ラーメンを作りたい ~ 食べられないなら自分で作れば良いじゃない – NOBODY:PLACE
いざラーメンを作るといっても粉スープでは味気ないし栄養的にも心配。だったらそれも自分で用意しようということで、以下のような工程が決定しました。
- 買ってくるものは、鶏ガラ、煮干し、生麺、九条ネギ、豚肉、もやし、細葱、カイワレ
- 鶏ガラスープを作る
- 昆布と煮干しの出汁を取る
- 醤油ダレを作る
- 鶏ガラスープと出汁を合わせたものに醤油だれを少しずつ加えてスープを作る
- 豚肉ともやしに軽く味付けをして炒めておく
- 生麺を茹でて水を切ってどんぶりへ
- スープを注ぐ
- 豚肉ともやし、別に作っておいた煮卵、刻んだねぎを散らしてカイワレをあしらって完成
出来上がりはこんな感じになりました!
以下、簡単な説明と反省点。
鶏ガラスープ
こんな感じでじっくり煮出しました。やり方はすべてこちらの記事に則ってやったのですが。。。出来上がってみるとどうも薄い。時間が短いのか、水が多いのか、鶏ガラの問題なのか、よくわかりませんが。ラーメンスープに仕立てれば大丈夫になるんだよと思って次の工程に進みましたが、結果的にやはり鶏ガラスープが薄くて醤油に負けてしまっていました。改善点その1。
スーパーなどで売っている安価な鶏ガラ。スープを取るのに使うものだとわかっていても、実際に作ったことはないという方、少なくないのでは? 鶏ガラからスープを取る工程は、実はとってもシンプル。味わいは、濃厚で香りがよく、顆粒タイプのスープとはまったく別物です。しかも、 スープは冷凍も可能! そこで今回は、鶏ガラスープの正しい取り方を、鶏肉専門店<伊藤和四五郎商店 鶏三和>の大野健嗣店長に、イチから解説してもらいました。
濃厚!鶏ガラスープの取り方〜下処理から丁寧に解説〜 | 三越伊勢丹の食メディア | FOODIE(フーディー)
醤油だれ
いろいろレシピを探した結果、酒と醤油を一煮立ちして酢を少々加えるというレシピに辿り着いてやってみたんですが、イマイチ醤油ガチで納得できませんでした。これだったらそばつゆ用に仕込んでいる「返し」を使った方が良かったかも。「返し」は味醂と砂糖が大量に入っていて甘いので、少しアレンジが必要かも知れませんが間違いなくコクは出ると思うんですよね。結局最後まで全くつかめなかったので、次回はもう少しつかみたい。あと、地味にすりおろしにんにく入れ忘れました。改善点その2。トッピング:豚肉ともやし
別に二郎系を目指したわけでもなんでも無いんですが、同居人から「何か肉を載せた方がいいんじゃない」「野菜もあった方がいいからもやしで」というリクエストがあって、結果的にそういう感じになりました。薄めに付けた味が良い感じでしたが、ややもすると野菜炒めを食っている感じにもなりかけたので、もう少しあっさりしても良かったのかも。量的な意味で。今度は何か別のトッピングも考えたいですね。山盛りの刻みねぎと茹で鶏みたいな感じでも良いと思うんですが。
麺
中華麺はスーパーに行けばどこの店にも大概あって、比較的入手しやすいものなんですけど、結構添加物が多いんですよね。せっかくならなるべく添加物の少ないものを使いたいなあということで、同居人に買い出しを依頼。そして見事にこの麺を探し出してきてくれたのですが、これがね、結構美味しいんですよ。スープがイマイチでもこの麺をすするとめちゃくちゃラーメン食べてる気になる!適度な細さも良い感じ。次作る時もこれを使いましょう。オススメ。京都だと八百一本館にありますよ。
まとめ
結果的に満足のいく食事にはなりましたが、美味いラーメンを作れましたか?と聞かれたら、「作れませんでした」というのが素直な回答かなと思います。上野開設でも書きましたが、旨味が少なく、インパクトに欠ける味でした。塩味控えめなのはいいとしても、もう少しインパクトある味に出来なかったかなーと思っています。トッピングに関してはむしろ家に何かトッピングできるあまりのおかずがあるときに敢えてラーメンを作るという感じにすると、家事的な意味でも負担がなくて良いかなと思います。うちの場合は幸い、蒸し鶏や茹で鶏なら食卓にのぼる機会も多いので。コスト面では鶏ガラが安いのはいいところですね。今回は割とこだわった食品を扱っているスーパーで購入した「国産若鶏鶏ガラ」(ブランド表記なし)なんですが、1羽分で120円でしたからね。これでラーメン4人分の鶏ガラスープが取れてるわけで、そりゃお得。残ったスープは他の料理にも使えますし。それだけに、もうちょっときっちり味の出た濃厚なスープが作りたかったなと思うところしきりです。煮込んでるときの火加減が弱すぎたのかなあ。
時間がかかるので頻繁にってわけにはいきませんが、近いうちに絶対リベンジを。もしかすると月1ぐらいでやることになるかも知れないですね。美味しいラーメン作れるようになりたいなあ。次回、乞うご期待。