先日の尖閣諸島での騒動から続く一連の揉め事。


本当に中国は酷いなと思っているんですけど、でもなぜか1つの意見に熱心に賛成する気が起きない。「日中友好のためには中国に配慮が必要だ」とか「いつまでも弱腰でいるから舐められるんだ」とか。それぞれに反論があるわけでは全然無いのですけど。

なぜそうかというと、多分、わかんないことが多すぎるからだと。
僕が知らないことも、知ろうとしても見えない内部的なことも。

例えば「中国政府」というものの捉え方1つ取ってみても、興奮した意見の殆どは「中国政府」という1つの組織が中国全土をまとめて日本に敵対しているという感じのイメージだけど、そうではなく共産党と軍部(または軍閥)、北京とそれ以外、と言うように中国は決して一枚ではなくそれぞれが独走して何かことを起こしうるというイメージを持った人もいます。どっちが正しいか分からないけれどもそれが違うと結論が大きく違うわけで、「どっちが正しいか分からない」ということで全体が凄くぼんやりした感じになします。

どうなの?実際の話。
いや確かめる方法はないんだけども。



世界史的な意味で中国のことを考えると、あの広い土地が1つの政府によって支配されている年数の方が珍しいんじゃないかという気にもなってくる。

一応「清」以降は中国全土を統べる政府ということになるんだろうけど、今の状態が「五代十国」みたいになってたとしても驚かないし、もし仮に(あくまで仮に)そうなっていたとしたら、話をするチャンネルが北京1つじゃダメなんじゃないかというきもしつつ、あんまり北京以外と話をして北京との関係が悪くなってもあれだしとか思いつつ、おお、なんだこの歴史シミュレーションの外交みたいな!とか思うわけです。

Civilizationの対戦動画とか見てても思うのは、自国の強弱に依らずその手の外交ってのは必ず必要で、意図さえしっかりしていれば「中国政府に配慮」はカードとして十分にありで、その見返りを要求してWin-Winになればいい。ただなんか日本政府がそう言うことを考えてるようには見えなくてただごり押しにヘーコラしてるだけなんじゃねーのとか見えて(「周辺にいらっしゃることは確認しているようだ」)、実際にそうかもしんないけど、だとしても日本の外交が稚拙か、もしくはその外交を内部的に見せる演出手腕が極度に稚拙か、いずれにしろなんかこう日本の未熟さで空回りしてるだけのようにも思える。

中国が悪いのはいいけど、どうしたらいいのかはなんか判然としないっつーか。


そういうわけでどの意見も興味深くはあるんだけど、今のところはよく分からないので静観しています。