僕は零細レコードショップで働くしがないWEBデザイナ/プログラマなわけですが、
音楽に興味があるとはいえ、音楽業界繋がりで働くようになったというわけでもないので、
そこでの専門用語(というか、一般的には余り使われない形容詞とか)には疎いことが多いです。

きっとどの会社でもそうだとは思うんですけど。
社内には通常その業界のニンゲンしかいないわけなので、それでOKなんですが、
これはまぁ入社の時点で既に思ってたんですけど、僕だけが業界人じゃないんですよね。
なんで、僕以外のニンゲンが感性を共有できるような単語のニュアンスが、
僕だけには伝わらなくて困ったりとか。
もともとグラフィックデザイナーではない、と言うのも大きいんですけど。
今までに困った形容詞は例えばこんなの。

  • ドープ(dope
  • ナード(nerd
  • いなたい
  • サグ(thug
  • アブストラクト(abstract)
  • サイケ(psychedelic)

まぁアブストラクトとかサイケについては大分意味が分かるけど、上4つはあんまり分からない。
話をする人は気を遣って指示してくれるので、言いっぱなしでほれ作れ!ってことはないんだけども、
どうしたって目で記憶したものに単語を当てはめて分類してるので、
それを改めて説明して欲しいってリクエストしても…説明できないっぽい。
まぁ仕方ないんだけどね。


性格にも依るけど、英単語をいちいち挟んで喋りたがる人ってのは10人に1人くらいいて、
そういう人になってくるともはや日本語で説明すること自体がダサイみたいな感じになってて、
複数人で喋っててその単語で場が落ち着く位に思ってるんだけど、僕だけ分からんとか。

例えばドープとか。

最初の飲み会でそれがよく出てきたんだけど、
あとで誰かに聞いても、みんな感覚としてはつかんでても上手く説明できなくて、
未だにどういうニュアンスだったのかよく分からない。

辞書で調べると、

【名】
  1. ドープ塗料{とりょう}
  2. 麻薬{まやく}◆特にマリファナ
  3. 興奮剤{こうふんざい}
  4. 内報{ないほう}、秘密情報{ひみつ じょうほう}
  5. 間抜けなやつ
    • He is such a dope. : 彼はそんな間抜けなやつさ。
    • Don't be a dope! : ばか言わないで。

【形】
  1. 〈米俗〉とても[すごく]良い、素晴{すば}らしい、格好いい、いかした、粋な

という感じなんだけど…褒めてんだかけなしてるんだか。
会話の流れ的には、あんまり褒めてない感じではあったけど。

うーん。


グラフィックにせよWEBにせよ、クライアントとニュアンスの共有をするのは、
作業を始めるに当たって一番重要なことだと思うんだけど、そこんとこが結構難関。

そうはいっても僕なんかは、個人含めても限られた業界のニンゲンとしか働いてないから、
そんなに困ることはないけど、色んな業界の人と仕事してるデザイナは大変だろうなぁと思う。
クライアントが言ってる単語が分からない、説明もどうもそれこそアブストラクト、
そんなとき、皆さんどうやって自分のイメージを組み立ててるんでしょうかね?