文字化けだらけの宛先でも郵便物を配達してくれる郵便局が素晴らしすぎる件について

バイクに乗った郵便配達員のイラスト(男性)
正月、久しぶりにアメリカのTシャツサイトでTシャツを注文したんですよ。春に着るのにちょうど良さそうな長袖Tシャツを3枚。今はまだ寒くて着れないので、春までに届けば良いなぐらいに思ってはいたんですが、1/1に注文して発送したよって連絡が来たのが1/4。それから3週間音沙汰がないまま過ぎまして、昨日、急に郵便受けに入ってました。時間掛かったなー。



届いた荷物をなんとなしに見てみたら、発送先住所がこうなってました。





ちょwwww盛大に文字化けしてるwwww




いやもうね、目を疑いましたよ。そして信じられませんでした。え、これで届いたの?有効なのは、氏名と郵便番号と部屋番号だけじゃないですか。この辺一帯にあるマンションの中から部屋番号で調べて、僕の名前を探して届けてくれたってことですよね(履歴があるんでしょうけど)。すごい。すごすぎる。こんなの、アメリカに返送されてても文句言えない。



なんとなく嫌な予感はしてたんですよ

実は今回の注文、PayPalで決済したんですよね。PayPalで決済すると登録されていた住所が注文の発送先住所に自動的に入力される仕組みです。これまでPayPalで国内決済することが多かった&あんまり通販サイトと連動して使ってなかったために日本語で住所を入力していました。今回のサイトでは今までクレジットカードで注文していて住所も英語で登録してあったので何にも気にせずに注文を完了したんです。そしたら送られてきた注文完了メールがこんな感じでして。





ああもう明らかに文字化けしてる。でもこれはメール配信システムが日本語を扱えないだけで、注文自体はきちんと処理出来てて、会社の方はきちんと僕の住所を把握出来てるに違いない(Webエンジニア脳)。なにも言ってこないし大丈夫だろう。そう思ってたんですけど、



甘かった。




ていうかさ、誰か気付けよ。発送する会社も受け取るDHLも、誰かツッコまなかったのかと。こんなんで届くかーーーい!ってメール投げてくれればこっちも「すまん、文字化けしちゃったてへぺろ(・ω<) ちゃんとした住所送るね」ってすぐにメール返したのに、まさかそのまま住所を放り込んで送り状作成して発送しちまうとは……すげえよアメリカ人。すげえよ。



ちなみに国内に着いてから届けられるまで2日でした。

ここまで読んで「時間が掛かったのは住所が文字化けしてたから」そう思ったでしょう。僕もそう思ってましたよ、でも違いました。DHLのトラッキングを見ると、荷物が日本に届いたのは1/16 17時半(LT=現地時間=日本時間)ということになっています。






時間が掛かったのはマイアミからNYまで行く道中とNYを出てから日本に着くまでで、日本に着いてからは実質2日で届きました(通関にどれぐらい時間掛かったかは不明)。つまりこの住所で送られて日本の郵便局は特に困ることなくすんなり届けてくれたってことになります。マジか。海外にこんな発送先住所で荷物送ったらなくなること確実ですよ。最悪「どうせ届かないだろ」つって配達員がパクるところまである。実際、海外発送の荷物が消えるって言うの、通販サイトで年に何件かあるし……。


いやあ、改めて思いました。郵便局員さんほんとにありがとう。

そしてPayPalを海外サイトで使う時用に、英語用の住所を登録するまたは住所を英語で登録する、ないしは決済完了後の画面で文字化けしてたら修正する、「大丈夫だろう」は大丈夫じゃない……



いやあしかしこれで荷物送るかよ。こんな「?」だらけの住所の奴いるわけないだろ。やっぱすげえよアメリカ人。びっくりしたわ。

(届いてほんと良かった)