日生でカキオコ。


というわけで、
JR20周年記念で青春18切符が8000円』を利用して、
岡山県備前市日生まで、カキオコを食いに行ってきました。
京都から鈍行で、2時間半。


カキオコってのは要するに、牡蠣入りのお好み焼き。
DPZで特集していたのを読んで、
ほとんど一目惚れで、決定したのでした。
(参考: デイリーポータルZ:日生のカキお好み焼きを食べてきた


目的地は、お好み焼き『きまぐれ』。




例によっておばちゃんが切り盛りしているお好み焼きですが、
ここはさらにひと味違う。
店の奥がカラオケルームになっているのだ。
順番待ちのお客はそっちに通される。


談笑中の地元のお姉さんたち


もちろん自由に歌ってかまわないみたいだけど、
さすがにそれも気が引けるので…と思って待つこと20分。
ようやく呼ばれて、鉄板の元へ。

そこにはすでにカキオコが焼き上がっており、
ものすごい良い匂いが満ちている。

『見たことない』『言葉が違う』という2点で、
明らかに地元民ではないわけだが、それが興味をそそるのか、
いろいろ話しつつ、カキオコを頬張る…



美味い…



とにかく、牡蠣一つ一つがでかいんである。

京都で買う牡蠣は、だいたい火を通すと小さくなってしまうけど、
こっちのは全然違う。
曰く、水を含んで大きくなってるんじゃないから、だとか。
もう、きっちり、身が詰まってるってことですな。


んでもって、牡蠣だらけ。


写真だとわかりにくいけど、白いのは全部、牡蠣。


お店のメニューは、カキオコか、
焼きそば、ないしは焼きうどんなのだけど、
牡蠣の量は、だいたい、豚肉と同じくらい。

おばちゃんが、豚肉をわしっとつかみ、
次に牡蠣をわしっとつかみ、火を通した後に野菜を加えて、
塩胡椒とソースをかけて、焼きそば完成、みたいな。


そんなんで良いのかという…



それで800円か…


遠いところから来てくれたから、ってことか、
食後にコーヒーまでごちそうになって店を出る。

いやーめちゃめちゃ美味かった。

京都で見かける、牡蠣入りお好みとは全然別もんだね!


牡蠣好きなら一度食べてみるべきであります…!