で、簡単な診察の後MRI、そしてその結果を見ながらまた診察。何かやばい病気の可能性もあるなと思いつつ、元来気が小さい人間なので「いやでも多分ただの偏頭痛でしょう」と思っていたところへ、動脈解離ですね、の診断。実際に動脈の3D図を見せられ、解離の原理の解説と膨らんでいる箇所を診ながらの病状の説明。確率は低いけど膨らんだところが弾けるとくも膜下出血に、縮むと脳梗塞になるらしいです。え、まじ。それリアルにヤバい奴じゃないですか。俺死ぬの?と思ったけど、先生曰く、「もしそうなるなら48時間以内になることがほとんどなので、今はそれを切り抜けた状態だしそうなることはないでしょう」なにそれそのなんだ「耐えた」感。我慢して働いてたときとか、家で横になってたときとか、あのとき一番ヤバい時間帯だったってこと?
こ、こええ……
「なるほど、そうなんだ……」と思ってはいたんでしょうけど、そこまで聞いたところで急激に血圧下がって、冷や汗止まらなくなって診断の途中で5分ほど休みました。びっくりしたんでしょうね。ほんと気が小さいなあ。でも、それまで何にも思わず健康だと思っていたのが、突然そんなことになったらびっくりしますよ。
(あと、自分で書いてて怖いので記事中に画像は出てきません)
その他いくつか気になる点は見つかったけれど、とりあえず問題はその動脈解離で、悪化することもあるけれど基本的には自然に治る病気だそうです。2週間後にもう一度MRIを撮って、変化が無いかを確認した後、問題がなければ3ヶ月後に診断して完治を判断という流れ。あ、そんな感じですか。3ヶ月って長いけど、しばらく通院しないといけないのかと思ってました。これは不幸中の幸いってやつなんでしょうね。
「出来れば、1週間は仕事お休みして安静にしていてください」という先生の勧めに従って、とりあえず向こう1週間の仕事はキャンセルしたけれど、ただなあ、血圧が上がるようなことは避けてとも言われていて。元々高血圧ではない(むしろ低い)から影響は小さいけれど、でも忙しく働く・重いものを持つ・イライラするといったことは避けないといけないし、だとするとクソ忙しい居酒屋の厨房なんて出来ないわけで。どうしたもんかな。
まあ、焦っても仕方ないんで少しずつ考えます。
ちなみに:脳動脈解離(解離性脳動脈瘤)
昭和大学のこのページがとてもわかりやすいです……が。解離性脳動脈瘤 | 昭和大学病院
読んでてあまりに怖すぎて、笑いながら読んでました。こええ……