時間の掛かる男。

やっぱり、わかりにくい人間だよなー俺って、と、 ことあるごとに思う。 もうね、なんていうか、誤解されるパターンってのがある程度決まってる気がする。 最初は、話しかけづらいとか、怖い人とか。 で、次はクールな人とか、冷静な人とか、論理的な人とか。 ちゃんと仲良くなってくると、 上にあげたような単語は あんまり当てはまらないってことがわかってもらえるんだけど それまでは本当に大変。 だから、人間関係を円滑にするのには、凄く時間が掛かる。 いきなり、69tracksでの酔っぱらい一発で入っちゃえば、わかりやすいんだろうけど、 まぁみんながみんなそうはいかないし、 毎回、いや、冷静に見えるかもしれないけど、冷めてるキャラじゃないんだよ、 なんて言って回るのもね…だるい。 そうだよね、わかるよ、ってこれ読んでうなずいてる人でも、 その半分くらいの人は、 ほんの1-2年前まで、誤解全開だったことは間違いないしなぁ。 僕と友達付き合いしてる人のほとんどが、 『あ、こういう人だったんだ、』 と思う瞬間を持ってるってのもどうだろうね(笑) 職場でだって、僕とあんまり話さないスタッフは、そう思ってると思う。 クールで、話しかけづらくて、気むずかしそう。 ありえねー。 そういう顔なんですってば。 うっとおしいくらい熱いんですってば。 冷めたことなんて言ったことないのに、そう言われんだよなー なんでかしらんけど。 客観的に見るだけで、冷静なわけじゃないんだってば。 小心者だし。 本当に、周りの印象と自分がここまで違ってると逆に気持ちいいね(笑) でも、今後も、新しい人に出会うたびに、 この一連の流れを繰り返して行かなきゃならないと思うと、気が滅入るな。 何とかしたいんだけどなーなかなか。

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近況報告。

ども。isこと、イッペイです。 みなさんお元気にしてますでしょうか。 最近(というか昔から?)、会う人会う人に、 『…で、元気?』 って聞かれるんですけど。 んー…、僕ってそんなに『弱ってますオーラ』出てますかねぇ。 このサイト上には、なんというか、感性の振れの極端なことを書いてるんで、 必ずしも自分じゃない(この通りだけだったら、興奮してるか落ち込んでるかの男になっちまう) と思うんだけど、まぁ、そう思われてしまっても確かに不思議ではないなぁ。 ま、なんとなく、近況報告でもまとめてみようかと思う。

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Paradigm Shift

パラダイム‐シフト【paradigm shift】
ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。規範の遷移。思想の枠組みの変動。社会全体の価値観の移行。パラダイムチェンジ。
まぁ… ビジネス用語なんだけどさ… そのくらい日本語で言え、と、思うわけですよ… 僕もカッコつけて使いますけどね、いろいろと… キャッシュ・フローとかさ… でも、基本的にビジネス用語って政治用語と同じにおいがするよね。 その単語自体って言うよりむしろ、それを言ってわかるかどうかで、第1次予選が行われて、 それがわかんないようだと、予選敗退、 本選に入ると、キーワードに、語感だけ良い、どうでも良い単語を織り交ぜつつの鍔迫り合い、 はったりに似た、気合い次第の用語。 そんなに横文字好きか。 (語感、デザインとしては好きです、僕も…残念ながら) でもこれが法律用語になってくると、今度逆になってくるのね。 代替のきかないもの以外、なるべく日本語、そして漢字多め。 やっぱりそういう効果があるんだろうかね。 これもまた、わからない人は、勉強不足または頭が悪いと見なされるハードル。 まぁ、普通法律なんて逐一読まないし(内容さえわかってれば)、 一般人にわかる必要はないけれども… やっぱり、人に解るように伝えるっていう姿勢が、 日本には欠けているのかもしれない、とちょっと思う。 解る、解らないによる差別化、それもまぁ、アリだとは思うけど、 相手が解ってくれない、と嘆く前に自分のことを省みることも、たまには必要だと。 みんな躊躇なく使ってるけどさ、 遺憾に思うってのは、『残念に思う』って言う意味で、 謝罪の意味は全く含まれていない言葉なんだぜ? だから、不祥事の当事者がこの言葉を使って頭を下げるのは、 はっきり言えば、『俺にゃ責任ねぇけど、大変だったね』くらいしかない。
い‐かん〔ヰ‐〕【遺憾】
[名・形動]期待したようにならず、心残りであること。残念に思うこと。また、そのさま。「―の意を表する」「万―なきを期する」
わかったようなわからないような言葉に振り回されたり、騙されたり、 いやね、言葉は変わっていってもいいとは思ってるけど、 文化の一部だしさ、 旧仮名遣いが新仮名遣いより良いというわけでもない(逆も同じ)、 ただ、言葉の本来意義を忘れちゃいけないよね、と。 平易な文章より、難解な単語、 日本語の説明文より、アルファベットによる略称、 すべては省略のためなんだが…

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続々 のまネコ問題。(コレで最後にしとこう)

流れを実況しててもキリなさそうだし、 正直、マスコミの扱いの進歩の無さにはうんざりだし (オヤジPとかにはわかんねぇんじゃねぇの?) この辺で最後に。 日刊スポーツ他で以下の記事が掲載された。 (スポーツ報知が一番詳しそうなので、そこから転載させていただく)

エイベックス松浦社長が謝罪
キャラクター「のまネコ」の使用をめぐって、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で、エイベックス・グループ・ホールディングスに対する抗議の書き込みが相次いでいる問題で、同社の松浦勝人社長(41)が6日、自身のホームページで「我々の考えが甘かった。そこは素直に謝罪します」などと謝罪コメントを寄せた。また騒動が同社長や家族、社員に対する殺人予告について「2ちゃんからもすばらしい文化が創造されます」としながら「脅迫事件が起きないように」と訴えている。>> 記事を読む
感想としては…さすがにしたたかだな、という感じか。 各所に、2ちゃんねるへの皮肉をにじませつつも、 最終的には2ちゃんを持ち上げて、こちらにも非はあったとしている。 (ただし、自らを否定しているのではない。そこは謝り方の基本。 むしろ、全面的に謝罪しようとする日本の企業のトップの方がどうかしてる) ていうかよ、 匿名なんて今さら持ち出してる時点で、時代遅れだよな。 マスコミも、松浦社長も。 (コメンテーターは、わかってるけど飯の種だから多分いわねぇ) とっくに問題になってんじゃん。 人も殺されてんじゃん。 ひろゆきも警察に届け出るようになってるし、 自己浄化能力だってそなわってんじゃん。 つうか匿名でもないのに、目の前の人間に、 『殺すぞ』とか平気で言うヤツ溢れかえってんじゃん。 マスコミの人って頭悪いんですか? まぁいいや、そんなのはどうでも。 僕がいまさら書かなくたって、 エイベックス・のまネコ問題に見る、既存メディアのインターネットへの偏見(JANJAN) にまとめられてます。 金儲けの時だけ、祭りあげんのな。 まぁ、いろんな人が関わって作ってるから一言では言えないけど、 (ドラマとニュースでは作ってる人も違うわけだしさ) なんだかね、女と喋る話題を探す男みたいな展開だよね。 マスコミの扱い方って。 本当にね、恥ずかしくなるんだよ。怒りよりも。 ちゃんと働け。

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マナーと知識。

たまに拝見しているブログに、 【匠のデジタル工房・玄人専科】というサイトがあるんだけれども、 そこで、素人の知識のなさから来る見当違いな思いこみや、 (何処へ行くときでも望遠+三脚で済ませようとする、など) 一部の写真愛好家達のマナーの悪さが何度か指摘されている。 (旅の恥は何とやらという横柄な態度、自分中心な態度) なんとなく、わからんでもない。 写真を撮るということは、目の前の物をプリントに流し込む作業ではないな、と 改めて感じる。 学生の頃、京都の時代祭に参加しているときに(馬の世話役)、 目の前で長いレンズを向ける人、フラッシュをたく人、 要求してくる人、無造作に顔に触る人… 良いレンズ(大体、F4とか+望遠の白レンズ)持ってても 人間はダメだな、と思ったものだ(全員がそうではないけど) フラッシュなどたいて、誰かが蹴られても僕は責任などとれない。 マナー、に関しては写真に限ったことでもないけどね。 このサイトを読んでいて痛感するのは、自分の知識の無さ。 正確に言うと、意図して写真を撮るという作業を、長い間さぼってきてる、と言うこと。 昔はそれなりに勉強し、実践し、試行錯誤を繰り返していたものだが、 少し前にデジカメに移行してから、 何も考えずにただシャッターを切る、というようになってしまった。 それはそれで、悪いことばかりではないんだけれども、 そこに意図はあるのか、と言えば、かなり少ないと言えるし、 上手く撮れないときには自分の知識ではなく、 デジカメの性能や設定のことをあげるようになってしまう。 良い写真が撮れる可能性がいくらでもあるのに、なんてもったいない。 で、今回一眼レフに持ち替えて、 改めてレンズの選択が出来るようになったんだけれども… やっぱりね、難しい。 そんなに選択肢がないというのもあるけど、 迷った結果、『ま、標準ズームでいいや』みたいな。 モードは、絞り優先と、シャッター速度優先を切り替えて使うようにしてるけど、 面倒になると、オートモードで…。 意図した通りに行動したい、 むしろ、自分の行動をデザインしたいというのは、 昔からある衝動なのだけれども、 表現活動に対してこんな風に接してたら、あかんよな。 反省した次第。 そうそう、このサイト、もちろん小難しい技術論や、苦言ばかりではなく、 初心者には初心者向けの、中級者、上級者にはそれぞれ向けの知識も豊富にあり、 また、筆者さんのウィットに富んだ書きっぷりがなかなか面白い。 結構長い間、購読してるんだけど、紹介するの忘れてました。(超有名サイトだし) よろしければ是非。 【匠のデジタル工房・玄人専科】

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のまネコの何が問題なのか?

コレについてきちんと書くと、状況の説明や、ソース、証拠など、 必要な情報非常に多く、多分えらい時間が掛かるので、 取り敢えず、まとめサイト(エイベックスのまネコ問題まとめサイト)および、 各ブロガーの意見などを参考にした上で、まとめておきたいかと。 そういうわけなので、この文章中、特にソースや、証拠などはあげないが、 それは既に上記まとめサイトを読んでもらっているということを前提にしているため。 AVEXに対する心情的な反発は少なくないけれども、 根本的な問題は、本来共有されるべきキャラクターを、 商標登録という形で独占しようとした、という点。 間違われがちだけれども、自社CDのキャラクターに 『インスパイヤ』されて作られたキャラクターを採用したことや、 それに関するグッズを作成し、販売したこと自体は特に問題はない。 売るんであれば好きに売ればいい。 (キャラクターを共有する人々にAVEXは含まない、とする理由は見あたらない) 企業としては、自社製品の権利を守る、というのは きわめて自然な考え方ではあるけれども、 それは、その著作権が完全に自社にある場合、だけだ。 AVEXも多くの釈明をしているけれども、結局言いたいことは、 ・パクリじゃねえよ ・しょうがねぇから商標登録は止めてやるよ ということでありまして。 エイベックスの9/30の公式見解を読んでもらえればわかるとおり、 行間に明らかに 『ちっ…うるせえな…黙れよ、カスが』 という感じが出ていて、そうか、コレが公式発表か…と思うとちょっとビックリ。 社会人的推敲はなく、取り敢えず書き殴って送信ボタン押しちゃったメールみたいだ。 公式発表で、『思います』とか普通いわねえよ。 すみません、ちょっと感情的になってしまいました。 まぁそういうわけで、感情的な批判を繰り返す人が多いんですけど、 現状、何が問題として残っているかを考えると、 『のまネコ』の商標登録は中止されたけれども、 『米酒』の商標登録は中止されていないということ。 『のまネコ』の申請は、ただの文字で、 『米酒』がキャラクターになってるわけで。 別に、キャラクターにのまネコっていう名前を付けたのわが悪い訳じゃないんだし、 さっさと、『米酒』の登録を中止しろ、と。 その上で、のまネコは、モナーです、2ちゃんねるよりお借りしてます、 とかなんとか言って売れば、誰も文句は言えないわけなのよ。 (心情的な部分は除いて) どうも、法律の網をくぐり抜けてます感、がavexには強くて、 その辺も絶対に印象悪いよね。 mixi上でのCEOのやりとりなんかも、殆どヤクザだしね。 カリスマらしいし、かばってくれるお友達はたくさんいるみたいだけどさ、 うざいのはどっちかよく考えてみろって。 誕生日はあんたひとりだろ。 あんたんとこの会社のせいでどんだけの人の誕生日がうざくなってるか考えてみろ。 …感情的になるなぁ(笑) まぁ元々好きな会社でもないんで仕方がない。 会社としてはユニークだと思うけどね。 いずれにせよ、avexはまだ何もしてないし、 特許庁始め、法的にも不備がありすぎという感がありますな。 もうちょっと何とかしてもらいたい。 ああ、殺人予告とか、したらあかんよ。 意味ないし、それは犯罪です。 そういうとこだけピックアップされて、2ちゃんねるとして叩かれるんよね。

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車間距離。

『車間距離』という言葉をよく使う。 これを僕が使うときは、 人とのコミュニケーションの距離感を指しているのだけど、 これをきちんとつかんで会話するのは結構難しい。 元々どこからヒントを得て使っているかというと、 マガジンに連載されていたサッカーマンガの中で、 フリーキックとか対人とか、感覚の微妙な修正を把握するというような意味で、 『車間距離』という比喩が使われていたところから来ている。 要は、単純な距離感ではなくて、 上手くいくための、感覚の差、みたいなものだ。 もちろん、そんなものをつかまなくても円滑に会話することは出来る。 相手の言うことを聞いて、相槌を打って、自分のエピソードを披露すれば、 楽しい会話の出来上がりだ。簡単。 そういう会話が良くないって言ってるんじゃない。 でも、僕はそういう会話だけでは満足できない。 僕はもっと、『ギリギリ』を攻めたいのだ。 GKが全力で飛びついて、その指先5センチのところをボールが通過するような。 車間距離をつかんでいくという作業はつまり、 その5センチを、2センチ、1センチ、0.5センチ…と詰めていくような作業だ。 そして、それがわかってくると…話の精度が上がってくる。 決して間違っては行けないのは、 その人を把握するということとは違う、ということだ。 人を把握することなんて出来ないし、解ったつもりになっているといつか傷つける。 『こんなこと言っても大丈夫だろう』の一言が、 致命的な一言になることもある。 そして、得てして、言った本人は気付かない… そうではなくて、その人から出てくるものを、知るということだ。 営業とか、受付とか、その手の『多くの初対面を相手にする人』にありがちなのは、 相手も第一印象と物腰で、相手の人格を断定する。 僕は比較的誤解されやすいタイプなので、 そういうことには人一倍神経質なのだけど、 まぁ、正しく理解されることはきわめて少ない。 冷たそう、とかね。 他のものに興味がなさそう、とかね。 気むずかしそう、とかね。 きっと、あらかじめステレオタイプを決めて、 それに則ってコミュニケーションをするのが、 多くの初対面と会う人にとっては、効率的なのだと思う。 車間距離で言えば、車間距離の決め打ち、だ。 こういうタイプであれば、この辺りならOKだろう…というような。 ビジネスならそれで良いかもしれないけどね… 『あなたってこういうことしそう(言いそう)だよね』 と聞くのは、まだ全然良い方で、 わかろうとしてくれてるから、それがないと何も始まらない、 でも、その手の人たちは、それ前提で喋ってくる。 きっと、10人に営業掛けて3人にヒットしたら首位打者みたいな状況では、 そうなるんだろう。 個人的なつきあいの時には、僕はそう言う人に対しては、 『相手をきちんと見ることが出来ない人間』 と判断する。 相手を、コミュニケーション相手としてとらえることが出来ない、と。 そう、自分も相手に見られてるんだよ。 だから、車間距離を把握しようとすることは重要なのだ。 さっきも言ったとおり、それが無くても円滑な会話は出来る、 車間距離を実用レベルまで把握するには時間が掛かる、 でも、まともにコミュニケートするためには、避けては通れないのだと思う。 そういうことが、(少なくとも感覚レベルで)わかってる人は… 3人に1人…もいないか。 個人的事情でも変わるかもしれないし。 でも、話せばわかる、それほどはっきりしてる。 年齢じゃないよね。

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340兆円のつかいみち…?

Community Engineの日本CEO、中嶋さんのblog(Ringo’s Weblog)で 話題が出ていたのだけど、そうそう、郵政民営化は良いけど、 郵貯・簡保の340兆円をどう運用するのかって結構大事だよね。 ぶっちゃけ、340兆円で何が出来るのか…って全く想像が付かないけど、 そこ基準にしてみてみると、 Macromediaの3500億円なんて全然安いんだよね。 中嶋さんが上げていたmojixさんのブログによると、 TOYOTAの時価総額が17兆円くらいらしい。安い。 わかりにくいな、と言う人は、自分の貯金通帳を開いて、 その20分の1くらいの痛みだと思えばいいわけですよ、 貯金が300万ある人だと、15万くらい。 まぁ…『そろそろテレビでも買うか』くらいのつもりで、 TOYOTAが買えてしまうわけです。 340兆円の資産というヤツは。 もちろん、ただ所有するために使うわけにもいかないので、 やはりなんらかの物を得る(または投資価値を得る)ことが必要なのだけど、 そのへんは、mojixさんが文中で、

つまり、340兆円の運用方法として、お金を増やすことがただうまいだけの外国の投資家などに頼んではいけない。お金だけ増えてもあまり意味はなく、お金ではなく日本に「価値」が増えるように、お金を回せるかどうかが肝心。
と述べられているとおり。 そう、お金ってあるだけだとお金でしかないわけですよ。 お金って本当に大事だけど、一般的には物になって初めて価値を持つ物なわけで。 (もちろん、情報としてとか、存在すること自体に価値がある場合もあるけれども、 それはここでは例外) なにがしかの価値を生み出せないかと。 で、中嶋さんのblogへ戻ると、最終的に、 いや、なにかこう我々を象徴できる何かを残そうじゃないか、というところへ辿り着き、 つーか象徴できるものっていったい何なんだ、っていう およそ、哲学的というか、少なくとも文化的な問題に当たってしまっていて、 そう、ちょうどこれって、 『金はあるけど何に使えばいいかよく分からない』 日本の投資状況のミスバージョンなんではないかと思ったり。 結局作られる物って、新しい環状線を地下通して作るとか、 六本木にデカイビル立てるとか、そんなことだったりするわけですよ。 京都的に言うと、既に完璧な御所の中にさらに 迎賓館を建てることだったりするわけですよ。 で、そのお金を何処に回すべきか誰もよく分かってないと言う… 中嶋さんの『火星にロボットの国を作る』という構想も、 案外不可能ではないかもしれないし、 まぁそれがペイできるようになるのは22世紀頃のような気もしないでもないけど (そもそも、月とか火星とかって誰でも開発して良いのかなぁ…) 逆に、ペイを求めてないところが面白い。 (金銭によるペイではなく、価値として十分に得る物があるという指向) 340兆円て何が出来るんだろう… 現実的な話、北朝鮮と戦争くらいなら出来るんだろうね。多分。 もちろん、そこには何もないけど。 自然環境を無視すれば、東京湾を埋め立てて、 メガロポリスを作るなんていうSFチックなことも可能だろうね。 もちろん、そこにも何もないけど。 やっぱり、額が大きすぎて、上手く使い道が浮かばないな… 給料後の夕飯を豪華にする、は思い浮かんでも、 ボーナス一括で何を買うかは思い悩んだりするのと同じか。 例えば、プロ野球12球団の球場を新しく作り直しても、1兆円も掛からないよね。 各都道府県市町村に芝のサッカー場を作って、 Jリーグの100年構想を大幅に進めたところで… 全国で2,395市町村(2005年4月現在)、1つ5億としても1兆円強あれば足りてしまう。 同じように、1兆円もあれば、 日本野球機構を新設して、プロとアマのしがらみや、企業とチームの癒着から離れた、 新しいプロ野球の形を作るのに十分だろうし。 (30チームのリーグとして、1チームあたり100億程度、設備投資に1000億程度、 運営広告費に500億程度…やっぱり余るなぁ…) まぁ、言ってみれば『企業活動』に郵貯を持ってこれるかどうかの議論は省略してるけど、 仮に自由に使えるんだとすると、いろんなことが出来る。 で、これどう使うんだ?と思うわけですよ。 まさか、全部、借金返済とか言わないよな?そんなバカな。 韓国みたいに、投資専門の教育を、小学校から導入するその資金にしても良いだろうし、 (これも多分1兆円もあれば十分すぎるね) NTTが整備した、光インフラをすべて買い上げて、 他の通信事業者に安く貸与する、開放するのでもいいだろうし (これはいくらになるかちょっとわかんない…でもNTTの企業規模は超えないでしょ) 同じく韓国みたいに、アニメーションに関する専門学校を、 国出資で設立して、人材を計画的に育てても良いだろうし、 (今の日本は個人のモチベーションに頼ってるだけだ) そう、細々と言えばいっぱいあるんだろうけど、 デカイビジョンて言われると無いんだよねー… つい最近、NASAで、火星への人類の到達を見越した、 月への再上陸計画が発表されたのに、 日本のこの夢のなさは何なんだろうね。 なんか煮詰まってきた。 トラックバックしようかな、と思ったけど、全然上手いこと書けてないしやめ。 この件については、保留。 というか継続審議。 アイディア募集。

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使いこなせない道具

同僚達の仕事ぶりを見ていて驚くことは、 日常作業していて、 『メモリ(およびリソース)を管理する』 という考えが全くないこと。 Outlookやら、Internet Explorerやらを とにかく開けるだけ開けまくって、 タスクバーをめいっぱいに使った上で、WORDなんかを立ち上げ、 かつ、保存せずに長い文章を書いていたりする。 あんまり細々人の仕事のやり方に口出すのもどうかな、と 思ってはいるけれども、 そういう姿を見ると、背筋がぞっとしてしまう… 無知ってのは本当に恐い。 例えるなら、何気なく電線を歩いて渡っているようなものなのに 上手くいく時もあるもんだから、気にしない、 もしアプリケーションが落ちると、 『こいつ使えねぇなー…!』 使えねぇのは、お前だよ。 昔使ってたPCが極端に不安定だったので、 いつの間にか僕は、そういうことに非常に慎重になった。 文章を書いてる途中でも、区切り毎に必ず保存するし、 変更前のデータを別名で残しても置く。 こういうのは結構当然だと思ってたんだけど… ごく普通に、日常的に、綱渡りを始める人が多くて、びっくりする。 なんかこう…責任感みたいなもの、無いんだろうか。 自分のPCじゃなくて、会社の設備、みたいな感覚だとそうなんだろうか。 怒るのに、そのくせ、 アプリケーションが落ちたのはなぜなのか疑問に思わず、 こういうこともある、と通りすぎてしまう。 うーむ。 責任転嫁されるPCがかわいそうだ。 せめて、使いこなしてやってもらいたいなぁ。

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