確定申告の準備(早すぎ)

freee


今年は諦めた青色申告での確定申告を、来年こそはちゃんとしようと思ってfreeeを契約してはや9ヶ月。ほとんど全く手つかずだったのだけど、さすがにこれはマズいってことで重い腰を上げてログインしていろいろ設定してみたらば、思った以上に簡単で、1日半掛けて基本的な設定と、今年11月分までの登録が終わっちゃいました。基本、ググって泥縄なので、申告的に正しいのかどうなのか微妙なところもあるけれど、按分とかも割ときちんと考えてやったつもりです。無茶な経費申告はしてない……はず。

他のサービスを使ったことがないので、そんなのどれでも当たり前だよといわれるかも知れないけれど、freee使って驚いたのは、銀行口座やクレジットカードを登録し、明細を同期させ、設定して自動で登録ということが出来ること。自分でやるのは、分別できなかった明細に勘定科目を付けて振り分けることだけで、最初わかってないときにやって後でやり直す羽目になった50件ほどはあるけれど、わかってしまえば簡単。それだけでちゃんと申告用の書類が出来上がるようになってる。マジかー

僕の場合、別途、膨大なレシートを経費として計上しつつ記録をひっくり返して売上を登録していく作業があって、そこんとこを適切な科目付けて処理するのが一番大変だったけど、これもコツがわかればまあ。出店の成否とか割と綺麗に見えるようになったし、もっと早くにやれば良かった。



そうなってきて思うことは、同期に対応していないシステムの銀行やクレジットカードは使うのを止めていこうと言うこと。僕が使っている中で言うと、まず京都信用金庫は最悪。直近2ヶ月分の明細しか取得出来ない上に、明細に残高が記載されない(CSVでエクスポートして手動でアップロードしても同じ)ので、いつまでも残高が合わないって怒られる。同じ信用金庫の京都中央信用金庫は、きちんと1年分取得出来て使い勝手も良いのに。まあ京都信用金庫は、勤めた会社が「給与は京信の口座に入れるから作ってくれ」って言われて作った口座なので、基本、使わないから良いんだけど。

クレジットカードの方だと、アプラスがダメ。同期に対応してないからエクスポートして取り込むんだけど、エクスポートがPDFしかなくて取り込めない。仕方が無いから、明細表示画面のテーブルをコピーしてGoogleスプレッドシートに貼り付けてCSVで書き出して手動アップロード。出来なくは無いけどやっぱり、大変。三井住友VISAとかオリコとか楽天とかは同期に対応している(セゾンはしてない)んで、メインのカードをそっちに切り替えていこうかなあと思っているところ。ポイントは溜まりやすかったんだけどね。


すんなり処理が終わったのは、日頃から自前の家計簿をつけているせいもあったけど、こうやってきちんと処理しなくてはいけないとなったとき思うのは、口座としての「現金」っていう意識がなかったってことかな。自分の家計簿はメインバンクの口座残高を中心に設計されてて、だから最初、クレジットカード支払に備えて銀行口座に入れるお金も収入/支出にしてて、わけわからんことに。違う違う、それ口座間で移動してるだけだから。もっと言うと、クレジットカードの引き落としだって支出じゃないんだね。クレジットカードの口座に積み上げられてたマイナスを、資金を銀行からクレジットカードに移動して相殺するのが引き落としであって、支出はクレジットカードを使ってものを買ったときに既に登録されてる。

当たり前の話なんでしょうけどね。基礎知識すら無かったので、ここ2日間なんかもう目ウロコの嵐でした。なるほどそうやって解釈するんだーって。合理的で整然としてて素敵。



あとはこれを年明けまできちんと管理して、確定申告書類の作成・提出が出来ればオッケー。出来るかな。まあ何とかなるでしょう。今年は確定申告が楽しみだなー(また次回は億劫になるんでしょうけどね)

痒いところに手が届きまくる、freeeさんに感謝です。



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