ニコニコ超会議、まぁ人それぞれ色んな事を感じたと思いますけど、個人的には何というかすごく楽しかったです。川上さん(ドワンゴ川上会長)や夏野さん(ドワンゴ夏野取締役)がインタビューの中で「ニコニコ動画が本来持っていたごった煮を表現する」という趣旨の発言をしてましたが、現地に行けなかった自分から見ても本当にそういう感じでした。
ドワンゴ川上会長と夏野取締役が語る「ニコニコ超会議」 10万人を「ごった煮」の渦へ (1/5) – ねとらぼ
ニコニコ動画の魅力は元来、普段接点のなさそうな人々が共に盛り上がれる点であり、川上会長はそれを「ごった煮」と表現する。だが最近はユーザーのクラスタ分けが以前より鮮明となり、それぞれに独特の文化が生まれ、交わりにくくなっている側面もあったという。それを“昔のごった煮”に戻そうというのがニコニコ超会議の狙い。プロ・アマ問わずニコニコ動画の人気者をそろえ「僕らが現段階でできる限りのごった煮」(川上会長)を実現する。会場は幕張メッセの広大な敷地を使っても足りないくらいで、スペースの調整に腐心している。見どころはずばり「何が起こるか分からないところ」(川上会長)。ユーザー同士の化学反応に期待している。
生放送されたのは限られたメジャーな部分だけなので、現地にいたらきっともっとそういう感じだったんだろうなぁ。実際、「こんなことやるよ」「こんなことやってるよ」と聞いてはいたけど生放送がなくて見られなかったイベントは多かったし、当日になって「ああ、仕事休んででも行けば良かった」と後悔しました。だってみんな楽しそうなんだもん。
現地レポはたくさんあるだろうから画面のこっち側の話をすると、放送があったところだけでも…例えば「のど自慢」の楽しさ加減は異常。こんなん他では絶対無いね。なんでお前らそんなに温かいんだよ(笑)上手い人も下手な人も観客と一体になって楽しもうとしてるのはなんつうかいいなぁと。そういうのを「同調圧力」と感じる人もいるかも知れないけど、でもライブパフォーマンスってのはそれがどんなものであれ舞台の上と下が織りなす空間だからさ。あれは素晴らしかったね。
あとは…津田さんと東さんが猫耳付けて「ったくこの会場はうるせえなあ!話せないよ」とぶつぶつ言いながら真面目な話してるところとか、ゲームしてるお客さんを延々と映してるチャンネルだとか、囲碁将棋の解説だとか、延々パチンコの新機種の宣伝してるとか、普段は集結し得ないメンバーが集まったライブイベントだとか、同じく普段はなかなか一堂に会せないニコニコ学会とか、フリーダムなビリー兄貴とかその他諸々。その上会場には展示やらブースやらフードコートやらもあったわけでしょう。特別ビリー兄貴に興味が無い人が「おおーあれが」と言いながら写メ撮ったり、技術とか興味ない人が展示されてる技術部の作品に感心したり、自炊なんかしたことないし料理部何それおいしいのって人がフードコートで食事したりしてたわけでしょう。これって本当に昔のニコニコ動画だよなぁ。いいなぁ。
正直「ニコニコ大会議」はついていけなくて、ああこれは俺のいるニコニコ動画じゃないなと感じて興味が無くなっていったのだけど、超会議は違うね。これは「俺のいるニコニコ動画でもある」。
川上さんは「来年は絶対やらない、やるとしても2年に1回」と言ってて来年あるかどうかは分かんない。まぁでもそりゃそうだよね(笑)あの幕張メッセをGWの頭に一企業で全部貸し切ってその全面でイベントを、しかも2days行うとかあり得ないでしょう常識的に考えて(笑)経費がどれくらい掛かるか分かんないけど、お金だけでなく単純に企画の進行と運営人員の確保だけ考えたってとんでもない。お金って言うかエネルギーの問題ですよねぇ…
いやでも、川上さんならきっと何とかしてくれるはず。ドワンゴ社員もきっと、超会議が始まって、終わって、何か感じることがあったはずだから。
来年もやったら絶対行く。必ずだ!
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