さくらのVPSにAPCを入れる(VPSその6)

それほど負荷を掛けているわけではないのでまだパフォーマンスを気にするレベルにはありませんが、
出来ることはやっておこうかと言うことでPHPアクセラレータをインストール。
eAcceleratorを試そうかなーと一瞬考えもしたけど、まぁインストール簡単なのを、ということでAPCを選択。

PHP: APC – Manual



インストール

PECL経由でインストールすると失敗するという情報がいくつか見つかるけれども、

【さくらVPSで運用 CentOs5.5】APC編 – だらだらアイデア
さくらVPSにapcいれた – ワン!ワワン!ニャ~!

そもそもyumでインストールしてしまえば問題なくインストールできるようです(要Remi)。

AKIBE – さくらのVPS CentOSでサーバ構築 13 – パフォーマンス

というわけで、インストールはこれだけでOK。

# yum -y install php-pecl-apc

現在の最新版、3.1.7が入りました。
インストールが完了したら、Apacheを再起動。

# /etc/init.d/httpd condrestart


設定

設定は特に変更する必要なし。
もし変更するのであれば、マニュアルを参考に。

PHP: 実行時設定 – Manual


キャッシュ状況の確認

アクセラレータは一般的に「中間コードをキャッシュ」することで処理を高速化します。
んで、そのキャッシュの状況は、インストール時にドキュメントに置かれるapc.phpで確認できます。

# cp /usr/share/doc/php-pecl-apc-3.1.7/apc.php /var/www/html

正直、へーというだけで、見たからどうってことはないのですが、
「キャッシュのヒット率99.7%」とかいう数字を見ると、すこし精神的に幸せになれるかも知れません。



パフォーマンスについては今後の運用を見つつ。



追記

元々負荷の低いサーバでのデータではありますが、導入前後で使用メモリが変化しました。
  • 導入前 → 240MB
  • 導入後 → 206MB
APCのメモリ設定はデフォルトのままで64MB。
その分増えたはずですが、差し引きあれで負荷が下がってこうなってるんじゃないかと。

とはいえ、PVが1日200そこそこでは比較にならないかなー
もうちょっと、負荷を掛けて試してみます。