必要とされていること。

自分が今、いろんな場面で、
多くの人に必要とされている、というのは、薄々感づいている。
仕事のことにしても、
俺がいなければ、多くのプロジェクトが動かないことは知ってる。
俺はクラッチヒッターばりに、
プロジェクトを表に出すキーマンのような役割。
それに、例えばイベントの友人たちにしても
動力に直結している一番はじめの歯車は
間違いなく自分だと思う。
そういう、必要とされていることは、十分に分かってる。

俺は誰に必要とされたいのか?
俺が必要だよ、と言って欲しいのは、きっと、自分自身に、だ。

俺のことをすごく好きな女の子がいて、
あなたが必要なの、と言ってくれたとする。
でも、他のことに対する必要と、比べることは出来ないし、
嫌な言い方をするなら、
別れれば、俺の代わりをつとめる人間はいるだろう。
でも、俺にとって俺は俺だけだ。
自己顕示欲が強すぎて、欲張りなのかもしれない。
気が小さいのに、自己顕示欲旺盛。

誰かに、あなたが必要だ、と言われるのは非常に嬉しく思う。
その言葉がなければ、俺は、やっていけない。
でも、それとこれとは別のことだ。比べることはできない。

自分が、生きている、と思える瞬間。
それを常に欲し、どうすればいいかわからない。

俺が今思っているのは、そういうことだ。
ずっと思い続けるだろう。
むしろ、そうでなくては俺はやっていけない。
『落ち込んでいる』と見えるかもしれないが、
そして実際にいろんな人に心配されるが、
逆説的に言えば、これが俺が生きていける理由だ。

日々、自分を満足させるために、
闘っていたいと思う。