まかないでもらってくるメニューに毎日肉が入っていて、健康オタクの同居人から「肉を食べ過ぎだ」とずっとなじられているのですけど、僕のまかない以外の食事を考慮しつつ、食肉の適正量を調べると、どう考えても食べ過ぎでは無いんですよね……

公的な機関、企業の研究機関や学会などの資料を並べるとこんな感じになります。一応、肉を食べること前提では無くて、「肉 摂取 目安」などで検索して信用出来そうな資料を並べたつもりです。

日本動脈硬化学会 一般啓発サイト -動脈硬化の病気を防ぐガイドブック-
高齢者こそ肉を?!  - NHK クローズアップ現代
農林水産省/「何を」「どれだけ」材料と料理区分
赤肉・加工肉摂取量と大腸がん罹患リスクについて | 現在までの成果 | 多目的コホート研究 | 独立行政法人 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究グループ

それ自体は信用度の低い質問サイトの回答ですが、回答内で上げているリンクからある程度目安になるかと思うのでこちらも上げておきます。

こんにちは、栄養士です。 蛋白質は太りにくい栄養源なので、 【OKWave】


話を総合すると、大事なのは摂取量と他の食べ物とのバランス。効率よくタンパク質を摂取するために、適正量を【毎日】摂りましょうというのが基本的な指針であり、毎日摂取する場合の肉の目安量は、かなり少なく見積もって50グラム程度(動脈硬化の危険がある人の場合でかつ同時に魚、牛乳などを摂取した場合)。健常者であれば60-100グラム程度です。

もちろん肉を好きなだけ食べて良いと言うことでは無く、同時に野菜や炭水化物なども適切に摂取することが大事です。タンパク質だけとっても、肉だけでなく魚、植物性を1日の中で上手に組み合わせて摂っていきましょうと。つまりバランスですね。僕のまかないを除いた日常の食事構成が、ほとんど肉を食べずタンパク質は主に納豆、卵から、魚も週に1回程度という食事構成であることを考えると、週4回程度まかないの肉を食べたところで、どう考えたって「肉食べすぎ」には当たらない。まかないのために買ってきたバラ肉を、10人とかで分けたのがまかないですからね。量なんてたかが知れてます。


もちろん肉食自体を敵視している人たちがいることや、菜食主義による健康を目指している人がいることは知っています。過度の肉食が腸内環境を悪化させることも知っていますが、僕は毎朝1杯のグリーンスムージーを飲み、納豆を食べ、昼にはぬか漬けを食べ、夕食前には生野菜サラダを食べ自家製味噌の味噌汁を飲み(夜仕事があるときは仕事から帰ってきてからサラダ、味噌汁です。ご飯はなし)。これだけ多くの野菜と発酵食品を摂っていて、人よりも腸内環境に深刻な問題を抱えているとは思えません。珈琲の飲み過ぎなど何かのきっかけでお腹を下したという場合を除いて、おならが臭いとか、便の色がおかしいとか言うこともありませんし。


ある物質(例えば肉)を過剰摂取することに依るデメリットばかりに頭が行ってしまい、それを全く排除するように考えていくのは、健康に神経を尖らせる人たちに多く見られる傾向なのですけれど、合理的な栄養学の観点からみればそういう態度はナンセンスだと僕は思いますし、ある種の神経症だよねと考えています。世の中、そんな「0か1か」みたいなシロクロの世界じゃ無いじゃないですか。なんでもほどほどで良いんじゃないの。

もちろん自分のために自分に世間で認知されているよりもさらに厳しい制約を課す、というのは、個人の自由で好きにしたら良いでしょう。それが自分に合っている人もいると思います。体質的に、生理的に、あるいは好みの問題で、肉を摂取出来ない人もいますし、そういう人にまで肉食を押しつける必要はありません。栄養学はきっとそういう人のためにもなると思います。

でもそうした厳しい制約を、他人から押しつけられてもなあというのが正直なところです。腸内環境は良ければ良いほど良いでしょ?という意見もあるかも知れませんけど、個人の好みを制限してまで過剰な「良さ」を求めるのは、逆にストレスですよね……QOLにも反すると思うんですがどうなんでしょうか。しかもその忠告を聞かないことが私にとってストレスだとまで言われてるんですが、いやあ。食生活はかなり付き合って健康的にやってる方だと思うんですけど、さすがにそこまでは付き合いきれないっす。