年収200万円からの貯金生活宣言年収200万円からの貯金生活宣言
横山 光昭

ディスカヴァー・トゥエンティワン 2009-04-15
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2010年に入って自分のお金の使い方を見直すまで、僕のお金の使い方はかなり適当なものでした。その辺はこのエントリにまとめてありますが、いやもうホントにリボ払い、ダメ!絶対!

財政健全化宣言。 - nplll: Mutter

とはいえ消費者金融からお金借りるまでは行きませんでしたし、だらしがないヤツ程度で済んだのですが、それでも「借金」が一時40万を超えたのは本当に堪えました。利子も払いながらそれをきちんと返済するのって、考えれば考えるほど大変で。それ以来、お金に関する考え方がかなり変わりました。

僕の場合、幸いにも自分自身で方針を決定し正しくコントロールできるようになりましたが、あくまで自分に合わせて考えた方法なので誰にでも出来るようなことではありません。例えば上のエントリでは「Google Docsのスプレッドシートを使って家計簿を付ける」と書いていますが、地味で淡々とした作業が嫌いな人ってのはたくさんいるでしょうし、そういう人にはあんまり向いてません。

じゃあどうするか。

というわけで、本書があるわけです。


この本を読んで思ったことは、自分が考えてやってきたことが「全部書いてある!」。そうなんです。僕の稚拙な文章で分かりにくかった部分、例えばお金の使い方を見直す工程とか、そもそも使うお金の区別とかそういうことが全部書いてあります。あー1年前にこの本読んでればと思いましたが、逆に言えば、自分の考え方が正しかったんだと自信が持てました。何となくお金を使ってしまっていて、残したいのにお金が手元に残らない、そんな人は是非読むべきです。



以下、印象的だった言葉をいくつか引用します。

お金ステージとは次のように分かれます。

第1ステージ:お金を管理する
第2ステージ:お金を学ぶ
第3ステージ:お金を活用する(p.36)
お金を貯める8つのステップ
  1. 自分の性格とお金グセを知る
  2. 無理なく出来るお金習慣を考える
  3. 今の固定支出を疑ってみる
  4. 貯金目標とお金以外の楽しめる行動目標を持つ
  5. 今、お金を貯められる環境なのか判断する
  6. 期間設定と数字で自分を知る
  7. 90日間での成果を振り返る
  8. とにかく繰り返す!
(p.44)
何でもかんでもお金を使わないようにするのでは、単なるケチな人になってしまいます。貯金できても人としての魅力や信頼を失うのでは、寂しい人生ですからね。(p.109)
要するに"いくら使ったか"より、"何に使ったかが大事なのです。(p.115)
だから何か貯金箱に使えそうな容器で十分です。入れたら壊さないと出せないものだとか、開閉しにくいものではないほうがいいでしょう。どれくらい貯まったのか、チェックして満足したいときもありますからね。(p.149)
私の考えでは、家計簿の目的は、自分のお金の全体像とその流れを把握することにあります。すべてきっちり管理し、不明なお金を出さないようにするためではありません。(p.154)

「とにかく使わなければ貯まるだろ」という考えは基本的には上手くいきません。この辺はダイエットと似てると思うんですが、辛い思いをして我慢をするのは確かに「頑張ってる感」はあるけど成果はそう上がらないもんです。ごく稀にその我慢で成果を出した人にスポットライトが当てられることはありますが、ぶっちゃけ、できないでしょそんなの。少なくとも僕は出来ません。

大事なことは、何を始めてどこまで行くかを事前に考えて計画を立てることです。そのためには準備をしっかりする必要があります。特に、具体的な状況を数字で把握するのが一番大事。これはきっと、お金のことだけではありませんよね。



うまくいっている人も、意志は決して強くありません。ただし、「自分の意志だけでjは限界がある」ということを理解しています。
不思議ですよね?つまり、発想が反対なのです。(p.174)

そうなんですよね。

なんだろう、節約もダイエットも禁煙もみんなそうなんですけど、成功するかしないかを最初から「精神力」と結びつけて考えすぎていませんか?と思うんですよね。確かに精神力は重要な要素ではありますけど、精神力には個人差がありますし、時期によっても波があります。大事なことは精神力が不足している状態でも成果を出せるようなシステムを作ることだと思うんですよね。

例えば、僕はよく計画を3通り立てます。通常のメニューと、絶好調の時のものと、最低限のメニューと。最近は毎日走るようにしていますが、通常は8km、絶好調で12km、最低でも4kmというメニューになってます。禁煙前に本数減らしていたときは、1日の本数を、通常は7本(1箱を3日)、絶好調で4本(同5日)、最低でも10本(同2日)にしてました。

基本的にあんまり自分を信用してないんでしょうね。



ちなみに今僕が一番興味があるのは「保険」

こんな文もあるのですが...

金融商品が豊富な今の時代、生命保険で貯蓄を考えるのは得策ではないと感じます。つまりは、生命保険に求めるものは「保障」部分のみで良いのです。(p.68)

どうなんでしょうかねぇ。そうなんでしょうか。個人的には、安い掛け捨てって損してる気がしてなんか二の足を踏んでしまうんですが...

ま、その辺はまた別の機会に考えます。