他人からの悪意ある罵倒にあんまり強くなくて、例え自分が悪くなかったとしてもなんとなくモヤモヤして数日引きずってしまいます。自分でも豆腐メンタルだなあと思うのですけど、それはもう持って生まれたものなので仕方ない。
起きたこと
ある日の夕方、買い出しのために自転車で通りに出ました。その通りは一方通行で通学路になっているため、歩道が比較的広く取られている上に自転車の通行が禁じられています。必然的に狭い車道を車と自転車が並行して走ることになります。また、自動車のスピードを抑えるためか、ところどころ車道にせり出す形で街路樹が植えられており、車はある程度蛇行しながら進む必要があります。想定されている通行速度は30km/hぐらい。後ろから車が迫っていないことを確認して車道に出たのですが、しばらくすると後ろから猛烈なクラクションが。どうやら確認したときには50メートルほど離れていた水道工事関係のバンが、猛スピードで通りを走ってきたようです。この道はそんな速度で走る道ではないし、そもそも僕には避ける場所も無いし、無視して走っていたんですがどうやら後ろでギャーギャー言っている。ああ、最近流行りの「煽り」ってこういうやつか。バカだなあ。
僕以外にも近所のじいちゃんが原チャを押しながら道路をゆっくり渡って遮ったり、中学生が自転車で横断したり、この地域ならではの様々な「障害」があって、ボルテージは最高潮。2ブロックほどゆっくり走って曲がり角を曲がったあと、追い越しざまに運転手が言ったセリフが「ちゃんと後ろ見て走れやおっさん!」いや、後ろ見て走ったら事故るだろ。
丁寧に書くと「天寿を全うされると良いですね」というようなことを中指に力を込めながら申し上げたら、すごい勢いでアクセル踏みながらわけのわからないことを叫んでました。知らねえよ。自損で怪我するのは勝手にしたら良いけど、小学生も中学生もたくさん通る夕方の通学時間にそんな運転しないでくれよ。したけりゃ大通りに出てくれよ。
傷付きました
どう考えても僕は悪くないんで、言われたことに対してはバカだなあとしか思わないんですけど、僕の後ろ姿しか見てない小汚い30代に「おっさん!」ていわれたのはちょっとショックでしたね。そりゃ若いとは思ってないけどさ、あーやっぱ男から見てもおっさんに見えるよね、そりゃそうだよねっていう。42歳だもんなー。なんかこう、頭ではわかっているんだけど心ではおっさんであることを受け入れられてない42歳って感じ。だからって若作りするつもりはないんだけどさ、そんなんいわんでもいいやん。僕に対して「おっさん」以外に使える蔑称が何かあるかっていうとないわけで、バカの表現は的確ではあったんですけど、でもさー。自分でも割とカジュアルにおっさんとかおばはんとか言うけど、そういうのちょっと控えようと思いましたね。例えムカついたとしてもね。僕がそういうのに上手く対応出来ないだけで他人はみんな綺麗にスルー出来るのかも知れないですけど、口に出して言うとどうしても感覚が残るからなあ。
まだまだおっさん初心者なもので、なかなか気持ちが追いつかないんですよ。特に悪意を持って言われた言葉はなーなかなか消化出来ないんですよね。まーあと5年もすれば諦めて気にならなくなるんでしょうけどね。