画像編集ソフト「Affinity Photo」を購入しました。

大昔から使っているソフト「Macromedia Fireworks 4」がWindows10でもインストール出来たので画像編集ソフトとして今後も継続して使おうかなと思っていたのですが、


Windows10でも「Macromedia Fireworks 4」が動きました – NOBODY:PLACE


慣れていたせいで忘れかけていましたが、現在の環境で使うにはこのソフトいくつか問題があったんですね。具体的には以下のようなもの。


  • (ソフトウェア側の)メモリ不足により一定以上の大きさの画像を書き出せない(一辺3,000pxぐらいが限界)
  • Windows10では権限の問題で正常に処理が出来ないことがある(作業領域の問題かな)
  • モダンな画像形式は扱えない(webp、svgなど)
  • レイヤーの数が増えると保存に非常に時間が掛かる(レイヤーが20枚以上になると保存に2分ぐらい掛かる)


64GBもメモリ積んでるのにメモリ不足になるのは、アプリケーションが確保しているメモリが非常に少ないからだと思われます。起動オプションで何とかならないかなと思って調べてみたんですけど、よくわかりませんでした。きっと時代を感じさせる極小の確保になっているんでしょう。32MBとか。

我慢して使えば使えないこともないんですけど、逆に言えば我慢するほどのことなのかというのもあり。大体こういうのって出費をケチって我慢するより、多少痛くてもお金を出してしまった方が総合的に見て幸せになれるんですよね。やっぱり何か買わないとダメか……と思っていた折、Twitterで「Affinity Photo」というソフトウェアをオススメされました。




調べてみると確かに僕がやりたいことはすべて網羅出来るみたいだし、なにより買い切り3,000円というのが懐に優しい!「新しいソフト欲しいけどでももう本格的にグラフィックデザインやることはないし、そんなに高いお金は出せない……」と思っていたところにちょうど良いお値段で、購入を即決しました。オンラインで決済してダウンロード、インストール。あっという間に導入完了。



使ってみての感想

2021年のソフトウェアを21年前のソフトウェアと比較すること自体失礼かなとは思うのですけど、僕が「Fireworks 4」でやっていた作業のほぼすべてが「Affinity Photo」でも問題なくこなせることを確認しました。

例えば以下のような作業です:

  • トリミングして任意のサイズで保存する
  • 余白部分を削除してキャンバスをちょうど良いサイズに縮小する
  • 説明用の丸や矢印、下線などを追加する
  • 加工したテキストを追加する
  • 一部をぼかす
  • 人物だけを切り抜く

これだけ出来ればブログの執筆と簡単なデザイン(デザインサンプルとか)には十分に使えます。しかもきちんとメモリを使えているようで動きが快適!いや普通のことなんでしょうけど、今まで普通じゃなかったので……








これまで使用していた作業ファイルを置き換えるのには一手間あるかなとは思うのですが、それでも今置き換えて行けば向こう10年ぐらいは不自由しないでしょうし、順次置き換えつつ使い方を学んで行ければと思います。良い買いものをしました。


Hidenori Yamaguchiさん、ご紹介ありがとうございました!