今の若者はみんないつまでもLINEやSNSで繋がっていて、卒業したから会えなくなるとか近況がわからなくなるってことがないらしいです。昔からの友達ともこまめに連絡を取り頻繁に会ってということをしているみたいですが、僕が若い頃は高校卒業時には携帯電話を持っている人は少なかったし(大学出る頃にはみんな持ってたけど)、メールアドレスもないし、卒業したら連絡を取らないし会わないってことがほんと多くて、母親の方がよっぽど友達の近況を知ってるってことがありました。それなら疎遠になるのもわかる。
でも僕のはそういうのじゃなくて、なんかなあ。自分がいなくなったコミュニティに対してなんらかの「居心地の悪さ」みたいのを感じ、しかもその「居心地の悪さ」みたいのが好きじゃないんですよね。上手く言葉に出来ないんですけど。そうなるともう距離取るかとか、縁切るかとかいうことになる。スマホの連絡先から削除したりとか、関連するものを押し入れの奥にしまったりとか、SNSのフォローを外したりミュートにしたり。
時間の問題なのか、コミュニティの問題なのか
全部が全部そうだっていうわけではないし、そうなったら一生そうだっていうわけでもないんです。例えば大学時代の馬術部に対しては昔は割とそういうところがあって極力近付かないようにしていたけれど、今はあんまりそういうのを感じない。なので何年か間を空ければ戻るのかも知れないし、もしかすると、居心地の悪さを気にせずに付き合っていたようなコミュニティだとあんまりそういうことを感じなくて、逆に居心地の悪さを感じつつも、コンタクト取ることでそれを払拭しようとしていたような関係だと、コンタクトが取りづらくなった段階で居心地が悪く感じてしまう。……のかもしれない。よくわからない。
静岡に帰りたいか?といわれると別に。。
毎年新年2日に静岡で中学の同窓会が行われていて。この「新年2日」っていう日程が僕にとっては絶妙に静岡に帰れない日程で、毎年誘ってもらってはいるんだけど参加できた例しがない。もう何年ぐらいやってるんだろう。10年ぐらい?わかんないけど、各方面頑張って調整すれば参加することは不可能ではないと思うんですよね。ただそこまでの情熱がなくて、今年の同窓会はこんな感じでした!っていう写真を見るたびに、懐かしいなーみんな元気そうだなーと思うと同時に、僕がそこに入っても楽しめるかわかんねーなーと思ってしまう。想像すると居心地が悪い。だから多分、申し訳ないけど来年も行かないだろうし、再来年も行かないと思う。そう決めてるわけじゃないんですが、多分乗り気にはならないんじゃないかな。中学当時、けっしてボッチではなかったと思うけど、あんまり濃く友達付き合いしたっていう感覚もなく、思い出すことも実はあんまりなく。今のところ「懐かしい!会いたい!」ってならないんですよね。僕は冷たいんだろうか。なんなんだろう。当時好きだった女の子でも見掛ければ変わるんだろうか。「昔の友達」というざっくりした感じではなくて、特定の誰かということであれば久しぶりに会いたいなあと思うことはあります。京都行ってからも静岡帰ったときにたまに飲んでた友達も何人かいるし。でもコミュニティとしてはあんまり乗り気じゃないんですよねえ。
個人的には:
良く言えば今の生活に集中してるってことなんだろうなと思うけれど、今の生活や今いるコミュニティが楽しくて仕方がないってことか?というと、とくにそういうわけではなく、昼の仕事の会社は今後辞めたあと誰とも連絡取らないだろうなって思うし、夜の仕事も今以上に付き合いを深くすることはないだろうなと思う。それでも過去の縁をあまり振り返らないというのは……これはもうそういう性格なんだということなんだろうね。それもまあ、5年ぐらい経ったらまた変わってるのかも知れないけれど。