これ読んで。

ニコニコ動画の最盛期はアニメがたっぷりうpされていた頃 カナ速

44 :名無しさん@涙目です。(千葉県):2011/12/20(火) 23:35:59.71 ID:C6iR8s+d0
アニメ無法地帯だったのってγ以降だろ


45 :名無しさん@涙目です。(中国地方):2011/12/20(火) 23:36:04.60 ID:I83gYeto0
アニメ全話余裕で残ってたよな
あの頃がピークだわマジで


わからなくもないんですよね。


大体2009年くらいまでの話だと思うんですけど、確かにその頃は「動画共有サイト」は今よりももっとずっとアングラで、みんなでせっせとサイトを「消費している」感覚がありました。アレ潰れたから次はコレ、みたいな。自分がよく利用していたのは「Stage6」とか「Veoh」とか。「YouTube」は今より全然画質が悪かったのであまり利用していませんでした(音楽PVを除く)。

僕は基本的にアニメを見ない人なのですが、Webで盛り上がってるのを知ると見たくなります。でもあくまで「ちょっと見てみたい」というだけなので、DVDを買ってまでは見たくありません。結果、動画共有サイトを巡って違法アップロードされた作品を探すという流れになってました。中国語やドイツ語、スペイン語字幕のなんかも見てましたね。『ハルヒ』とか。

ニコニコ動画はそんな時代に出てきたサービスで、今でこそ「動画ありきじゃなくてコメントを付けることがコンセプトだった」なんて言ってますが、ユーザーの感覚ではその当時流行ってた「動画共有サイト」に新しい仲間が増えた程度の認識でした。「Stage6」→「Veoh」→「YouTube」→「ameba」「なんとか動画」といった風に連なる検索ルートの「YouTube」の前後くらいに収まるかなあ程度の。今でもニコニコ動画をそういう系統の「動画共有サイト」として捉えるんであれば、確かにあの時代が最盛期という考え方は成立しうる思います。



でも、ニコニコ動画はもうアニメ置き場としての「動画共有サイト」ではない

そういうことを考えながら、今の自分のアニメ視聴を考えてみるとこうなります。

  • ニコニコ動画で放送するモノ以外は話題作であっても見ない
  • ニコニコ動画で放送するならテレビから2週遅れであってもニコニコ動画で視聴する

いつの間にかそうなっちゃいました。探すこともないです。「Veoh」も「Stage6」の後継「Stagevu」も長いこと行ってないなぁ。わざわざ違法なものを探さなくたって、ニコニコ動画(ニコニコチャンネル)で合法なものが無料で視聴できるならそれで十分なんですよね。僕がしたかったことは「無料でアニメを手に入れたい」ということではなくて「地域や番組表に縛られない視聴をしたい」ということだったと。今日気付きましたけど。だからそれを実現できる手段が生まれた時点で、「動画共有サイト」でアニメを探す必要が全くなくなったんです。

同時にニコニコ動画も今までの「動画共有サイト」ではなくなりました。現在のニコニコ動画で違法アップロードされたアニメを探すことはまずありません。それよりもニコニコ動画はやはりコメントで「その場感」を感じられるのが良い。そのアニメを自分と同じように好きな人と一緒に見ている、そんな感覚が楽しくないわけはないし、むしろそれがあるからこそアニメを見ているわけで、逆にそれがない環境でアニメを見るとちょっと物足りなくさえ思います。作品に特別な思い入れがあれば別ですが。

だからまぁ、現在のニコニコ動画は「かつての動画共有サイト」としては最盛期を過ぎてしまったけれど、そのことがニコニコ動画の現在の価値にはなっていないとも思うのですね。かつてそういう使い方しかしてなかった人は、確かに今はもうニコニコ動画にはいないだろうなぁ…



便利に見られるようになったからと言ってお金を落とすというわけでもない

あ、これは「動画共有サイト」とアニメの話じゃないですけど、余談的な意味で。

「ニコニコ動画で便利にアニメを見られるようになって、アニメ業界に対して自分がお金を落とすようになったか?」という質問があったとして、正直に答えるなら、「それとこれとは別問題」ということになると思います。どうやって見たって原作やDVDを買うものは買うし(『とらドラ!』BD-BOX買ったよ!)、財布の事情的に見てそこまではしたくないものには一銭も払わない。だから僕個人は「ニコニコ動画でアニメ放送をする=アニメ業界儲かる」という単純な構図ではないとは思っています。

ただ「情報にたくさん触れること=物欲を刺激する」という構図ももちろんあります。バイキングで取り過ぎちゃうアレです。どうせ元が「無料で放映してグッズやDVDで元を取る」というビジネスモデルだったのだから、バランスを崩さない範囲で露出/訴求のチャンスを増やすのは有効と思います。露出して売れないものは露出しなくてもどうせ売れないんだしさ。そういう意味で今現在の「1週間だけ無料(=タイムシフト)」という猶予期間が絶妙なバランスじゃないかなぁと思っています。無料で見たいだけの人はそこで終われるし、ものまで買いたい人は先に進めると言うね。

アニメ業界が依然として苦しいらしいの聞く限り最上というわけではなさそうですが、少しでも需要と供給を繋ぐ助けになれば。なんて。