に良く見掛けるのは、映画のポスター、フェスイベントのポスターなどですが、以前あった雑誌の広告は一切無くなりました。「dancyu」の広告とか見るの結構好きだったんですけどね。広告見て雑誌を買うまでには至らないまでも、気になって誌面を立ち読みするぐらいはしてた……まあ、それだけでも広告の費用対効果が薄いことはわかるんですが。
これも雑誌業界の厳しさですかね
結局のところ雑誌業界が全体的に超絶厳しいせいで、物理的な広告からは撤退してするとしてもWeb広告だけに絞るみたいなことなんでしょうね。コンビニ店頭みたいなマス向け広告は効率が悪いことがどんどんわかってきてしまって、対象を絞り込んだターゲット広告に移行している的な。1回そういう広告をクリックしてしまうと延々似たような広告が表示されてしまうもんなー。最近はなくなったけど一時期僕のInstagramの広告が「異世界転生もの」のコミックばっかりで辟易したことがありました。嫌いじゃないけどそればっかり見せられても。広告に対するそういうネガティブな状況は理解出来るとしても、個人的にはなんかこう、コンビニの店頭に何もないのって寂しいなあと思うんですよね。地域に密着してるコンビニだと近隣の英会話教室のポスターとか防災のポスターとか貼ってあるところもありますけど、大概のコンビニはない。広告出稿が減っているなら減っているで、なんかいい利用の仕方を考えた方がいいと思うんですけどねー。これだけコンビニあってどこのチェーンも何もしてないのスゲー不思議。大都市だと違うのか?それともあれかな、枠として広告代理店に売ってるのかな。だとしたら広告代理店になんか考えて欲しいなあ。良くも悪くもコンビニ店頭は社会の一風景ですから。