イカスミのパスタを作ってみた(w/全粒粉スパゲッティ)

丹波しめじのイカスミパスタ出来た #dinner 美味い…


食べたことはあっても作るのは初めてで、というよりそもそも「イカスミ」を扱うのが初めてでとても不安だったのですけど、これがなんというか予想外に美味しく出来てびっくり。この1ヶ月、いろんな初めての料理にトライしてきましたが、「やってみる」って大事だなあと改めて思っています。ね。




材料(2人分)

  • 全粒粉パスタ …… 200g(アルチェネロ 有機全粒粉スペルト小麦)
  • イカスミ …… 4g(1パック)
  • こんぶ水 …… 100cc
  • しめじ …… 1株
  • プチトマト …… 10個
  • 白ワイン …… 1/2カップ
  • にんにく …… 3かけ
  • オリーブオイル …… 大さじ2
  • 塩 …… 適宜
  • 黒胡椒 …… 適宜
  • 塩麹 …… 小さじ1



作り方

  1. にんにくはみじん切り。しめじも粗くみじんぎり。プチトマトはへたを取って半分に。イカスミはこんぶ水で溶いておきます(なければ水でもOK)。
  2. パスタを茹でるためのお湯を沸かし、パスタを茹でます。
  3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて中火で熱します。
  4. 香りが立ってきたらしめじを加えます。
  5. プチトマトを加え、火が通ってしめじの香りが強くなるまで炒めます。火が通ったらプチトマトは取り出しておきます(あとで盛りつけるためなので、面倒ならそのままでも)
  6. イカスミと白ワインを入れて煮詰めます。
  7. 茹で上がったパスタの水を切り、フライパンに入れてざっくり混ぜます。
  8. 全体にソースがよく絡んだら完成。塩麹はお好みで。



ポイント

材料について少し。

パスタは別に全粒粉でなくて良いと思いますが、ちょっと気合いを入れる必要があったのでアルチェネロの有機全粒粉パスタ、それも高い方(安い方はデュラムセモリナ、高い方はスペルト)を選んでみました。太さが1.8mmだけなので、作るソースによっては適さないかもです。注意。



イカスミはいろいろなスーパー、デパ地下、輸入食品店を見てこちらのを買いました。理由は(相対的に)安かったからと、大量には要らないからです。というか選択肢はこれと「瓶入り180g」しかなくて、180gとか買ってしまっても使い道がががという。

これで4人分らしい。さっきより割高だけど頻度考えたらこっちか…他の店も見よう


今回はしめじを一緒に入れましたが、調べると結構色んなバリエーションがあります。イカや魚貝と合わせるのが多いかな。肉はあんまり見掛けませんでした。合う/合わないがはっきりしているのかも知れませんが、イカスミの主張は結構しっかりしてるので、いろいろ試して見ても面白いかも。


塩麹はなくても美味しいんですが、あるとコクが出てより美味しくなると思います。我が家の自家製塩麹は塩分控えめなので割と気軽に足せるんですが、市販のものは少し塩っぱいので、そのあたり味付けとのバランスも考慮しつつ加えてみてください。



まとめ

美味しかった!

イカスミがだいぶ味付けをリードしてくれるので、料理としては楽でした。イカスミを邪魔しないように整えればOK。とっても美味しく出来ました。「イカスミ」と聞いて難しそうなイメージあったけど、塩気も強すぎず(ペーストそのまま舐めたらしょっぱいけど伸ばすしソースに仕立てるとそうでもない)あんがい扱いやすくて、たまに使っても良いものだなーと思いました。まあ値段さえクリアできればですが。

今日の1皿、1人分が原価400円だからなー。さすがに高いかなと。主婦目線的には、あんまし材料のレベルを下げずにかつメイン1皿200円くらいで作りたいところですね。弁当のおかずにもなればなお可。みたいな。



月間成績

いいね、ということで成績は8勝3敗になりました。
なんかこう、僕のトライにパートナーを付き合わせてる気がしますが、毎日作ったことのない料理ばかり作るというのもこれはこれでなかなか面白いですね。長いこと料理してると固まってきてしまうしなあ。豚肉と言ったら生姜焼きとか、ブリが手には入ったら必ずブリ大根とか。


というわけで次回は、「ブリ大根じゃないブリ料理」です。



謝辞

今回のレシピは「ノリッチさん」のこちらの動画をベースに作りました。感謝。

【ニコニコ動画】【怒りの料理】イカ墨パスタ



ちょうどパートナーと、

「わたし、イカスミのパスタ食べたことない」
「え、そうなの」
「美味しいの?」
「美味しいよ。作ったことはないけど」
「じゃあ作って」

というやりとりがあり、イカスミパスタについていろいろ調べているタイミングでこの動画が投稿されて、なんというグッド・タイミング。作り方もシンプルで解りやすかったです。オススメです。