2018年になりもう平成も終わろうというのに、いまだにメーラーを使っています。ていうかもう若い人には「メーラー」自体理解出来ないんじゃないか。「メーラー」は主にパソコンのデスクトップ上で動作する、メール送受信のためのアプリケーションです。今はGMail始めブラウザ上で動作するwebアプリケーションが主流ですし、そもそもメール自体あまり使わないという人も多いかも知れません。長文のやりとりは、SNSのDMを使えば十分に目的を果たせるし(データの蓄積を重視しないのであれば)。
そういう状況は十分に理解しているんですけど、それでもなおいまだにメーラーを使用しています。「Becky!」というソフトウェアに愛着があるというのもあるし、なんだかんだローカルにデータとして持っておきたいという気持ちもあるからなんですが、でも実際のところメーラーで読むより先にブラウザでタブ固定しているGMailでメールを読んでいます。全部ではないけれど重要なメールはiPhoneでも通知が来るようになっているし、そもそも公開しているメールアドレスはほぼすべてGMailですし利便性は十分にカバー済み。そう、もうメーラーは必要ないんですよね……
とは言え、ブラウザにしてもiPhoneにしても、大量に来るメールの通知を如何に最適化するかは工夫が必要なので、その設定を試行錯誤しています。基本的な方針は、
- 重要なメール(必ず目を通さなければいけないメール)のみを「受信箱」に残るようにする
- 処理済みのメールはどんどんアーカイブしていく
- すべてのメールに1つ以上のラベルが付くように設定しておく
- たまにすべてのメール – 未読メールで確認
で、要は本当に大事なメールと初めて来るタイプのメール以外は読まない。また受信箱に残るメールを制限しておくことで、iPhoneでの通知をコントロールすることも出来ます。受信後自動的にアーカイブされたメールは通知が来ないので。
そういう設定を1年くらい前にやって、その後とても快適に運用しています。フィルター設定が膨大だったメインアドレスも、一旦フィルターを削除するなどして整理して、現在はかなり見通しのいい設定に。今見るとそれでもまだ自動的にアーカイブしすぎて「めっちゃ重要って言うわけじゃないけど読んではおきたいメール」を見落としてたりして危ないですが、でもかなり使い勝手が良くなりました。これならもうメーラーは起動しなくていい……
でも起動してしまうんですよねえ。不安なんですよね。ちょっとスタートアップから外すだけで良いんですけど。
えいやっとやってしまうのが良いのかなあ。