Twitterやfoursquareなどいくつかの海外サービスを見ていて気づいたけど、自サービスのステータスとかリリースとかを他のサービス(主にTwitterとTumblr)上で行っていることが多いんですね。
例えばfoursquare。
foursquareはたまにダウンする(もしくはメンテに入る)のだけど、TwitterやTumblrに自サービスのアカウントを置いていて、それらと自サービスが同時にダウンすることがない限り何らかの方法でリリースが出せる状態になってる。
他のサービスもそんなところが多い。
調べてみたら同じ構造になってるサービスにはこんなのがあった。
foursquare
foursquare (foursquare) on Twitterfoursquare status(Tumblrを独自ドメインで使用)
evernote
evernote (EVERNOTE) on TwitterEvernote Status | Evernote Corporation(Tumblrを独自ドメインで使用)
dropbox
Dropbox (Dropbox) on TwitterFacebook | Dropbox
bit.ly
bitly (bitly) on Twitterbit.ly blog(Tumblrを独自ドメインで使用)
Tumblr
Tumblr (tumblr) on TwitterTwitterやFacebookはわかるけど、Tumblrも結構あるのが意外だった。そうなのねー
リリースには技術者としてのプライドよりも合理的な判断を。
もちろんベストは「サービスがダウンしないこと」で、それを前提にして「自サービスにリリースを用意する」ことなのだけど、現実問題としてそれを実現できる保証はないしていうか多分無理だし(特に急速に成長しているようなサービスでは)、現実的に考えるとそうなるべきというか。その割り切り感が凄く合理的だと思う。サービスの維持を重視するあまり(もしくは安定性を過信するあまり)、全部を自社サーバに置いてもろとも撃沈→復旧まで一切のリリース出ず、みたいなのがありがちなパターンとしてある(この間のmixiとか)けれども、そこまで拘る必要はないかなぁとか。
もちろん上で挙げた以外のサービスでは、大手と言えるサービス(GoogleのGoogle AppsとかAmazonのAmazon Web Serviceとか)の場合には自社ドメイン、自社サービスでステータスを表示してるんだけども、
Apps Status Dashboard
AWS Service Health Dashboard – Oct 5, 2010
メンテナンスの合理性を考えると選択肢として現実的だよなぁと思いましたです。