とらドラ!を見終わって、感じたこと。


まぁなんつーかね。いつまでもアニメの話で文章書くってのもなんだかなーという感じなんだけど、酔っぱらってるついでに書いておくと、確かに、設定がご都合主義過ぎるとか、登場人物の行動が稚拙だとか、ぶっ飛びすぎてるとか、まぁいろいろとあって、そういう感想もそりゃ最後まで見たからよくわかるんだけどさ、なんかねーそういうのをマジでそう思うなと思いつつも、なんだかさ、感動してるんすよ。おいら。なんなんすかね、これ。


いやー多分ね、極私的な、個人的な感傷もかなりの割合混じってると思うのよ。端々で何となく自分の高校時代とか思い出したりとかしてたから。文化祭で一致団結→優勝とかね。懐かしいわ。


でもなんかさー、いろんな人がいろんなこと書いてて、自分がおかしいのかなーと思ったから結構いろんな文章読んで、批判的なコメントももっともだなーと思ってたんだけど、なんかねーそれでも違うんよね。なんすかね。最高とか、神とか、糞とか、そういうんじゃないんだよなー

最終話の感想でも書いたけど、俺らもあんなもんだったと思うんだよ。実際の話。どうでもいいことで悩んだり、ただ歩けばいいのに一歩を躊躇したり、と思ったら周囲の大人がどん引きするくらい思い切った決断をしてみたり、つい感情的になって酷いことを口にしてみたり。

作者の竹宮さんと大体同い年ってのもあるかもしれないんだけど。

まぁ勝手に思ってることだけど、こう、今の年になってから「17歳」を振り返る、その距離感がもの凄く自分に近くて、

大体さー小説とか漫画とかアニメとかってさ、若いヤツを幼稚に書かないじゃない?むしろ、大人の俺らが幼稚に見てたけど案外大人だった、みたいな書き方するよね。でもさ、それもまた一面的な話でしか無くて結局誰だってガキなんだよな。17歳なんだからさ。どうでも良いこと考えてたり、全然考えてなかったりするわけよ。なんつーか、その等身大な「馬鹿さ加減」が嬉しかったんだろうなーとちょっと思った。

ストーリーに関して言えばさ、正直、もっと2人の生活を見ていたかったなーとか思うよ。1年間1回も会わないで卒業式なわけないだろ、飛ばし過ぎじゃねーのかとかさ。原作読んだあとだと、アレ言わないとこれ理解できないだろとかさ。(クリスマスイブに大河のマンションの前に実乃梨がいたのは偶然じゃなく、大河の真意を確かめに来た―と原作のト書きにはあるんだけど、それはアニメにはなくてぽかーんだしね)


まぁでもね。
なんかわからんけど、感動したんだよ。よくわからんけど。自分でもアホだなーって思うけど。
年取ると涙もろくていけねぇや。

なんなんだろうな。

自分が一番わかんねーよ。