『ほぼ日刊イトイ新聞』が創刊11周年を記念してやっていたイベント、『イべんとう』。

ほぼ日刊イトイ新聞 - イべんとう

その発想が凄く面白かったので僕もやってみたよ!
舞台は、京都高島屋地下、食品コーナー。
さすがに予算2,000円では多すぎるので、白飯は家で炊くというルールの下、予算1,000円以内でそれぞれ好きなものを購入してあとでアップするという企画。


デパ地下の総菜コーナーなんて普段全く足を踏み入れないんだけど、結構人入ってるのな…(諸事情により写真ありませんが)個人的にはどれもこれも高いイメージばっかりあったけど、案外そうでもないものもチラホラ。家で揚げ物が出来ない(油飛ぶのが気になっちゃうのね。出来ないことはないんだろうけど)ってのもあって、100円や200円で揚げ物買えるんであれば、別に買っても良いかなぁと思ったし、簡単なサラダとか煮物とか結構手頃な値段(1人前200円くらいから)で買えるのは、忙しいときには便利かも知れないと思いました。

あと、閉店間際の賑わいっぷりにもびっくり。京都高島屋は夜8時までの営業で、デパ地下も当然8時で閉まるんだけど、7時半以降の熱気ったらないね。有名店の出店コーナー(鯖寿司とか)はそれほど動き無いんだけど、その他総菜各店、残しても仕方がないからディスカウントして呼び込み始めるし、客の方もそれ知ってるから閉店間際までもの凄い賑わい。スーパーと違ってそれぞれの店舗で直接対面、金のやりとりがあるから店の方もモチベーション違うだろうなぁ。


そんなこんなで、予算1,000円という縛りで僕は買ってきたのはこんなメニュー。



  • 棒ヒレとんかつ 399円
  • 鯵南蛮漬け(2尾) 210円
  • コロコロポテトサラダ 181円

計、790円也。全部は使い切れませんでしたが、その時食べたいと思ったものは買えたと思います。個人的には、鯵の南蛮漬けがとにかく心惹かれてしかも1尾105円と大変お買い得だったので迷わず選択。ついでに最近食べてないポテトサラダも食べたかったので買って、メインは残りの予算で選びました。全体的にバランスよく。


『イべんとう』にならって、設問にも答えるよ!


1. その弁当を買った理由(複数回答可)

基本的には全体のバランスを考えての選択。サラダあり、肉あり、魚あり。揚げ物については、普段自宅でやらないというプッシュもあった気がします。ヒレカツとカレイとで迷ったんだけど結局こっちに。
ちなみに、ヒレカツはソースが無料で付いてくる(単品では25円)とのことで何種類かの中から選べたんだけど、なるべく普段味合わないものをってことで味噌カツダレを選択。


2. 食べる前に期待していること

ヒレカツというかとんかつの良し悪しは見た目ではわからないので、それが不安。衣が厚かったらどうしよう、とか、肉が硬かったらどうしようとか。特にセール価格だったので。さくさく柔らかだといいなぁと。


3. 食べる前に、あえて、その弁当の弱点を言うなら?

ちょっと油が多いかも。個人的には好きなセレクションだけど、さっぱり感という意味で言うと、生野菜のサラダであっても良かったかも。でもポテトサラダ食べたかったんだもん。
ヒレカツの味噌カツダレについては、そんなに期待していない。


4. 食べてみての感想(なるべく具体的に)

棒ヒレとんかつは、値段と事前の不安に反して美味しかった。衣は適量でサクサク、肉は適度な肉感と適度な柔らかさを保って味わい深くて良い感じ。味噌カツダレは、やっぱりそれほどでもなかったけど、少量付ける分には美味しい。衝動的に買った鯵の南蛮漬けは、きっちり鯵がしみていてそれでいてしつこくなく、さっぱりスッキリジューシー。美味しい。ポテトサラダは言わずもがな。予算の余り分を考えると、もう100g買っても良かったんじゃないかとちょっと悔やまれる。

全体として、白飯に非常に合う選択になって夕ご飯としてきっちり形を整えられたことは良かったと思う。


5. この弁当に発見できた作り手の工夫や情熱

揚げてから随分時間が経ってる上に家で温め直すことを考えると、この揚げ物のテクは凄い。普通もっとべちゃっとしてしまうものだし、こんなに美味しくいただけないと思うんだけど、これは一体いかなるテクによるものなのか。プロ恐るべし。399円という価格にはちょっと不安もあるけど、深く追求しないことにする(多分アメリカ産の豚肉かな)。

鯵の南蛮漬けは、鯵そのものの出来もさることながら、付け合わせの大根、唐辛子のバランスが良いのにも感心した。あと、売り場のおっちゃんの『液だれしないように』と言う配慮か、厳重にラップしておいてくれたのも良かった。包装はなるべく簡素にしたいと思っているけれども、こういう気遣いはありがたい。

ポテトサラダは定番の味。雑味もなく、きちんとジャガイモの味を活かせていたと思う。最近ジャガイモ高いのにこの価格で提供できるのは凄いなぁとか思っちゃう俺はどうなのか。


5. どういう人たち向けの弁当だったか?

普段余り自炊しない人向け…というよりは、日常に疲れたOLやサラリーマン向けの弁当だったかも。一通り揃った弁当をサクッと買ってしまうのではなくて、そこに入れるものを1つずつ選んでる時点で「非日常性」を求めている姿が思い浮かぶし、この弁当を食べると言うよりも、多くの選択肢を見た上で実際に自分でこれを選んで、賞味して欲しいと思う。


6. 作り手に、メッセージを

自分だけが満足する料理を適当に作るというのは案外苦でもないことなのだけど、価格や売れ行きを考えながら多くの人に満足してもらえる食品を数多く取りそろえている各店のスタッフには、敬意を表したい。デパ地下で総菜?と思っていたけど、確かに自炊の方が健康的で経済的だと今でも強く思っているけど、これだけのレベルのものを提供できる各店のプロ意識を考えれば、持論を多少は譲歩しても良いなと思えた。GJ。


7. 読んでいる人たちにも、ひとこと。

このブログを読んでいる人が毎日何を食べてるかはよくわかりません。ラーメン好きな人もいれば、インスタント三昧な人もいるでしょうし、オーガニックなもの以外は食べない人もいれば、コンビニ弁当な毎日の人もいると思います。基本的には自炊メインではありますが、僕もカップラーメンは嫌いじゃないですし、面倒なときは外食もします。安い居酒屋にも行きますし、オーガニックなカフェで夕食を摂ることもあります。

大事なことは、それを美味しく食べていますか?ということだと思うのです。デパ地下という、ありとあらゆる食材が揃っているような場所で、今自分が食べたいものを選択すると言うことは、すなわち自分の食生活を振り返ることでもあると思うのですね。この時代、何が安全な食べ物かなんてわかったもんじゃありませんが、それならせめて美味しいものを、美味しく食べたいじゃないですか。疲れているのはわかりますが、たまには違った選択をしてみるのも面白いと思いますよ。コンビニ弁当より、塩鮭のお茶漬けの方が美味しいって言うひも絶対ありますから。

そういう楽しみを大事にして生きていきましょう。