なんというかこう、消費税で1回の商取引ごとにちまちま税金取るんじゃなくて、それ所得税とかにまとめられないの?それで累進課税にすればいいんじゃないの?と思うわけですが、でも税金ってそういう思想じゃないよなあ。極力対象を増やして散らして色んなところから広く薄く取るみたいな感じ。一般的に経済力がある人ほど消費も多いわけだから、納税額ベースでは金持ちの方がたくさん消費税を納めていると言えなくもないけれど、生活の「マージン」考えたらやっぱり貧乏人の方が増税のインパクトは大きいよな..
ともあれ、消費税増税の意義は了解しつつも、出来ることなら上げて欲しくないというのが本音であります。計算しやすいという理由では8%より10%の方がいいけど、それなら5%果ては0%の方が楽なわけで。
ただそんな個人的な感情とは別に仕事では既にもう増税に備えて色んなことを始めています。先月からプログラムの改修とデータベースの更新計画の策定、移行ツールの作成、テスト環境でのテストなどなどまあ割と時間を掛けていろいろと準備していて、ほとんど準備が終わっています。来週から上がるといわれても対応出来る程度には準備OK。だってもう残り1ヶ月切っちゃってるんだしさ、反対でも準備はしなくてはいけないわけだし。。
そしてこのタイミングで、野党の皆さんが最後の抵抗をされておられます。
来月の消費税率の引き上げについて、立憲民主党は、常任幹事会で意見を交わし、景気の冷え込みは避けられないとして、他の野党とも連携しながら税率引き上げを阻止するための対応を検討する方針を確認しました。
立民 消費税引き上げ阻止へ 野党連携で対応を検討 | NHKニュース
(中略)
これについて、立憲民主党は、3日の常任幹事会で意見を交わし、出席者から「軽減税率の導入によってレジの対応が複雑になるため廃業を検討する店も出始めている」とか、「消費者が混乱するのは間違いない」といった意見が出されました。
これを受けて常任幹事会では、景気の冷え込みは避けられないとして、経済状況を注視するとともに他の野党とも連携しながら政府・与党に今月中に臨時国会を開くよう求め、税率引き上げを阻止するための法案の提出なども含めて対応を検討する方針を確認しました。
今、対応を検討すんの。遅くね?
何度も書くとおり消費税増税には反対なので、それに対抗する動きは良いとは思うのだけれど、今か。さすがに遅すぎじゃね。もっと前から法案提出のタイミングってあったんじゃないの。今さら「やっぱ止めます」っていわれてもじゃあこの準備どうすんだよって感じだし。。うちの会社はまだ良いけど、新レジ導入した会社や店舗も多いと思うんだよね。無駄にはならんけどさ、余計な出費だと思うと気分的にね。
でもま、景気は悪くなるよなー。首相はこう言ってるけど。
安倍総理大臣は、現下の経済情勢について、「世界的に貿易をめぐる緊張が増大し先行きは不透明さを増している。リスクに十分目配りし、経済運営に万全を期していく」と述べました。そのうえで、来月1日に予定される消費税率引き上げについて、「軽減税率の導入準備などに万全を期すとともに、思い切ったポイント還元やプレミアム商品券、自動車や住宅に対する大胆な減税など十二分な対策を遺漏なく実施することで、消費をしっかり下支えしていく」と述べました。
消費増税後の消費下支え 安倍首相 | NHKニュース
どんな人のブリーフィングを受けて喋ってるのかわからんけど、いやあ、そんなに上手く行かないんじゃないの。そもそもアベノミクス自体、言ってたほど上手く行ってないと思うし、今回もダメだと思うなあ。もうちょっと庶民が「金使っても良いかな」と思えるような社会を目指して欲しいよ。先が読めなさすぎて金使えないもんなー