地域の情報を知るために京都新聞のFacebookページをフォローしてニュース記事を閲覧していたのですが、最近京都新聞がFacebookに流す記事が有料記事ばかりになってしまい、記事を読みに行っても見出ししか読めない状態になってしまったのでフォローを止めました。
別に新聞記事をタダで読ませろ、と言っているわけではありません。新聞社も特に地方の新聞社は財政が厳しいでしょうから。しかしなんというか、記事を読めると思って行ったけど読めないという体験は率直に言って残念だし、読めない記事ならばそもそもSNS上で見る必要もありません。朝日新聞や読売新聞の有料記事ならばまだ概要の数段落ぐらいは読めますが、京都新聞の場合はがっつり100文字程度しか読めないので記事の概要自体わかりません。それじゃあ読んでも仕方がない。
有料記事の多くは、スタンダードプラン(月額980円)に加入すれば読むことが出来るようです。新聞記者の苦労を考えればぶっちゃけ高い価格設定ではありませんが、ネット上のコンテンツとして考えた場合に980円というのがコストパフォーマンスが良いかと言われるとうーん。どうなんでしょう。紙面のクオリティはともかく、京都新聞がネット上にチョイスする記事は新型コロナウイルス関連など無料記事を除くと多くて1日30本程度。京都府北部とか滋賀県とか興味ない記事も多いので、個人的には980円というのは高い。「それだったら読まない」と言える程度には高い。
デジタルサービスのご案内|京都新聞から|京都新聞
京都新聞的には「デジタルサービススタート」とか言って、新しいサービスが始まった、より便利になった的な雰囲気を醸し出してきてるけど、既存の読者からするとシンプルに利便性が下がったというだけで逆に閲覧回数が減るっていう話なのですよねえ。なんとも残念な話です。今までありがとう、京都新聞。