【レビュー】アキレス腱への負担を減らすためにランニング用インソール「フォームソティックス」を使ってみた




主に足首への負担を減らすためにインソールを変えてみました。買ってみたのは「フォームソティックス」というインソールで、使用しているうちに体温で熱形成が進み足にフィットするとのこと。踵をサポートするとともに土踏まずのアーチをサポートして「オーバープロネーション」(過剰回内)の改善に効果があるとのことでした。果たして効果はあるのか?




購入に至るまで

春先は調子良く体が動くけれど暑くなってくるとなぜかアキレス腱を痛めてしまう(初夏に多い気がする……ミネラル不足だろうか)、そんなことを今年もやってしまってトレーニングがペースダウンしてしまいました。この季節はこれと梅雨が相まってなかなか距離を踏めないんですよね。筋トレやクロストレーニングなど、走らずに出来ることでカバーしているつもりですが、それでもやはり走れるなら走りたいし再発防止もしたい。足首のサポーターは毎回必ず付けていたけれどそれでも痛めたってことは、何か走りに根本的な問題がありそう。

色々調べてみて自分なりに思い当たる節があったのは、これたぶん「オーバープロネーション」なんだろうなと。「過剰回内」ってやつで簡単に言うと、着地時に足首が真っ直ぐにならずに余計な負担を生じさせている状態のことですね。


over_pronation.jpg
(出典:https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/running/pronation


特別なことではなくて、誰でもある程度はオーバープロネーションまたはアンダープロネーションらしい(真っ直ぐな人はまれ。アンダーもまれ)ので、それも含めたフォームの問題なんだろうと思います。が、それを修正するとなるとなかなか難しい。しばらく自分が走りやすいフォームで走れていても、コンディションや筋肉バランスの変化などで崩れていってしまうので。


以前、アキレス腱周辺通を発症した時は、「ソルボヒール」という踵だけに入れるインソールでフォローしていました。とても使いやすくて便利だったのですが、靴を新調した際に少し窮屈だったのと無くても問題なかったのとで入れなくなっていたんですね。それが良くなかったのかな。今でもある程度効果はありそうですが、どうせだったらもう少し根本的な改善を行いたいと思って、評判を耳にすることが何度かあった「フォームソティックス」を買ってみたというわけです。


(ソルボヒールもおすすめですよ、安いし)



慣らしが必要

使っているうちに足の形に形成されていくインソールなので、

  • ウォーキングやスロージョグでの慣らし

が必要です。しかし迂闊な僕は、インソールをそのまま無理やりシューズに突っ込んで走り出して、案の定足に合わなくて危うく怪我するところでした。踵が靴擦れしかけたのと、足へのダメージが大きいのと。ちょっと焦りずぎました。というわけで反省してそこからしばらくウォーキング。具体的には9分/kmぐらいの早歩きペースで1時間。初日で既にフィットする感じはあったんですが、靴紐の締め方を調整しながら何日か歩き続けていたら、かなり足と一体化する感じに。今のシューズに変えた時も一体化した感じがありましたが、それ以上ですね。すごい快適です。



靴のサイズに合わせてカット

歩いて慣れて来たので少し走ってみようと思ったんですが、そうなるとサイズが微妙に合ってないのが気になる。靴のサイズより若干大きいんですね。調べてみると、靴に元々入っているインソールに合わせてカットするようにということなので、ちょっと怖かったけど思い切ってカットしてみました。慎重に型取りしてハサミでチョキチョキと。





結果的に上手く行って、靴にぴったりフィットするようになりました。危惧していた切りすぎによるズレもないようで、しっかり収まっています。良かった。



軽く走り始める

そしていよいよ走り始めてみたところ、確かにランニング後の足の腫れ方がそれ以前に比べて少なくなっていました。アキレス腱周辺部で炎症が起きるときと言うのはだいたい決まっていて、

  • ふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋・腓腹筋)が疲労などにより硬直している時

です。ここが硬直してしまうと、動きの衝撃を吸収できなくなってアキレス腱をダイレクトに引っ張ってしまうので、細かい断裂が生じたり、断裂を大きくしたりして炎症がひどくなると。「フォームソティックス」を入れていると土踏まずをナチュラルに支持してくれるので、筋肉へのダメージが減り結果的に炎症への影響も小さくなる……というイメージ。使ってみた感じでは運動だけでなく、立ち仕事の人の役にも立つかも。厨房での作業用シューズにこれ入れたい(笑)


まだまだリハビリ中で、負荷の大きい運動はしていないのでその時にどうなるかはわかりませんが、今のところの感触では同じ距離を走ってもだいぶ小さい負荷で走りきれるんじゃないかなという感じです。タイムが良くなるかはわからないけれど、運動後や翌日のダメージを小さくして怪我を防げるのでは。その当たりについては、怪我が癒えて20~30km程度のロング走を走れるようになったときに改めて検証してみたいと思います。



参考

【足にフィットする靴を選ぶ方法】プロネーション(走り方)別のおすすめランニング&ジョギングシューズ。 – ニートブログむらくもの野望
Running | フォームソティックス | Formthotics™