賀川浩さんのエピソードに感動した(Sports Graphic Number 774号「ルーキー秘話。」)
![]() | Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 3/24号 [雑誌] 文藝春秋 2011-03-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
![]() | Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 3/24号 [雑誌] 文藝春秋 2011-03-10 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最近、言葉が見つからないことが多くて困る。 ああいや、歳を取ったという話ではなくて。 色んな人が辛い状況に面しているのが何かを通して見えているのだけど、かける言葉が見つからないというような。 僕は別に文筆家でもグルメレポーターでもないので、 言葉が見つからないことに特別に危機感を覚えるということはないのだけれど、でもそういうことじゃなくて、 声を掛けたいのに掛けられないもどかしさ。考えれば考えるほど言葉が出てこない。 書いては消し。消しては書き。 言葉が無くても思いやってあげられる距離なら良いんだけど、 何らかの事情があって画面越しになってしまう場合には、やっぱり言葉がなければダメで。 その状況では、言葉が見つからないことはすなわち「リアクション無し」になってしまうわけで… 力になってあげたくてもどうやって力になってあげたらいいかわかんない。 やっぱり歳を取ったという話なのかな。 グダグダ考えないで、相手が怒っても良いからスパッと言葉にしてみたら案外気持ちが届くのかも。 大丈夫じゃないだろうと思っても「大丈夫?」と声を掛けてあげることが、とか、 既に十分頑張ってると解ってても「頑張れ」「頑張ろう」とか。 何も考えていなければ、逆に上手く転がるのかも知れない。 わかんない。
![]() | 京セラ ロールシャープナー RS-20BK(N)![]() 京セラ 売り上げランキング : 1396 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
何も出来ない自分が?いやいや。 特殊能力も何もない自分が何も出来ないのはもう諦めてますよ。 元看護師の友人でさえ、「今行っても邪魔なだけだから自分の仕事しとけ」といわれてる中で、自分じゃね。 むしろ僕ら技術者がやるべきは、ゆーすけべーさんや弾小飼さんみたいな方向だろうと思います。 Twitterの#anpiに投稿されたツイートを元に安否確認リストを作成、提供する「anpiレポート」 – ゆーすけべー日記 祈りの画像を集めたPicPrayを作ってみた – ゆーすけべー日記 404 Blog Not Found:東日本大震災 – 東電停電ファインダー for 2011.03.15~ んで、なにが「ふがいねー」かというとですね、あまりに地震のことに気持ちを引っ張られすぎているので、 少し冷静になって日常生活を過ごしながら出来る範囲で…なんつて思っていて、エントリ書いて、 日常に戻りました。 – nplll いろいろ考えてたんですけど、できねー。 気がついたら震災や地震のことばっかり書いて、ツイートして、ブクマしてんの。それ一色なの。 そんなんしたいと思ってるわけじゃないんだけどなぁ…やっぱりどこか焦ってるんだろうな。 静岡のこともあるし…当たり前なんだけど… わざわざ表現しなくたって、自分の中で被災地に心を痛め、静岡の実家を心配しているのは変わらないわけだから、 そのことだけにとらわれるべきじゃないなぁと思っているのだけど、どうもね。 なんかそれがふがいねーとおもって。中途半端じゃん。なんか。 僕の中では震災のことだけに集中してしまうのも、ことさら日常を強調してそれを避けてしまうのも違うと思っていて、 出来るだけバランス良く過ごしていたいと思ってるんだけど、難しい。存外に。 それがなんかねー悔しいんだよね。負けた気がする。何に?いやそれはわからんけど。 ちくしょう。 いや、まけねー
「電力ヤバイ」って言われてるけど、実際問題どうなのか少し調べてまとめてみる。 東京電力と東北電力。
各地で凄い勢いで寄付が集まったり、支援が企画されたり、節電が実施されたりしてるけど、 意識しておきたいことはこれってここ1週間とかそういう話じゃないって事だと思うんだ。 全体的に、超持久戦の様相を呈してきたと。 停電ひとつ取ってみても、これが解消されるのは普通に考えて何ヶ月か先になるはずで、 現在の東京電力の取り組みを批判する余裕があるのなら、 現在に合わせた日常を模索する方がよほど現実的だと思う。 不便でストレスフルなのは解るけれども、 今我慢すれば明日にはどうにかなるという程度の問題じゃないんだ。 首都圏は今後何ヶ月間か、原子力発電所のどれかが復旧するまでは現在の状況が続く。 正直、長丁場だと思うんだ。 事態は、早急に良くなんかならない。 被災者の方は本当に大変だと思うけど、 僕ら被災者じゃない人間もそれを粘り強く意識していく必要があって、 だからこその日常だと思う。何かをしなくてはいけないが、 何も出来ない自分という焦燥は十分に理解できて、僕自身もそう感じているけれど、 現実的な話をしよう。 僕らに出来ることは、今は何もない。それを受け入れよう。 僕らに科された役目は「特効薬」ではなく、今後長く続く状況に対して辛抱強く支えていくことだ。 そういう覚悟が僕らにも求められているんじゃないか。 ごめん、阪神大震災の時にはそこまで解らなかったよ。 新潟中越地震のときも、そこまでは意識できなかった。 正直遅いかも知れないけど、でも今は解るよ。
これまで法人窓口しかありませんでしたが、個人でも寄付できるようになったようです。 寄付方法は、「郵便局・ゆうちょ銀行」か「クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easy」で、 「クレジットカード・コンビニエンスストア・Pay-easy」の場合は2000円以上からの受付。 希望すれば受領証も発行されます。
「寄付したいがどこにしたらいいかわからない」という方はこちらからどうぞ。 【日本赤十字社】寄付・献血・ボランティア|東北関東大震災義援金を受け付けます
色々と考えることはあってツイートしたりもしていたんですけど、 今日出勤途中に思っていたのは、とにかく社会を回して社会全体が被災地を支援できるように、 自分は自分の仕事をしていくしかないということ。 んでmixi開いたらKochang(悪魔の燻製講座の人ね)が、
被災者の方々が一刻でも早く日常に戻れるよう 日本国の産業を回すため、経済を回すため、オレはいつもどおりに仕事して、通常営業するまでだ。と書いてて、うん、そうだと思うのよ。それだって「僕らが今できること」なんでね。 日常、平常って忘れるって事じゃないんだよ。 ずっと頭にあるし、心は痛めてるけど、でもしなくちゃ行けないことはしなくちゃ行けないし。 みんなで全員で深刻に眉を寄せ合ってても事態は良くならないし。 こうして働くことが、色んな面で繋がってると信じてる。 そうそう、募金に対して「使途が解らないからしない」という見解もあるけれど、うん、強制はしません。 僕もいつもの街頭募金には絶対しないけど、今回は別。 必要なときに必要なお金がないことを避けたいので、最悪使われなくても良いと思って募金しました。 その辺りは個人の判断で良いと思います。
いや別に結構どうでもいい話なんですけど。 いつも走ってる8kmコースの最後の1kmなんかでペースを上げて自分を追い込んだりしてるときに思うんですよ。 これって、サド(S)なのかそれともマゾ(M)なのか? よく自分を追い込むトレーニングのことを「体をいじめる」なんて言う表現をするんですけど、 それだけだとどっちかわかんないよねっていう。どっちもある。 多分人によって変わるんだと思うんですが、僕の場合は…やっぱりSでしょうね。 なんというか、その負荷を受けてる自分よりも負荷を掛けてる自分の方に感覚的な主体があって、 しんどい感覚はそのついでみたいな感じ。 結局のところ、何をしているかではなくて、その状況で何を感じているかと言うところで、 SなのかMなのかが分かれるんだろうなぁと思ったり。 よく、表向きの印象だけでSだMだって言っちゃいますけどね。 案外、違ってるかもね。