使いこなせない道具

同僚達の仕事ぶりを見ていて驚くことは、
日常作業していて、
『メモリ(およびリソース)を管理する』
という考えが全くないこと。

Outlookやら、Internet Explorerやらを
とにかく開けるだけ開けまくって、
タスクバーをめいっぱいに使った上で、WORDなんかを立ち上げ、
かつ、保存せずに長い文章を書いていたりする。


あんまり細々人の仕事のやり方に口出すのもどうかな、と
思ってはいるけれども、
そういう姿を見ると、背筋がぞっとしてしまう…
無知ってのは本当に恐い。
例えるなら、何気なく電線を歩いて渡っているようなものなのに
上手くいく時もあるもんだから、気にしない、
もしアプリケーションが落ちると、

『こいつ使えねぇなー…!』


使えねぇのは、お前だよ。


昔使ってたPCが極端に不安定だったので、
いつの間にか僕は、そういうことに非常に慎重になった。
文章を書いてる途中でも、区切り毎に必ず保存するし、
変更前のデータを別名で残しても置く。

こういうのは結構当然だと思ってたんだけど…
ごく普通に、日常的に、綱渡りを始める人が多くて、びっくりする。
なんかこう…責任感みたいなもの、無いんだろうか。
自分のPCじゃなくて、会社の設備、みたいな感覚だとそうなんだろうか。

怒るのに、そのくせ、
アプリケーションが落ちたのはなぜなのか疑問に思わず、
こういうこともある、と通りすぎてしまう。
うーむ。
責任転嫁されるPCがかわいそうだ。


せめて、使いこなしてやってもらいたいなぁ。