足の甲の怪我もなかなか厄介
調べてみると足の甲の怪我で代表的なのは次の2つ。- オーバーワークによる中足骨の疲労骨折または炎症
- 靴紐の締めすぎによる神経の圧迫とそれによる腱鞘炎
どちらも可能性はあるんだけど、足の甲を手で押さえてみても痛む箇所がない。疲労骨折だとしたらそれがどんなに小さくても抑えれば痛むと思うので、そうなると神経の圧迫?確かに思い当たる節がなくはなくて、今のシューズにしてから靴との一体感がとても心地よくてもっと一体感をと少しきつめに締めていることと、靴が若干大きめで締めが緩いと靴の中で足が動く感じがあるので、その補正のために若干きつめに締めていることと。もともと足が幅広なこともあってそれが余計に効いていたんでしょうね。すごい納得できた。
足部は「踵骨」という土台があり、その周りを個の足根骨が多い、そこから足の指が伸びます、足の指は中足骨という細長い骨に短い指の骨が2つ繋がっています。とても複雑でデリケートな構造です。
足の甲の痛み、足の指の痛みに悩むランナー結構おられます。靴紐そんなにきつく締めてはいけません! | サブスリー鍼灸師 柳秀雄のマラソンブログ
さてなぜこんな細かい骨が組み合わさっているかと言うと
「着地時の衝撃を散らすためです」
着地の瞬間に細かい骨の遊びが衝撃を逃すのです。
そしてこの細かい骨の間を縫って分布する細かい腱、血管、神経を守っているのです。
シューズに包まれた足には適度なゆとりが必要なのです。モートン病など一度発症すると結構しつこく痛みが残ります。これは神経が一度炎症を起こすとしばらく腫れた状態が継続し、腫れて膨らんでいるので圧迫を受けやすくなり、圧迫を受けるとまた腫れるという悪循環に嵌ってしまうのです。
10日ほど休んで痛みがだいぶ収まってランニングを再開するのに当たり、靴全体の紐を少し緩めました。特に一番幅広になる母趾球が楽になるように。そしたら確かにすごく楽に……走ったあとも痛みが悪化することはなく、このまま走って行けそう。
靴の履き方、紐の結び方も見直した方がいいかも
これまで大丈夫だったのにという思いも無くはないけれど、紐はだんだんキツく締まっていくもんだし、長い距離を走ることで体へのダメージも蓄積されているだろうし、こういう見直しも必要かもなあ。毎年色んなことが起こるなー