モチベーションの高い職場

DSC_0029 色々ありまして、料理修業関連の日記はここでは更新していませんが、修行自体は新しく場を移して続行中です。スキルと知識と資金という将来の夢に必要な3要素がなかなかバランス良く稼ぎ出せなくて苦労していますが、僕の場合「次々に新しい環境に飛び込んでいく」「矢継ぎ早に色んなことを始める」というようなことをするとろくなことにならないと経験上解っているので、じっくり地固めしながら数ヶ月のスパンでもって3要素をバランス良く揃えられる環境を整えていくつもりです。同居人は僕よりももっと積極的な人間で、かつ気が短いので、そういう僕にずっとイライラしっぱなしみたいですが、それに関しては「申し訳ない」とお詫びしながら「僕」という人間をそういうものだと受け入れていってもらうしかないです。お互いのことを受け入れるのはお互い様ですし。 んで、その新しい場所で初日から感じていることなのですが、スタッフのモチベーションがやたらと高いのですよねえ……もちろん、勤務時間内の話ではあるのですけど、正直、これまで働いたまたは所属したあらゆる会社の中でもっともモチベーションが高い組織です。暇になって何もしないでいるスタッフが居ないくらい。常に新しい仕事を探して自分で積極的に処理していく。手が空いていれば、料理長だって進んで皿洗いをしていくし、素材や準備が万全かすべての厨房スタッフがチェックし補充していく。 例えば前職となる会社では、隙を見てサボろうって言う奴ばっかりだったし、自分で考えて仕事をこなしていく人はホントにわずかでほとんどは指示待ち人間、もしくはルーチン作業しか出来ない人間ばかりだったので、正直、嬉しいです。僕が働きたかったのはこういう場所なんだよなあ。全スタッフが有機的に仕事を処理していく、こういう環境は働いていて楽しい。なかなかねえ、こういう組織は作れないんですよね。アルバイトとしては待遇が良いというのも理由としてはあると思いますけど、金だけじゃ人は動かないからなあ……こういう店を作るコツはぜひ見習いたいものです。 モチベーションって、大事よね。

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非技術者の友人が僕の転職をどう見ていたかという話

西表安心米のブラックパエリア まあ、軽い小咄ですけれどもね。 仕事を探しているとなんとなく後ろめたくて飲みに行けなくて(一人暮らしだったら謳歌してたろうけどね)、この間久しぶりに飲みに行ってそこで会った友達とお互いの30代後半の転職の大変さについて話してたらば、「でもイッペイくんは手に職あっていいよなってみんなで言ってたんだよ、オレなんか営業職しかないからさ」とまったくそのままの台詞を言われて、あー。「職がない」よりはマシかも知れないけれども、技術者って看護師とかとは違って資格があるわけじゃないから、実績って言っても在籍してた会社とか参画したプロジェクトとかになるわけで、僕みたいなのは手形にはならんのよね。 自分の中では無職の期間が3ヶ月以上になったら諦めて技術職に戻ることも考えてはいたのですけど、でもそれは必ずしもセーフティネットなんかではなくて、自分の年齢と技術力に見合った水準で再就職する、つまり前の会社に同じ職(社内エンジニア)で雇われるのでない限りは、あとはいわゆるIT土方しか職は残ってないんだという意味合いであり、そうなると夢破れた上に金も時間も無いという状態まっしぐらなわけで、いわゆる「手に職があるから食いっぱぐれない」的なこととはちょっと違う、「餓死はしない」程度のことだよね……というのが僕の認識でした。技術系の企業ではなくプロジェクトと行っても社内プロジェクトである僕にとって、エンジニアとしての僕なんて評価されようがないし、細かい職域どれに当てはめてみてもそれぞれにおいてプロフェッショナルとは言えない。むしろ「制作会社でCSSばかり5年書き続けました」みたいな人の方が僕なんかよりよっぽど有用なんじゃないかな。通販サイトをトータルに見て統括して欲しいとかだったら自信は無くはないけど、それにしたって実績は1個しかないんだし。 「隣の芝生は青い」とは良く言ったもので、僕みたいな底辺エンジニアから見ると、業績芳しくない会社にいたとはいえ、大卒から10年以上営業職を勤め上げたという経歴は、「少なくともオレはこれが出来る」という目に見える実績だよねと思えるのです。僕が「営業職」と聞くと、非技術者の友人がエンジニアを「手に職がある」と見たのと同じように、営業スキルという「手に職がある」状態に見える。営業職は求職者もたくさんいるけど募集もたくさんあるし、経験があればなんとかなるんじゃないの、だから羨ましいとすら考えるんだけど、結果は、東京まで呼ばれた上に1ヶ月間連絡なしという扱いを受けたり、色々大変だったみたい。そんなもんだよねえ。 なかなか手に職って付かないよね、と思う次第です。 資格とかきちんと取っておけば少しは違うのかなあ。

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非正規雇用の多い職場における「社員」てただの会社員のことではないのよね

学生時代にアルバイトで働いた経験を考えてくれれば大体わかるとは思うのですけど、「社員」てのは文字通り企業に採用された人間と言うことでは無くて、多くの場合は「幹部社員」的な意味を持ちます。非正規雇用に比べて給与や福利厚生が厚い一方で、課せられる責任が重かったり、労働時間が長くなったりします。店頭スタッフの大量辞職で脚光を浴びた「すき家」を運営するゼンショーの「階級ピラミッド」が解りやすいでしょう。 11_01.jpg (「キャリアステップについて | 【公式】「すき家」ではたらく!」から引用) すき家の分類では、店長、複数店舗を担当する人間ですら非正規雇用(契約社員)であり、正社員はその上のランクに位置づけられています。さすがにこれは正社員の比率が低すぎるだろうと思いますが、でも「社員」とそれ以外のランクの差、大きさについてはどこも大体こんなもんでしょう。

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「良いこと」も「悪いこと」も受け入れてみた

半年間お世話になっていた間、僕の目から見て「良い」と思うことも「悪い」と思うこともたくさんありました。レストラン経営というのはただ料理を作れば良いわけではなくて、お客様のこと、お金のこと、仕入れのこと、従業員のこと……やることが一杯あります。人間には良い部分も悪い部分もあるので、時には店に対して良くない影響を与えることもあります。僕自身の仕事に対する倫理観からすると、「目に付く「悪いこと」は訂正し改善していくのがスタッフとして当然のあり方」なのですが、今回はそれを採用しませんでした。

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料理と握力の関係、または筋トレの意義

自分ではそれほど意識していなかったのだけど、左手に比べて右手の握力がかなり低いみたい。しかも小指があんまり自由に動かないので余計に力が入らなくて、料理をする上でいくつかの作業に支障を来していました。例えば、包丁をきちんとハンドリングするとか。包丁は親指とひさし指で刃を支え、その他の指と手のひらで固定して使うのだけど、僕の場合このホールドが甘いらしくて堅いものが切りにくかったり、自分が切りたい場所を上手く切れなかったり(=みじん切りの幅が揃わないとかスピードが出ないとかいう感じで表れる)してました。 多分どんな「手に職」系のお仕事でも同じだと思うのですけど、こういうときに言われることって「すぐには出来ないから」「時間を掛ければ出来るようになる」。それはもちろんその通りで、技術の習得というのは始めた次の日に上手く出来るようなものでは無いのですが、「なぜ上手く出来ないのか?」と考えて原因を整理してみると、その中には上で挙げた「筋力不足」のような物理的に不足していて練習でカバー出来るような要素も含まれていることがわかります。もちろんそういう筋肉の充実も含めた「時間を掛ければ」なんですが、でもそれってね、野球で言うところの「投げ込みを繰り返すことで肩の持久力を作る」みたいな話と同じなんですよね。 現代野球の投手のトレーニングにおいて、数多く投げ込むことがいつでも有効であるわけではないというのは常識です。むしろ肩は消耗品なので如何に消耗させずに、ピッチングに必要な筋肉を鍛えていくか。もちろんフォームを作り上げ固めたり、コントロールを鍛えたりする目的でのピッチング練習は必要になるのですけど、ピッチング練習は必要なだけにとどめて、極力ピッチングさせずにかつ調子を整えるというのが投手のトレーニングの主流であろうと思います。特にMLBでは。つまり、投げ込みで筋肉が付くのは正しいとしても、その筋肉を付けられるのは投げ込みだけではないという考え方で、「投球数と怪我には関連性がある」というデータに基づくものです(参照)。 もちろん料理はピッチングと違うので、包丁を握る機会を極力減らす必要なんて別に無いのですけど、でも包丁を握るよりも効率的に不足した要素を補う方法はあるわけです。握力が足りなくて包丁の保持が上手く行かなくても、何万回と包丁を使えばきちんと包丁を保持出来るようになるでしょう。それは修行の成果ではありますけど、でも例えば握力のトレーニングを平行して行えばそれが何千回で実現出来るかもしれないわけです。フライパンの修業として「フライパンで砂を振る」というのもそうですけど、フライパンを手に馴染ませるにはたくさん握るのがいいとしても、それとは別に筋トレ(例えば上腕二頭筋)を取り入れても良いんじゃないのと思ったりします。「意味のないことを延々繰り返す」という精神修養の意味もあるのでしょうけど、そういった感じが、プロ野球の一昔前のトレーニング概念に似ているなあと思ったのでした。

ちなみに

握力を鍛えて2ヶ月くらいたって、右手の握り込みが随分変わったのを感じています。その間もちろん包丁も数多く握りましたけど、多分それだけではここまで右手小指に力が入るようにはならなかったろうな。それだけで料理が上手くなるわけじゃないですが、そういうことも大事なんだろうなと改めて確認しました。「4月から高卒で料理人の道に入ります」みたいな若者とは違って、これからじっくり30年修業出来るような人間では無いからなあ、僕は。

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初めての確定申告をしてみた(申告書作成編)

確定申告に来た人のイラスト

社会に出てからこの方ずっとサラリーマンで副収入もなく「確定申告」というものにはとんと縁が無かったのですけれど(父親は自営業なので青色申告してましたが)、ひょんなことから会社を辞めることになったその年度末ということで確定申告をする必要が出てきました。 当初は、この辺の規定を読んで「確定申告する必要は無いかな(面倒だし)」と思っていたのですけど(強調は僕)、

【確定申告・還付申告】|確定申告期に多いお問い合わせ事項Q&A|国税庁

ロ 給与を1か所から受けていて、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える ハ 給与を2か所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)との合計額が20万円を超える ※ 給与所得の収入金額の合計額から、所得控除の合計額(雑損控除、医療費控除、寄附金控除及び基礎控除を除く)を差し引いた残りの金額が150万円以下で、さらに各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の方は、申告は不要です。

まず初歩的な勘違いとして、これが解ってなかった。
  • 確定申告は1月から12月までの収入等について行う
年度毎だと思ってました……休職したの5月の頭だからほとんど収入ないよね?いやいや、年度毎だったら2月3月の分どうすんのよ。あほか。というわけなので、普通にする必要があるよね。あと、
  • 「いやでも大してメリット無いんじゃないの?」→「源泉徴収の還付金、かなりバカにならない」
と言うこともあって、いやあ、やらなきゃダメだなと。 事業主でもないし収入構造が複雑なわけじゃないし経費で落としたいものがたくさんあるわけでもないし収入少ないし、思いついたらやってしまおうということでやってみました。レッツ確定申告。

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どんな仕事をしてどんな給料をもらうか

薄給の作業員の不満に対して「誰でも出来る作業なんだから給料安くて当たり前」というのはまま見掛ける意見でして、僕自身も反対はしない。人の仕事に対しても、自分の仕事に対しても思う。だから「誰でも出来る作業でありながら自分でしか出せない違い」というのを作って実績を積み、その実績を元によりよい給料をもらえるようにするという方向に行くわけだけど、これを「自分にしか出来ない仕事をする」と勘違いすると「自分にしか出来ない仕事してるから良い給料を」みたいになって、ちょっと違うことになるよね。アーティストとか職人とかであればそれで良いんだけど、一般的な会社員というものは基本「自分以外の誰にも出来ない仕事」というのは無いわけで、もしそういう場所が社内にあったとしたらそれは会社としては明らかにリスク。会社に対してリスクになっている部分を積極的に評価するのは難しいわけで、逆にそういうリスクを減らすことこそ評価したい。でもそれで「そうか、それじゃあ自分だけがしている仕事を誰でもやれるようにしました」みたいにすると実際には評価が下がるわけで、「誰でもやれる」と「誰がやっても同じになる」との間には大きな差があるにもかかわらずあんまり考慮されないために、やっぱり「誰でも出来る作業なんだから給料安くて当たり前」という意見に落ち着いてしまい、なんだよ給料上がらないじゃねーかよどういうことだよみたいになるっていうのがあって、まあ要するに言うと、会社としては安い給料は安いままにしておきたいってことです。身も蓋もねえ。 ……というのを、このツイート見掛けて思いました。

組織に与える価値なんぞクソ食らえだと思います。 真実かも知れないけどどうせ薄給維持の言い訳にしか使われないんだよ。

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レストランの仕事は覚えゲー

「なんでも仕事は覚えることから始まるだろ」 それはそうなんですけど、なんですかね。マニュアル対応できる部分や、パターン化できる部分が少ない気がするんですよ。例えばホールの仕事なんか顕著だと思うんですけど、基本的な仕事の流れはあるにしても、当然お客様は皆同じではないので、「こういう場合はこうするのがベター」というのがお客様の数だけあるわけです。この間はこう対応したから今度もこれで正解、とは言い切れないような。相手が若者かお婆ちゃんかで変わるし、出している料理がアヒーヨかパエリアかで変わるし、夏か冬かで変わるし、17時か22時かで変わるし、その日儲かってたかどうかで変わるし、明日定休日かそうでないかで変わるし……理想はあらゆる「パラメータ」をぶち込んでパターン計算して正解を引き出すことだけど、実際にはそんなのは無理で、1回1回シチュエーションとセットで正解を覚えていかなくてはならない。お婆ちゃんがパエリアを夏の17時に食べるから、スタッフが取り分けてあげる……みたいな感じで。 2つ、3つサンプルを集めるとパターン化できるような気がするんだけど、その程度のパターンではすぐに破綻してしまい、特例だらけになってしまう。結局は、覚えられるだけ覚えて、引き出しに入れられるだけ入れて、なにか対応すべき状況に出くわしたとき、引き出しの中にかならず対応するパーツが入っているという状態にしなくてはならない。簡単に言うと、考えたところで正解にはたどり着けないし、百歩譲ってたどり着けるとしても考えていたのでは時間が掛かりすぎて良いサービスにはならない。 つまり要するに、覚えゲー。覚えていないといけない。事務仕事というのはたいていの場合、もっと簡単にパターン化できるものだけどなあ。コンビニやファミレスの接客もしかり。でも、きちんとしたサービスを提供するなら違う。色んなことに気付いて、色んなものを引き出しに入れていかないと。今は出来なくても明日は出来るようになっていかないと。

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出来ることと、出来ないこと ―― 指導するときの「見積もり」、指導される時の「整理」

新しいことに挑戦しているとき、次のような葛藤が生じることがあります。

  1. 自分自身が作る「そんなことは自分には出来ない」という壁が成長を邪魔しているのではないか
  2. 出来ないことを要求されすぎて、どれを最優先にやっていけば良いのか混乱しているのではないか
一般的には、「モチベーションが高そうに見える」という理由で1が支持されることが多いでしょう。すなわち、「自分には出来ない」という壁を作らず、なんでも積極的に新しいことにトライしていくべき、と。それが出来ないのは歳を取って色んなことを知りすぎているからだ、というのも事実であろうし、年を重ねてから始めることの成長が遅い理由の1つでもあろうと思います。 ただ、大学時代の人馬の調教から始まって、色んな指導する人/指導される人のコンビを興味を持って見てきた僕の経験で言うと、その「なんでもトライしていく」姿勢をポジティブに捉えることが出来るための一番の要因は、本人ではなく、その指導者が状況をきちんとコントロールできていることです。与える課題が多すぎず少なすぎず、本人の能力を少し超えたものをちょうど良く与えているという状況があってはじめて、無心でトライしろ、ということが可能です。 逆に言えば、指導者が適切に状況をコントロールできていない状況での「なんでもトライしていけ」というアドバイスは、それは単なる戦術無き精神論であり、成長のための指針ではありません。本人に「混乱の芽」が生じていることを見て取って、課題や優先順位を整理し、状況をよりシンプルにしてやることが必要です。 「これが出来るべき」「出来て欲しい」という要求も大切ですが、大事なのはそれが本人にとってどれくらいのレベルの課題であるかを測り、要求を我慢すること。上手く行っていない指導の過半はその要求が過大で、指導される側が混乱するか、自信をなくすか、モチベーションを落とすかという状況になっていると感じます。もちろんレベルの見積もりを誤って課題が甘過ぎても(要求が過小すぎても)それは良くないわけですが、指導者には通常「よく出来る人」がなることもあって、要求が過大になることが多いです。「これが出来たらあれも出来るようになる」と考えたくなる気持ちは解りますけどね。でもそれは出来る人であるから見えることで、目の前のことを1つずつ処理している人間には見えないことです。 指導される側に回ってみると、自分に課されている課題が1なのか2なのかはっきりとは自覚できないのですが、それでも指導者が状況をコントロールできているかどうかは、少し見えます。真面目な人であればあるほど、自分の状況を無条件に1だと判断して、闇雲に頑張ってしまいがちなのですが(僕もそれで疲れてしまったことがこれまでに何度も)、出来ることと出来ないことをきちんと整理し、自分にとって必要なことを取捨選択しながら、1つずつ課題をクリアしていくようにすることが大事だな、そう思う日々です。

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