【ドル円】 ドル円は再び103円台に(執筆時点で103円22銭) 【定点観測】

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先日も一時103円台に乗せていたのですが、今日再び103円台に。長期金利上昇に対する日銀コメントとか関係あるのかなーと思いましたが、そうではなくてアメリカの量的緩和縮小という話が出ていて、それによるバランスだとか。そうなのか。

23日の東京外国為替市場見通し=ドル・円は米量的緩和策の縮小思惑から上昇か(モーニングスター) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス

23日の東京外国為替市場でドル・円は上昇か。バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長が前日の議会証言で米量的緩和策縮小の可能性について一部言及し、米長期金利も2%台乗せとなり日米金利差拡大が意識されドル・円は買われやすい状況にある。きょうの東京時間では日銀が金融経済月報を公表する予定で、景気判断などに相場が反応することはあり得るため注意したい。



そのせいで夜には一時103円70銭台まで行ってたのね。

ドル/円が一時103.73円、4年半ぶり高値=NY市場 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

22日終盤のニューヨーク外為市場では、バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言を受け、FRBが向こう数カ月以内に資産購入プログラムの縮小を開始するとの観測が広がり、ドル/円が一時103.73円と2008年10月以来4年半ぶりの高値に上昇した。直近は前日比0.4%高の102.87円。

バーナンキ議長は議会証言で、資産購入プログラムを当面維持する方針を示しながらも、仮に経済情勢の改善が続けば資産購入を「今後数回の会合で縮小する」可能性があると付け加えるとともに、金利をあまりにも長期間にわたって過度に低い水準に保つことにはリスクを伴うと警告した。



ただ、それが決定事項というわけではなくまだ議論の最中であると言うことが解って、日本の朝では103円台前半に収まってる…そんな状況みたいです。なるほどね。

ドル/円が一時103.73円、4年半ぶり高値=NY市場 | マネーニュース | 外国為替 | Reuters

だが、その後公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、資産購入の縮小を開始する時期をめぐり活発に議論が交わされたことが明らかになり、FOMC内部での意見の隔たりが示唆されたため、ドルは上げ幅を縮小した。



なんだかまだまだ円安は続きそうですなあ……

燃料費がやばいことになってるので、そろそろ着陸地点を探りたいところだけども、そう自在に上手く行くわけもなく。どうすんでしょうねえ。


貿易収支は4月として過去最大の赤字、輸出は円安でプラス維持 | Reuters

財務省が22日発表した4月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は8799億円の赤字となり、4月としては過去最大の赤字幅を記録した。

輸出が円高修正の効果でプラスを維持したが、液化天然ガスなどの輸入が依然高水準で推移したことが影響した。赤字は10カ月連続で、これは1979年7月から1980年8月まで14カ月連続で赤字となって以来のこと。





ユーロ/ポンド

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執筆時点でユーロは132円64銭、ポンドは155円34銭。

前回(5/15)がユーロが132円52銭、ポンドが155円78銭だったのであんまり変わってないですね。一時133円70銭を付けたユーロに比べるとポンドは少し安定してきたのかなと言う印象もありますが、まあでもどうだろう。ドルとユーロ/ポンドの関係もあるし、経済指標が出てくるタイミングもあるし、EUは頑張ってるみたいだけど、きちんと稼げてるのはドイツばかりという印象もあるし……何とも言えないですね。


ECB、物価に下方リスクあれば政策手段拡大も=専務理事 | 世界経済展望 | 特集 欧州債務危機 | Reuters

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は22日、物価安定へのリスクに対応する必要があれば、ECBとして金融政策の手段を拡大することが可能との認識を示した。

また、ECBはユーロ圏経済が下方スパイラルに陥らないよう確実に対処する必要があると指摘した。

専務理事は当地での講演で「ECBには物価安定という目標がある」と述べ、「この目標がリスクにさらされた場合、目標達成のために必要と判断すれば(金融政策)手段の範囲を拡大する可能性がある」と言明した。


フランスは財政赤字圧縮のための改革を加速させるべき=独連銀総裁 | 世界経済展望 | 特集 欧州債務危機 | Reuters

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバイトマン独連銀総裁はル・ポワン誌のインタビューに対し、フランスが財政赤字を圧縮するための改革を加速させるべきとの見解を示した。

欧州委員会は、フランスの財政赤字目標の達成期限の2年延長を提案した。

バイトマン総裁は来年のフランスの財政赤字が国内総生産(GDP)比で4.2%に拡大するとの欧州委見通しを踏まえ、一層の取り組みが必要と指摘。




そんな感じで。