【今日のニュースから】中国経済の影響で景気後退局面へ

国内景気、すでに後退局面か 「下方へ」に判断引き下げ(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

政府は1月末、景気の拡大が戦後最も長い6年2カ月に達した可能性が高いと宣言していたが、そこまで達していなかった可能性が出てきた。中国経済が減速している影響が、想定以上だったためだ。

 内閣府が7日に発表した1月の景気動向指数(2015年=100)の速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月より2・7ポイント低い97・9となった。悪化は3カ月連続だ。

 指数を構成する九つの指標の一つ、鉱工業生産指数の1月分が前月比で3・7%減ったことが響いた。中国経済の減速が、日本からの工業製品の輸出や、そのための生産を押し下げている。



中国の経済情勢が公式発表よりもかなり悪いらしいというのは公然の秘密ですが、その影響が中国国内だけで収まるわけもなく、こういう形で周囲の国に影響を与えていくのですよね。中国経済は何年も「ゆっくり破滅に向かっている」と言われていて、アメリカの対中国政策は単なるきっかけに過ぎないだろうとは思うのですが、それにしても日本の同盟国たるアメリカの政策によって少なくとも経済的には打撃を受けるというのはなんとも皮肉なもんだなあと思います。中国もアメリカも仲良くしてればどっちも勝つんだから喧嘩すんなよと思ったりするんですが、大国ってのはそういう思考回路にはならないんでしょうね。よくわかりませんが。

世界最先端を行く中国が没落するというのは、中国が出してくる玉石混交の驚きを割と気に入っていた僕にとってはちょっと残念ですが、日本の経済にも大きな影響があるとなると残念とかいうレベルじゃないですねえ。仮に中国が後退したところで、日本にはその後釜を占めるだけの体力はないわけですから、なんかこう上手いこと中国・日本・韓国で金を回してやってけないんすかねと思うんですが、政治的な問題もあって表立ってそういう話をするわけにも行かず、なかなか難しいところですね。


TPPでなんか面白いこととか出来ないっすかねえ。。