加えていえば、スマホで撮影することになれてしまうと、
- 写真を撮影する
- カードを抜いてPCに写真を取り込み
- スマホに転送
という手順がなんかもうすごい面倒くさい。手持ちのレンズ資産を生かせば、高解像度の写真や被写界深度を考慮した印象的な写真が撮影することはわかってるんですけど(といっても可動するレンズは2本ぐらいしかなかった気がする)、それを上回って面倒くさい。一時期それなりに情熱を持ってカメラをやってきた自分がそうなんだから、そりゃカメラも売れなくなるわけですよね。
コンパクトフラッシュを無線化しよう
今どきのデジタルカメラのメディアは大体SDカード。Nikonの今のエントリーモデル「D3500」も記録メディアはSDカードです(SD/SDHC/SDXC)。SDカードにはWi-FiでスマホやPCに接続してデータのやりとりが出来る商品が多数出ており、それを利用するとカードを本体から抜き差しすることなくデータのやりとりが出来ます。
コンパクトフラッシュでもWi-Fi付属の製品があると便利だなと思うんですが、さすがにもうマイナーな規格だけあってそんな製品はありません。が、代替案として次の2パターンが考えられました。
- Wi-Fi付属SDカードをコンパクトフラッシュのアダプタに挿して利用
- Wi-Fi付属のコンパクトフラッシュアダプタを利用
1の方はきちんとカメラが認識するアダプタさえ用意出来れば、SDカードの選択にはある程度幅があるので何とかなる可能性が高そうです。アダプタは例えばこのあたり。
コンパクトフラッシュには「Type I」と厚めの「Type II」の2種類があるんですが、これはその厚い方「Type II」対応。僕が持っているカメラD70は「Type I」「Type II」両方に対応しているのでこれでOKですが、「Type I」のみ対応のカメラだと使用出来ないので注意が必要です。
2の方はこんな製品がある模様。
コメントを読むと使用できるようですが相性が割とキツく、加えてWi-Fiの電波が少し弱いので安定して使うのはつらいっていう感じでしょうか。確かに安いしこれに安いSDカード組み合わせてきちんと動けば最強ではあるんですが、今さら相性でストレス抱えるのもバカバカしいのでこれはナシかな。
結論:買ってみますか(検討中)
長いこと触ってないので、出しては見たものの動かないという可能性はあるし、そもそも購入金額に見合うような使い方するかな?というと疑問もあるのでまだ決定ではないけれど、少し使ってみてやっぱり良いなと思ったら買ってみるかも知れません。まあねえ、スマホのレンズがどれだけ高解像度化されたとは言っても、一眼レフで撮った写真とスマホの写真は、別のものだからねえ。平坦な静物写真とか背景のないポートレートとかだったら遜色ないけれど、奥行きのあるもの、動きのあるものになってくるとうしても差が目立ってしまうので。
とはいえ、本気でやるならいうまでもなく今どきのカメラを買う方がいいし、今どきのカメラを買えば、Wi-FiもBluetoothも内蔵してて動画も綺麗に撮れて便利なわけで……と、そこまでやるつもりはありませんけどね。今はもうね。