そんな僕にとって味方と言えるのがスプーンです。日本人的感覚でいうと、何でもかんでもスプーンで食べるのは行儀が悪いと思われるのかも知れないし、和食はスプーンでは食べられないでしょうと思うのかも知れないけれど、でもやってみると意外に快適なんですよ。味噌汁だってスプーンで食えます。何も問題ない。職場でも一部の盛り付けに箸を使うというのが習慣になっていたようですが、僕が働くようになってそれを全部スプーンに切り替えました。箸が器用であったとしても、少しずつ箸で盛り付けるよりはスプーンでざっくり盛り付けた方が早いし実は綺麗。道具はシチュエーションによって選ばなくちゃ。
そしてオススメするのがこれ。
話が少しズレましたが、世の中にはステンレス製のレンゲスプーンというやつがあります。普通のスプーンと違うのは、掬う部分の面積が広く大容量でも対応出来ることと、全体的に細身なので掬う形を調整しやすいこと。形は基本的にレンゲなので口に入れたときのフィット感がすごく良いんです。また食べるときだけでなくて何かを盛り付けるときにもかなり使いやすい。例えばこんな感じの盛り付けにも活躍しています(レンゲスプーン2本使用)。
ステンレスなのでメンテナンスもしやすいし、清潔感もあります。似たような商品はたくさんありますが、国産でありかつステンレスといえばの「燕三条」産ということでこれ以上の信頼度はありません。しかも値段も5本で1,000円。どう考えたって安すぎです。こんな値段で売っちゃって下村企販産は大丈夫なのかと心配するぐらいですが……良いものがお手頃価格で手に入るのは素直に嬉しい。ほんとにオススメできます。カレーや鍋物などを食べるときに1度使ってみてください。使いやすさが実感できるはずです。