ハチミツとクローバー、通称「ハチクロ」。そういうマンガがあるということだけは知っていたのだけど、機会が無くてずっと読んでいなかった。

先日、同居人が友人から全巻借りてきたので読んでみた。


なーんだろうなぁ、これは(苦笑)
いや、嫌な意味ではなくて。

作中で作者自身が繰り返し茶化してはいるけれども、全体としては18歳から25歳くらいまでの、恋愛や将来に振り回される若者の青春の…青臭い話。こういうのがダメな人もいるけど、僕は僕自身と凄く重なるところがあって(つまり僕もそのくらいの時非常に青臭かった…青春スーツをばっちり着込んでたタイプだったのよ)、共感するんだよなぁ。自転車でふらっと出掛けちゃうところとか。さすがに稚内は行かなかったけど、「自分の足でペダルを踏んで少しずつ距離を詰めていく」っていうような感覚は良く理解できる。車や電車は基本「待ち」だけど、自転車は違うからね。


そんな竹本君の他にも、結構大勢いるキャラクターがそれぞれキャラ立ってて(森田とか、美和子さんとか)良いんだよね。ちゃんと順番にそれぞれの見せ場があり、こんがらがったそれぞれの糸を順番に丁寧に解きほぐしていき、最後にそれが綺麗な形になる…いや違うか、例えばはぐちゃんを取り巻く関係性は心情的に見て全く綺麗になってないけど、それでもこれで良いんだと、形自身が意志を持つっていうかね。理屈でいうとそれで良いわけじゃないけどでもそれで良いって言えるようなことって、あると思う。


「ラブ・コメディ」って言ったら、もしかしたら好きな人にとっては失礼なのかも知れないけど(その辺どんな捉えられ方してるか分からないし)、でも途中深夜だっていうのに腹抱えて笑う場面もあったし(寝寝る前に1巻だけと思って読み始めて気付いたら朝だった…)、thumbs-upな場面もあったし、グッと来た場面もあったし、やっぱり僕の中では「ラブ・コメディ」かなぁと。

面白かった。




…アニメは見ないでおこうと思ったけど、Yukiの声聞いたら見ても良いかなと思っちまった…