VDOTはタイムを推計するための物差し
VDOTは自分が持つタイム(15,000メートル、1万メートル、ハーフ、フルなど)から推計することができ、長い距離の記録の方が信頼性が増します。僕の場合自己ベストはそれぞれ以下のようになっているので、- 5,000メートル …… 22’14
- 1万メートル …… 49’02
- ハーフ …… 1’53’52
- フル …… 4’10’08
ここから推計されるVDOTは36から44の間ということになります。数字が大きい方が走れる人みたいで格好いいので、「私のVDOTは44です!」と言いたい気持ちはあるんですが、それだとフルマラソンがサブ3.5を狙える水準になって明らかに実力から解離しているので、大人しく「僕のVDOTは36です」と言っておくのが良いのかなと。実際そんなもんでしょう。
VDOTと並んで用いられる指標が「VO2max」
この2つは基本的に同じ概念なので、算出される数字はだいたい同じになるそうです。普段使っているGarmin 230Jにも「VO2max」を推定してくれる機能が付いていて、230J自体には心拍計はありませんが別途装着する心拍計と連携することで推定できます。それによると僕のVO2maxは現在「41」。
仮にVDOTがこれと同じぐらいだとすると、その実力での参考タイムは下記の通りとなります。
- 5,000メートル …… 23’38
- 1万メートル …… 49’01
- ハーフ …… 1’48’40
- フル …… 3’45’09
ちょっと早すぎるなあ……ハーフで1時間50分切りもフルで3時間50分切りも今は出来る気がしない。でも一方で10kmのタイムはドンピシャ、5kmのタイムに関しては十分にクリアしている、ということはやっぱりまだ長距離向けの体が出来ていないということになるのかな。せいぜい10km程度まで。
一度、正確なVO2maxを計測してみたい
2018年の一番キツいメニューで走っていた頃のVO2maxは48ぐらいでした。そうなるともう「サブ3を目指そうか!」というレベルになってきてしまうので、さすがにそれはないです。良く言われていることですが、単純にGarminで推定されるVO2maxが過大なんでしょうね。トレーニング施設によっては、機材を用いて正確なVO2maxを計測することも出来るみたい。マラソンの前日受付とかでそういうブースが出ていることもあるんですが、行列に並びたくないがためにスルーしちゃうんですよね。有料でもいいから機会があったら1回測ってみたいなー。身近でどこかないのかしら。
参考
- VDOTとは何か。練習強度の指標にするメリットと練習内容
- ガーミンのVO2max推定値とVDOTの推定値のどちらが実測値と比較して正確なのか検証してみた – しげちゃんのアクティブライフ2ndステージ